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7種類の銀たん(1スレ目より) 407 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/04/29(土) 21 18 38 ID ??? どの銀たんが食べたい? 1:お寝坊してトーストかじりつきながら走る高校生銀たん(角でぶつかった男の子と恋に落ちちゃうよ) 2:花の蜜を吸っちゃうフェアリー銀たん(てのひらにのっちゃうよ) 3:神様に追放されちゃったよ自堕落な堕天使銀たん(翼もがれちゃったよ) 4:男を惑わしちゃうよ淫らな小悪魔銀たん(男の精気が生きる糧だよ) 5:童貞を食い荒らしているよ学園のアイドル銀八たん(保健体育実地しちゃうよ) 6:男に貢がせるのはお手の物だよアバズレ金たん(男と愛とお金が好きだよ) 7:依頼ならなんでもヤっちゃうよ万事屋銀たん(料金次第でマニアックなプレイだってお応えしちゃうよ) 408 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/04/29(土) 21 21 16 ID ??? 14567!(;´д`)ハァハァ 409 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/04/29(土) 21 31 00 ID ??? 童貞を食い荒らす銀タン…!放課後の教室からは毎日銀たんの喘ぎ声が…! あああ調子にのって童貞狩りとかしてたらこわーい先輩達にオイこのアバズレ俺達の相手してみとよみたいに絡まれて数人に囲まれて汚いちんぽしゃぶらされたりズコバコされたり中だしされたり ハァハァハァ 410 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/04/29(土) 21 32 26 ID ??? 7の銀タソを指名したいんですけど。 料金表見せてください。 411 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/04/29(土) 21 41 04 ID ??? 挿入…10万 素股…5万5千円 フェラ…4万(ごっくんしてもらうと更に3万) 69…6万 全身リップ…銀たんにする3万/してもらう6万 ストッキングプレイ…素股4万/挿入9万 延長…15分毎に2万 あとは銀たんの気分次第 売れっ子なので割高です 412 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/04/29(土) 21 45 52 ID ??? ななな中に出してもいいのかな?ハァハァ 銀タソのせせせ精液はお持ち帰りしてもいいですか。ハァハァ 413 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/04/29(土) 21 51 00 ID ??? 中出し/顔射…6万 414 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/04/29(土) 21 55 25 ID ??? 銀たんの気分次第ってのが萌え…! 「いいよ、いいから入れて…!金はいらないから。お前が欲しい…」 イタタ…持病の妄想壁が…イタタタタ 415 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/04/29(土) 21 58 25 ID ??? 銀たんを気持ちよくしてあげられたら少し安くなるし 銀たんが満足しなかったら倍とられますよ 416 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/04/29(土) 22 04 44 ID ??? チ、チューはタダか? 銀たんの唇に吸い付きたい! 小さな舌をべろべろしたい! 甘い唾液を啜りたい! はぁはぁはぁはぁ 417 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/04/29(土) 21 10 34 ID ??? 銀たんを気持ちよくしてあげられたら ほっぺにちゅーしてくれるんですよ
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載ったり載らなかったりするテンプレ ※暗黒期(スパイラル期)の遺物多め。プレ時代のものも多数あり現行のテンプレとしては微妙。 『俺つば』というよりは王スレを楽しむものとしてどうぞ。 6 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/02/22(日) 03 04 39 ID fOTqok2z0○新人さん向け 主人公の通称の由来まとめ( ^ω^)《羽田鷹志》:序盤のくだりがVIPの名スレ『ブーンがいじめにあっていたようです』を彷彿とさせたため。ウエンツ《千歳鷲介》:雑誌での作者コメントから、芸人で例えるなら出川哲郎やウエンツ瑛士だと判断されたため。チンピラ《成田隼人》:威丈高な物言いが『Inclusion』のチンピラ(と呼ばれる主人公)みたいだと指摘されたのが発端。鶴吉《千籐レア鶴吉》:空港名+鳥の名前という法則からスレ住人が勝手に妄想している架空の四章主人公。もし本編に登場したら、みんなで盛大に茶を吹きましょう。とか言ってたら本当に登場しちゃいました。 8 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/02/22(日) 03 05 44 ID fOTqok2z0 ○俺翼スパイラル基礎編 おれつばマダー ↓ も、もうすぐ出ますっ!! ↓ だめえ、出すなら外に……! ↓ りそな「つ、鶴吉くんっ……鶴吉くぅ~ん!」 ↓ 鶴吉「タンポン何使ってる? あ、俺と同じだ!」 ○スパイラル初心者のおともだちへ スパイラルは一字一句たがわずフォーマットに沿っても良いのですが、 流れや空気に応じて一部改変したり、あえて別のスパイラルと混濁させたり、 はたまた全く新しい分岐を作ったりすることが肝要です。 これを怠ると「青葉って誰?→くぜ」のように発展性を失い、スパイラルは死にます。 9 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/02/22(日) 03 06 06 ID fOTqok2z0 次々と生産される、紀奈子驚異のスパイラル! 942 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2006/02/16(木) 02 21 25 ID EXDhVsEv0 91/62/90 エロゲでこの数字はどうなのよ 943 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2006/02/16(木) 02 52 59 ID F6ipkDxsO 生々しくて良い 944 名前:闇夜 ◆PMny/ec3PM 投稿日:2006/02/16(木) 03 37 58 ID HTCMr6Ch0 逆に新鮮( ´ー`) 945 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2006/02/16(木) 08 24 16 ID pBrqbUWu0 誰にも真似できない 951 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2006/02/16(木) 17 08 53 ID gxCAMAZH0 ウエストすげー現実的でワロスwwwwwwww 952 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2006/02/16(木) 19 06 18 ID i0z8VvJc0 幼児体型だからだろ 953 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2006/02/16(木) 23 36 29 ID vRjdjvA90 実際60ちょいってふつうにちょっと細いくらいのレベルだけどね 10 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/02/22(日) 03 06 40 ID fOTqok2z0 957 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2006/02/17(金) 00 38 42 ID Jk4yFG7vO 80年代後半あたりからグラビアアイドル(の事務所)がこぞってサバ読んで、 必死に50台にこだわるから男子中高生に間違った常識が浸透するようになってしまった。 まるで顔射がセックスにおける一般的な行為だと信じて疑わないAV育ちの童貞のようだ。 972 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2006/02/17(金) 19 44 08 ID gcdYi4Pj0 Bが90以上もあって、Wが50cm台だったら逆にキモイ 973 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2006/02/17(金) 20 20 33 ID Jk4yFG7vO おれつば発売後、リアルの女を知らない童貞共が W62にショックを受けて紀奈子をピザ呼ばわりする悪寒 979 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2006/02/17(金) 21 14 15 ID yRxFbMqv0 身長160cm前後の女性のウエスト 50台 ガリガリ。男の目では魅力を感じられない ~63 十分細い。胸が90もあってこの辺なら神クラス ~66 現実的には恐らく最多。大抵あと少し痩せたいって言うが、太って見えないはず ~69 ぽっちゃり。でも実際に見ると許せる程度。女から見るとピザらしい 70~ 全身のバランスによるが、ピザと言われても仕方ない 60 名無しさん@ピンキー sage 2006/04/27(木) 21 54 33 ID w5eyou8i0 俺、952だ 61 闇夜 ◆PMny/ec3PM sage 2006/04/27(木) 22 07 49 ID LGuLH4Ci0 俺、944だ。 そういやラブやんは68だったな。 確かにぽっちゃりという描写がされていたが……ここを見ているのかっ。 62 名無しさん@ピンキー sage 2006/04/27(木) 22 36 55 ID N5Q6EHj50 なんか……デジャヴ? 11 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/02/22(日) 03 07 15 ID fOTqok2z0 し! _ -── ‐- 、 , -─-、 -‐─_ノ ギ エ // ̄> ´  ̄  ̄ `ヽ Y , ´ ). ウ え リ .ロ L_ / / ヽ. エ. | 60 ゲ / ' ' i. ス. マ ま で / / く. ト. ジ で 許 l ,ィ/! / /l/!,l /厶 62 だ さ i ,.lrH‐|'| /‐!-Lハ_ l /-!'|/l /`'メ、_iヽ .!!? よ れ l | |_|_|_|/| / /__!__ |/!トi i/-- 、 レ!/ / ,-- レ、⌒Y⌒ヽ ね る _ゝ|/'/⌒ヽ ヽト、|/ '/ ̄`ヾ 、ヽト、N'/⌒ヾ ,イ ̄`ヾ,ノ! l の 「 .l ′ 「1 /てヽ′| | | 「L! ' i'ひ} リ .は ヽ | ヽ__U, 、ヽ シノ ノ! ! |ヽ_、ソ, ヾシ _ノ _ノ-┐ ,√ !  ̄ リ l !  ̄  ̄ 7/ レ'⌒ヽ/ ! | 〈 _人__人ノ_ i く //!人_,、ノL_,iノ! /! ヽ r─‐- 、 「 L_ヽ r─‐- 、 u ノ/ / / lト、 \ ヽ, -‐┤ ノ ふ 了\ ヽ, -‐┤ //ハ キ { / ヽ,ト、ヽ/!`hノ ). と |/! 「ヽ, `ー /) _ ‐'ハ ャ ヽ/ r-、‐' // / |-‐ く | > / / `'//-‐、 /ハ ハ > /\\// / /ヽ_ !. い ( / / // / `ァ-‐ 'ハ ハ / /! ヽ レ'/ ノ > ' ∠ -‐  ̄ノヽ / { i l ! / フ / -‐ / ̄/〉 〈 \ /!12 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/02/22(日) 03 07 58 ID fOTqok2z0【プレつばハマリ度】LV0 俺唾プレリュード?どうせ体験版だろ? N又なんてどうでもいいよ…LV1 テキストはあんまりSHUFFLEっぽくないな。ってかこのプリンセスなんで佐々留美子じゃないの?LV2 日常シーンは秀逸だな。日和子ってのはなんかツンツンしてて結構いいかも。LV3 日和子って女神じゃね?理想のツンデレキャラって感じ・・・LV4 鳴も小動物みたいでかわいいな。美咲とか京とか紀奈子さんとかコーダインもいい・・・LV5 明日香って他キャラと同じ顔なのにプリンセス扱いされててうぜぇ。明日香死ね!LV6 明日香さま結婚してくれ!LV7 やべぇ明日香さま最高!明日香さまと水さえあれば生きていける!LV8 明日香さまと結婚した!俺は明日香さまと結婚したぞ!!LV9 やっぱLRさんは最高だわMAX 王雀孫ちゃんとちゅっちゅしたいお 6 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/02/27(金) 14 49 14 ID hw5zOVBN0 【俺つばハマリ度・初級】 LV0 俺たちに翼はない?どうせNavelだろ? N又なんてどうでもいいよ… LV1 テキストはあんまりSHUFFLEっぽくないな。ってか森里なんでハブられてんの? LV2 日常シーンは秀逸だな。狩男ってのはなんか結構おもしろいかも。 LV3 狩男ってかっこよくね?理想の兄貴って感じ・・・ LV4 YFBの3馬鹿もいいな。プラチナとかメンマとか咲夜もいい・・・ LV5 カケルってイカレてるのにのに皇帝扱いされててうぜぇ。カケル死ね! LV6 カケル結婚してくれ! LV7 やべぇカケル最高!カケルと水さえあれば生きていける! LV8 カケルと鬼ごっこした!俺はカケルと鬼ごっこしたぞ!! LV9 やっぱ俺たちのハリューは最高だわ MAX 牧師とちゅっちゅしたいお 【俺つばハマリ度・上級】 LV0 俺たちに翼はない?どうせRedBullが翼を授けるんだろ? N又なんてどうでもいいよ…… LV1 テキストそれ散るより王節。ってかタカシ君重すぎだろjk…… LV2 このグレタガルド編は逸脱だな。現実世界はうん、まあ、普通かな。 LV3 聖騎士ホークってかっこよくね?理想の騎士団長って感じ・・・ LV4 ペガサスは良き親友だな。光の矢ヴェルナーとか白き炎アンドレとか疾風の爪牙バルドもいい・・・ LV5 グレタガリ・バーニング縦横微塵斬りー!! LV6 ホーク!ホーク!サー・ホーク!ホーク!ホーク!サー・ホーク! LV7 流石聖騎士ホーク様だ!!ホーク様と水さえあれば生きていける! LV8 ホーク十勇士!ホーク十勇士に選ばれたぞ!! LV9 やっぱりガルーダ卿は最高ですな、もはは、ばふんばふん。 MAX ヨージとちゅっちゅしたいよーうひゃー気持ちいー 11 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/02/14(土) 22 38 07 ID d5qSeyuC0 フハハハハハハ\ シャアオウッ!! / \ ./ フハハハハハハ! \∧∧∧∧/お前は誇りたかい戦士だ フハハハハハハハハハハ < 鳳 > < 予 > フフフ ハハハハハ! < カ > ─────────── < 感 ケ >─────────── カ 妖 フフフフフ .< ル > 電話・・・? ケ 魔 ど 虫 <. !!! .の > ル 王 も け 来 /∨∨∨∨\ ・・・皇帝からだ・・・ ら た ./ クアッ! .\ か / .\ フフフフフ...ハハハハ 名前 コメント
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誕生日(4スレ目・5スレ目より) 924 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/09/29(土) 14 06 28 ID ??? あ、もしもし万事屋ですか? 24時間で銀たんの予約とりたいんですけど 今からだと何ヶ月待ちになりますか? あと1時間半でもいいから誕生日かその前後ってとれませんかね? 925 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/09/29(土) 14 08 10 ID ??? そういえばもうそろそろ銀たんの誕生日 この住人総出で祝ってあげなきゃ 926 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/09/29(土) 21 56 15 ID ??? 誕生日には銀たん自身がケーキ盛りになって 祝いたいものですね 50 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/10/10(水) 00 24 20 ID ??? 銀さんー お誕生日おめでとうw 51 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/10/10(水) 00 35 29 ID ??? 銀たんお誕生日おめでとー! 52 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/10/10(水) 00 39 01 ID ??? つか銀たんの誕生日なのにプレゼントになっちゃったなw 銀たんおめおめ!! 53 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/10/10(水) 01 29 51 ID ??? 銀たんおめ! さっき万事屋の前を通りかかったら扉が壊れてたよ 銀たん誰にやられちゃってるのかな 54 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/10/10(水) 01 34 53 ID ??? ぐあ、乗り遅れた 銀たん誕生日オメ! さて…銀たんのデコレーション作業に移ろうかハァハァ 55 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/10/10(水) 01 48 04 ID ??? 54 仲間にいれてくれせめてB地区に苺を乗せる 作業だけでも 56 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/10/10(水) 02 34 22 ID ??? 55 それは俺のイチゴだとそこの警官が言ってました 43 見てきたけど明らかに大多数の人間が入った後だった 今頃あんなことやそんなことが中で繰り広げられてるのか…娘を道場に避難させて良かったね銀さん 57 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/10/10(水) 02 37 11 ID ??? 原作でもいつか誕生日ネタとかやってくれないかなーと思いつつ 銀たん何歳になったんだろ、永遠の20代美しいよ銀たん 生クリームのかかったBポイントをくりくりしてあげたい 58 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/10/10(水) 02 53 38 ID ??? 56 銀時の今日の相手は俺だと戦艦に乗った隻眼が連れ去っていったよ いま坂本が頑張って追いかけてる 59 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/10/10(水) 03 25 49 ID ??? そこを後ろから真選組一派が追いかけてきて、争奪戦を繰り広げた挙句 ちゃっかり全員を押しのけて定春がさらって行きました 自分大穴でマダ銀好きなんだけど、この超人達の銀たん争奪戦だとマダオの出る幕は無さそうだ…ww 60 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/10/10(水) 04 09 57 ID ??? いやいや、漁夫の利を狙う感じでいくぞ 銀たんにケーキを差し出しておめでとうを言った場合 1、ゆるーい顔でクールに嬉しがる大人タイプ 2、初めは素直じゃないツンだけど段々しおらしくなるデレタイプ 3、お客にはそれとなく対応して本命だけにはデレッデレになる金たんタイプ 4、寧ろ自分からクリーム塗りつけて誘っちゃうタイプ こんな時間なのに色々妄想して萌えが止まらなくなってきた(*´д`*)ハァハァ 61 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/10/10(水) 04 30 39 ID ??? こんな時間だからこそ妄想が止まらないんですよ 今頃銀さん誰とヤッて…じゃねーや誰に祝って貰ってるのかね 62 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/10/10(水) 06 44 37 ID ??? 59 マダ銀いいのだけど、いかんせん戦闘能力が… 夜の性戦は最強ぽいのだけどね 64 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/10/10(水) 11 05 52 ID ??? 口の回りに一杯クリームを付けてむさぼる 銀さんを愛でたい 65 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/10/10(水) 12 44 11 ID ??? 生クリームついてるぞ、とか何とか言って生クリームプレイに持ち込む絶好のチャンスですねハァハァ ちょっと真選組から手錠と攘夷から荒縄借りて来ますハァハァ 皆で銀たんを愛でるのだ 67 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/10/10(水) 13 09 48 ID ??? 65 手錠をかりると もれなく鼻息の荒い人達もついてきます 68 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/10/10(水) 13 11 49 ID ??? さっき銀たんをフルーツと生クリームで翻弄してきました 抜け駆けすまん>< それにしてもこれだけ甘味物が似合う成人男性も珍しい 銀たん可愛いよ銀たん 69 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/10/10(水) 14 36 17 ID ??? そういや髪が長くて白いオバQみたいなの連れた人が 近くの駄菓子屋でんまい棒チョコバー大量に買い込んでたよ 70 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/10/10(水) 15 49 46 ID ??? 68 しかもパフェが似合う成人男性 72 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/10/10(水) 16 41 40 ID ??? 69 箱買いしている勢いだな 73 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/10/10(水) 17 18 32 ID ??? 誕生日だしいくらでも食べると良いよ こっちはお腹一杯になった銀さんが眠りについてからが本番ですから ハアハア 75 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/10/10(水) 18 48 16 ID ??? 銀ちゃんおめでとう! ケーキ食べこぼして、口のまわりをペロッと舐めるえろい銀ちゃんが見たいww 76 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/10/10(水) 19 42 54 ID ??? さっき パフェをうれしそうに食べていて 胸元から服の中へ苺が転がって行って あたふたする銀さんの姿を見たよ 78 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/10/10(水) 20 29 06 ID ??? 76 手を突っ込んでまさぐりたい…! あ、ごめん銀たん 苺と間違えて別の場所を摘んでしまった(;*´Д`) 80 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/10/10(水) 22 24 35 ID ??? 銀たんの身体に生クリームを塗りたくる役は俺に任せろ! 81 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/10/10(水) 22 31 04 ID ??? 銀たんおめw 80 じゃあ舐める役は俺に任せろ! 82 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/10/10(水) 22 31 19 ID ??? バナナと間違えて銀たんの大事な所を触ってしまったら 頬赤らめてハァハァ喘ぎ始めてしまいました(*´Д`*)萌える 83 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/10/10(水) 23 57 12 ID ??? 日付が変わる瞬間を狙って新たなバトルが繰り広げられてるよ 当の銀さんはさすがに大多数相手して限界が来たのかな 可愛い寝顔をさらしてるよ…辛抱たまらんぜ 84 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/10/11(木) 04 46 41 ID ??? 83 いっぱい色々な大きさのバナナと格闘していたから 疲れたのだな 86 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/10/11(木) 11 42 31 ID ??? 全身甘い香りを漂わせてる銀たん、お風呂に連れて行ってあげよう 87 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/10/11(木) 12 09 00 ID ??? 86 苺の匂いがする成人男性(*゚∀゚)=3ムッハァー 88 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/10/11(木) 13 00 20 ID ??? 風呂にカメラ仕掛けてきましたハアハア 洗うのは腕からかな足からかな…というか風呂の間は辰巳回の髪の濡れた銀さん状態なんだよな? 色んな意味でやべーよ
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601 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/31(月) 19 44 32 ID mHzd0mal なんつーかこれ俺の急所にあたってたまらないんだがwww GJ 602 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/31(月) 20 26 27 ID UM8F8DbA 投下乙であります。 怖ええええええええええええ!! 先輩といい綾緒といいなんかもう病みが深くなりすぎて良い意味で怖くて怖くてたまらないんですが。 朝歌派としては果たして朝歌が傍観者で終えるのか、最後の最後に牙を剥くのかが楽しみです。 603 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/31(月) 20 31 01 ID OWcQZZ6f ただただ私はいう。 素晴らしいと。 604 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/31(月) 20 39 37 ID 7WOvt1eO >>598 God Job! >>601 おティンティンにクリティカルヒットするんですね、わかります 605 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/31(月) 21 15 03 ID OhdLDIr1 GJ! 俺も朝歌派だからなぁ… 続きwktk 606 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/31(月) 22 10 24 ID eFia5zsl 綾緒派だけど今回で初めて朝歌に萌えた。 >「私を叩くのは構いません。ですが、兄に手を上げるなら話は別です」 この台詞とかすごく(・∀・)イイ!! 607 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/31(月) 23 02 48 ID RugEicNh GJ! だけど朝歌派としてはこの先の展開が不安過ぎる キモウトスレの朝歌とはパラレルワールドの可能性もあるけど 608 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/31(月) 23 08 55 ID /A1foQ6v 598 相も変わらず野GJでした。 続きものんびりと待ってます。 保管庫の中の人の仕事ぶりには本当に脱帽。もうほトトギすが 掲載されているし。いつも本当に乙です。 これからもどうぞよろしくです。 609 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/01(火) 03 27 03 ID S2sX103B ようやく、ようやく一ツ橋の病みが見れた 彼女には聖域でいてほしかった気もするけど、やっぱ嬉しい 610 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/01(火) 04 46 31 ID 2IkzQAS0 朝歌が良すぎるんだが…なんつーかここまで気に入るとは思わなんだ。 なんか呼び方もお兄ちゃん固定になってるしだんだん病んできたのかとwktkしてます。 611 名前: ◆wzYAo8XQT. [sage] 投稿日:2008/04/01(火) 13 45 28 ID ovaSZsBM 結構間が空いてしまいましたが、これから投下します ヤンデレになるのはいつの日になることやらか…… 612 名前:ぽけもん 黒 鳥と草むら ◆wzYAo8XQT. [sage] 投稿日:2008/04/01(火) 13 46 56 ID ovaSZsBM 僕達は他愛の無い話をしながら歩き――話の内容は本当にただの世間話だったが、彼女の口調は強いものの、ちゃんと会話が成立した。 つまり話もしたくないほど僕を嫌っているというわけじゃないようだということが確認でき、少し安心した――、町のはずれの草むらの前に着いた。 人間の子供は皆、危険だから町からは絶対に出ちゃダメ! もし草むらに入ったりしたらこわーいポケモンにさらわれちゃうわよ! と親から耳にたこができるほど言われたものだ。無論、僕も例外ではなかった。 ポケモンも子供は同様だろう。田舎町だからあまり危険なポケモンはいないとはいえ、もしいきなり複数の大きなポケモンに襲われたら逃げることもままならないだろう。 少し不安になって、香草さんに話しかける。 「えーっと、これから草むらに入るわけだけど、大丈夫だよね?」 「私を誰だと思ってるの? エリートなのよ? その辺の雑魚なんか相手にもならないんだから」 彼女は胸を張り、自信満々に答えた。 エリートとは。確かに彼女は御三家と呼ばれることもあるあのメガニウム系の純系のように見える。もしかしたら、それなりに良家のお嬢様だったりするのだろうか。 「それは頼もしいね」 「当たり前でしょ! 弱い人間なんかと訳が違うんだから!」 むむ、中々に聞き捨てなら無い発言が。やはり彼女は差別主義者なのだろうか。先ほど覚えた僅かな安心がすぐに不安に覆い隠される。 彼女はそういうと、僕の不安をよそに足早に草むらに分け入った。僕も慌てて彼女の後を追った。 しばらくはただの虫かねずみくらいしかいなかった。あれだけ危険と言われていた草むらなのに、町の中の草むらと変わらぬあまりの平穏さに拍子抜けしてしまった。 しかし、油断したのがまずかった。僕は何かの羽音を聞いたかと思うと、次の瞬間には地面にねじ伏せられていた。 「うわぁ!」 「何!? 鳥ポケモンじゃない!」 「当面の食べ物ゲットですー」 聞こえてきたのは香草さんの慌てた声と、間延びした可愛らしい女の子の声。 背中にしっかりと感じる重さと香草さんの言葉の意味。 つまり僕は、鳥ポケモンに背後から飛び掛られたのだろう。 いや、そんな冷静に分析してる場合じゃないぞ! あまりに暢気な口調だからついつい油断してしまうが、よく考えれば食べ物ゲットとか不穏な台詞が聞こえたぞ! もしかしてこのままさらわれてそのまま……うわあああああ!! まずい、それはまずいぞ! 「た、助けてー!」 僕は必死に手足をバタバタと動かし暴れる。しかしびくともしない。 「落ち着きなさい! 『蔓の鞭!』」 香草さんの大声の後、何かが空気を裂く音が聞こえ、僕の背中が軽くなった。 急いで飛び起きると、香草さん手首の辺りから指くらいの太さの濃緑の蔓が飛び出していた。 後ろを向けば深い茶髪と鋭い黒い目をした、全身が卵色の羽毛に包まれている、腕が翼になっている少女がいた。 鉤爪になっている赤褐色の右足と左の翼を蔓で絡めとられている。 そして……なんと言ったらいいのか……服を着ていない。 これは……ピジョット系の子供かな? 翼の表地が見えればそうだと断定できるんだけども。 「『風起こし』ですー!」 と、ぼんやりしていたら、彼女は激しく羽ばたき始め、瞬間突風が巻き起こった。 「うわあああ!」 「きゃああああああああ!」 僕は再び地面に這い蹲り、香草さんは蔓が千切られた上に数メートル飛ばされた。 子供とはいえ鳥ポケモン。草タイプでは相性が悪い。 ならばやはり、僕のやるべきことは一つだろう。 僕は立ち上がると、リュックを下ろし、そして走って彼女に飛び掛った。 「きゃあ! な、なにするですー!」 彼女は油断していたのか、あっさりと僕に押し倒された。そして当然慌てて僕をどかそうと暴れる。 翼で叩かれる背中が痛い。こんなにあっさりいくんだったらリュック下ろさなかったらよかったな。しかし頭一つ分も小さい彼女では僕をどかすことは出来ない。 「あのさ! 僕とパートナー契約しない!」 僕はバサバサという騒音に負けないように、声を張り上げて言った。 それを聞いた彼女の攻撃の手が少し弱まった。 613 名前:ぽけもん 黒 鳥と草むら ◆wzYAo8XQT. [sage] 投稿日:2008/04/01(火) 13 47 23 ID ovaSZsBM 「ぱぁとなぁけいやく? それ食べれるですぅ?」 彼女はキョトンとして僕を見つめる。正直、かなりこれはやばい。主に僕の理性的な問題で。 「食べれないけど、食べ物は保障するよ!」 「本当です? ならするですー!」 そう言って、彼女は拍子抜けするくらいあっさりと攻撃の手を止めた。満面の笑みとともに。 「ありがとう! これからよろしくね!」 僕は彼女の上からどけ――少し彼女の感触が名残惜しかったが――、彼女の翼をとって起こした。 さて、これからが問題だ。 後ろを向けば、ちょうど香草さんが上体を起こしたところだった。 ああ、赤い双眸が彼女の憤怒の表情によく栄える。 「は、話聞こえてたよね? そういうことだからさ、お、落ち着いて」 「黙りなさい」 音量は小さいが、その声はどんな怒声にも劣らぬ迫力を持っている。 予想よりも遥かにまずい事態だ。 「落ち着こう! とりあえず落ち着い」 「黙れ!」 それ自体で空気を裂けるような、鋭く尖った大音声が発せられた。 僕と彼女のビクンッと体を竦ませる。 「たかが……たかが小鳥の……それも低脳な野生のポケモンの分際で……よくもこの私に傷を負わせてくれたわね……! 殺す……殺してやる!」 彼女は立ち上がると共に、両の手首から十本近い数の蔦を出した。 あの鳥ポケモンは僕を殺して食べようとしていたみたいだから正当防衛が成立しなくもないだろうけど、今の香草さんに、そこまでの理性的思考が出来ているとは思えない。 「話を聞いてよ!」 ああダメだ、彼女は完全に聞く耳を持っていない。 しょうがない、こんなことに使うことになるなんて思ってもなかったが……。 「ええと、僕はゴールド。君、名前は?」 僕は背後の彼女に呼びかける。 「はい! ポポというです!」 「ポポさん、少しの間だけ、なんとかあいつから逃げてくれ」 僕はそう彼女――ポポに指示すると、自身はバッグに向けて走りだした。 僕のバッグに入っている奥の手を使うために。 ポケモン商品で業界最大手であるシルフスコープ社製の眠り粉。 あたれば九割以上の確率で相手を眠りに落とす。僕が野生のポケモンから逃げるために用意した最後の手段だ。それをまさかこんな形で使うことになろうとは。 僕が走り出した後、すぐにバサバサという羽音が聞こえた。 ナイス判断だ、ポポ。 あの数の蔦では地面を走るという2Dの動きではすぐに捕らえられてしまうだろうが、空を飛ぶという3Dの動きでは捕まえるのは容易ではないはずだ。 その様子を確認しようと顔を上げる。 その瞬間、僕の脳に衝撃が走った。 速い! 香草さんの蔦はそれぞれが意思を持っているかのようにそれぞれが独立して無軌道に動き回っていて、しかもその速度は風圧だけで草が薙げるほどのものだ。 一方のポポも、複雑な軌道を描いて飛び回っていて、あたりそうで中々あたらない、という絶妙な距離をとっていた。どうしても避けられないものは翼で起こした風で切り裂いている。 二人のレベルの高さに驚かされる。 こういっては何だが、普通に町で暮らしているポケモンとは格が違う。 と、彼女らのバトルに見とれている場合ではない。 今僕は観客ではなく選手なのだから。 僕は大回りに彼女の後ろまで回りこむと、そのままそろそろと彼女に近づいていく。 幸いにも彼女は自らの蔦を捌くので精一杯で、周囲に対しては気が回っていないようだ。 「えいっ!」 僕は一気に彼女に接近すると、彼女の頭上で眠り粉をぶちまけた。 振り向いた彼女と視線が合った、と思った次の瞬間には、僕は地面に横たわっていた。 同時に、全身を強い痛みが襲う。 痛みに耐え、なんとか目を開くと、数メートル先に僕を見下ろしている香草さんがいた。 振り向きざまに何かされたのだろうけど、何をされたかすら分からない。 彼女は一歩、また一歩と僕の方に歩いてくる。 614 名前:ぽけもん 黒 鳥と草むら ◆wzYAo8XQT. [sage] 投稿日:2008/04/01(火) 13 48 16 ID ovaSZsBM 背筋に寒いものが走った。全身の痛みは引いてきていたが、腹部の痛みだけは引くどころかいっそう強く主張してくる。そのせいで、体が強張って立つことすらままならない。逃げることなんて出来るはずもない。 彼女は僕の足元まで来ると歩みを止めて、何かを言おうとしているのか、口を開いた。 が、口は言葉を紡ぐことなく、そのまま彼女は僕の上にダイブした。 「……………………!」 僕の腹部に彼女の腕が勢いよくめり込み、僕は言葉にならない悲鳴を上げた。そして、そのまま意識を飛ばされた。 ―――――――――――――――――――――― 目を開けると、僅かな光が感じ取れるのみだった。 日暮れか明け方か。いずれにせよ、太陽の姿は見えなかった。 暫し待つと、脳と視界にかかってた靄は晴れてきた。 現状を確認しようと上体を起こそうとして気づいた。 僕の上には、まだ香草さんが乗ったままだった。 よく考えてみれば、眠り粉は二十回分以上あったはずだもんなあ。それを一度に、それももろに受けて、なおかつ強い刺激が与えられなければしばらく意識を覚ましていなくても不思議はない。 それでも、まだ香草さんが寝てるってことはその日の内ってことだろう。 つまり、今は日暮れの時間であり、僕は数時間ほど気絶していたみたいだ。 「香草さん、起きて」 香草さんの肩を揺する。 程なくして彼女は意識を取り戻した。 無言でコシコシと目をこすると、再び僕の上に倒れこんだ。 「……暗い」 先ほどまで辺りを僅かに照らしていた残光はもうなく、光源といえば星明りくらいしかなくなっている。つまり、彼女にとってしてみれば、もう休眠の時間なのだろう。 しかしそれでは僕が困る。 というわけで、僕は彼女を僕の上から下ろすと、目を凝らしてなんとかリュックを見つけ、そして中から野営用の道具を取り出した。 固形燃料に火をつけ、辺りにあった枯れ草や枯れ木を集めて火を起こす。野生のポケモンや害虫に対する対策と、料理のためだ。火の上に水筒の水を移したなべをくべた。 「ゴールド、目を覚ましたです?」 何を食べようかとリュックの中をあさっていると、上からバサバサという羽音と共にポポが降りてきた。 「ポポ! 一体どこ行ってたんだ?」 僕が目を覚まして以来姿が見えなかったから、あの騒ぎで怯えて逃げてしまったかと思っていた。 「ポポ、空から二人見てたですー。そしたら暗くなって降りられなくなったですー」 そうか、野生のポケモンに襲われることの無いように見張ってくれてたのか。でも日が暮れてしまうと鳥目だから、何も見えなくなってしまって途方にくれてた、って時に僕が焚き火をして、それを目印に降りてきたって訳か。おかしくて僕はクスクスと笑ってしまった。 「そうなんだ、ありがとう。ところでお腹減ってるよね、何食べる? 人間の肉はさすがに無いけどさ」 「人間? ポポは人間なんか食べたりしないです! パンなら食べるです!」 ポポは翼をパタパタさせて抗議する。 「でも、僕に飛び掛って『食べ物ゲット』とか言ってなかった?」 僕はパンの缶詰を開封して、彼女に手渡しながら問う。 「それは、大きなリュック背負ってる人間はみんな食べ物持ってるからですー」 ああ! そういうことか! 彼女の狙いば僕じゃなくて僕の持ってるリュックだったのか! はあ、そりゃそうだよな。そもそもポポは人を裂けるほど鋭い鉤爪を持っているわけでもないし、人を食いちぎれるほど立派な牙を持っているわけでもない。よく考えれば人間を食うために襲うわけがない。 急に気が抜けてしまった。いや、ちょっと前までは気どころか意識さえ抜けていた訳だけれども。 「なぁに? 騒がしいわね……」 香草さんがこの騒ぎで起きたみたいだ。ちょうどいい、説明してしまおう。 「いやあ、実はかくかく」 「しかじかというわけなんですー」 「……なにそれ。どうしてそんなこと」 今の彼女はそもそもが感情の起伏に乏しく、僕達の話を聞いて何を思ったかがまったく分からない。昼間の元気すぎるのも困り者だが、こういうときはあまりに元気がなさ過ぎるのも困り者だ。 615 名前:ぽけもん 黒 鳥と草むら ◆wzYAo8XQT. [sage] 投稿日:2008/04/01(火) 13 49 36 ID ovaSZsBM 「説明したとおりさ。ポポにはなんの問題もないわけだし。あ、香草さんはパンと御飯どっちがいい?」 「……パン」 僕がパンの缶詰を手わたすと、彼女は無言で開け、そのまま黙々と食べだした。 僕もパンの缶詰を開け、食べると、沸いたお湯でインスタントのスープを作り皆に配った。 それを食べ終えると、ポポはすぐに寝てしまった。鳥ポケモンの大半は基本的に朝型だから無理も無い。 「……歯磨きたいんだけど」 一方の香草さんは、朝型とはいえ衛生状況を気にかけるくらいの余裕はあるようだ。 「はい」 「……なにこれ?」 「知らない? シルフスコープ社製の『キシリトール配合メタモンガム』。五分くらい噛んでると歯を磨いたのと同じ効果があるとか」 「……知ってるわよ。私は歯を磨きたいって言ったんだけど」 「しょうがないじゃないか、水は貴重なんだから。吉野町に着くまでどれくらいかかるか分からないし」 彼女はしばらく不服そうにメタモンガムを眺めていたが、諦めたようにため息を一つ吐くと、包装を向いて噛みだした。 僕もメタモンガムを噛みながら、寝袋を取り出すと、一つを彼女に手渡した。 二人のガムを噛むクチャクチャという音だけが沈黙を埋めていた。 しばらくして二人ともガムを口からだし、包装に包んでリュックのゴミスペースに入れた。 僕はその後寝袋に包まり、ボーっと空を眺めていた。 野外で寝て空を眺めるなんていつ以来だろうか。 「ねえ……起きてる?」 僕のそんな懐古は、香草さんの呼びかけによって中断された。 「起きてるよ。どうかした?」 「……どうしてあんな子と契約するの?」 僕はつい吐きそうになったため息を慌てて飲み込んだ。まだ引きずっていたのか。 「さっきも言っただろ? 彼女には何の問題もないんだから」 それに香草さんに石英高原で四天王を倒して殿堂入りまで旅をする気があるように思えない、ということは言わなかった。 「私一人だと不安なの?」 言い切ってからでよかった。言葉の途中に挟まれたなら確実に言葉に詰まってしまっただろうから。 この言葉はある意味、核心を突いている。 「私、強いのよ? ……誰にだって、絶対に負けないんだから」 「強くたってタイプの相性とかあるだろ? やっぱりそれをカバーする仲間が」 「相性なんて関係ないわ。どんな相手だって、私は負けない」 凛とした強い言葉だった。僕は言葉を失ってしまった。 これで分かった。彼女は人間を差別しているわけではない。自分の種族以外の全てを差別しているのだ。自分の種族に対する圧倒的なプライドが拗れた形、か。 後はそのままずっと無言だった。 聞こえる音は虫の鳴き声と香草さんの息の音と、時々聞こえてくるポポの寝言だけ。 あまりの静けさにそのままうとうとしてしまった。 慌てて、なんとか意識を覚醒させ、そのまま寝袋から抜け出した。 必ず一人は火の番が必要だ。でも、香草さんはポポには出来そうもない。今日はとりあえず僕がやるとして、明日からどうしようか。 僕は一つため息を吐くと、近くの木の根元に、木を背もたれにして、火のほうを向いて座り込んだ。この姿勢なら負担も少ないし、うとうとすることはあるだろうが火が消えたり燃え広がったりしていないことの確認くらいは出来るだろう。 上着をペロンとまくってみる。予想通り、腹部には大きな青あざが出来ていた。 はあ、ともう一つため息を吐く。前途多難どころじゃないぞ、これは。 これからどうしようか。 そんなとりとめも無いことを考えたり、小さくなった焚き火に枝を放り込んだり、うとうとしたりしながら、僕は夜をすごしていった。 616 名前: ◆wzYAo8XQT. [sage] 投稿日:2008/04/01(火) 13 50 22 ID ovaSZsBM 今回の分は投下終了です 617 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/01(火) 14 17 55 ID bnS9KDIk 616 GJ! 楽しみがまた増えたよ 618 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/01(火) 15 28 29 ID Uo1UDhti 616 GJ! wktkが止まらないw 619 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/01(火) 17 02 09 ID w6yDn/QG 616 ポケモンを一度もまともに観たことのない俺がGJをお贈りします。 放送はごらんのスポンサーの提供でした 620 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/01(火) 17 28 54 ID Ki2bDz1l 616 GJ! ところどころに小ネタが織り込まれていて素晴らしかった。 621 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/01(火) 22 22 35 ID OycTah3d 616 GJ!チコ可愛いよチコ そして……なんと言ったらいいのか……服を着ていない。 その発想は無かったわ ということは 最終的にはゴールドは六人のヤンデレ娘に囲まれながら 老若男女問わず全裸のポケモンが跋扈するカオスワールドを 冒険するわけですね! 622 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2008/04/01(火) 22 51 24 ID QCPgck/h part14からの今北産業なんだが この板のレベルすごいな 623 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/01(火) 23 48 34 ID wekgogX/ 無形氏が来ていた…だと…? 一日遅れだが乙です! 624 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/02(水) 00 20 13 ID SgQ5+kb7 朝歌は徳川家康ということですね、わかります 625 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/02(水) 01 25 37 ID hKolcGLT 誰か甘えん坊なヤンデレを書いて俺を殺してくれ… 626 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/02(水) 02 02 06 ID qf1e772I 「625お兄ちゃん…625お兄ちゃん…」 夜、寝ているとふと妹の声が聞こえた。…またか? もそもそとベットから這い出て部屋のドアを開けるとそこにはぬいぐるみを持ってべそをかいた妹。 「どうしたんだい?」 「ひっく、ひっく、625お兄ちゃんごめんなさい…こわいゆめ見たの…ひっく」 「そうまた見たのか、よしお兄ちゃんが寝付くまで手を握っててあげよう」 「ひっく、ありがとう625お兄ちゃん♪」 ニコッ とべそをかきながらも笑った妹を部屋に入れて一緒にベッドに入る。 こうやって泣き虫の妹と一緒に寝るのはいつものことだ。 だから俺は妹がぬいぐるみの中に隠したものに気がつかなかった… 「お兄ちゃん…まだ起きてる?」 「ん…なんだい?」 「あたしが見たこわいゆめってね、お兄ちゃんがしらない女の人とけっこんして、 あたしのこときらいになるゆめだったの…」 「そうか…大丈夫、お兄ちゃんはおまえが一人立ちするまで一緒に居るよ」 「ほんとう?ほんとうのほんとうに?」 「ああ、本当だ。だから今日はもう寝ような」 「ううん、言質が取れたから寝る前にやることができよ」 「やること…?」 「えへへ、あたしと一緒に居てくれるんだよね? あんな恋人気取りの雌豚のところには行かないんだよね? ずっとあたしの、あたしだけのものになってくれるんだよね?」 なんだ、この空気は…!?うぁぁぁあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!! く、首に、首になにか、さ、刺さって、刺さってる!!いだだだだだだだあ゛あ゛ぁぁあ゛あ゛!! 「えへへへへ、本できちんと調べたんだよ。 首のうしろのここにある神経を破壊すれば人間って半身不随になるってね。 大丈夫大丈夫。刺したのは特注の畳針だから傷穴は小さいし血もすぐ止まるよ♪ …625お兄ちゃん?ねぇ、眼を開けてよっ!半身が不随になるだけだよ?殺すつもりはないんだよ?」 625お兄ちゃん!625お兄ちゃん!625お兄ちゃん!625お兄ちゃん!625お兄ちゃん!」 こうして 625は死んでしまった。 だが彼は幸せなのだろう。 627 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/02(水) 08 17 46 ID UQo+fRay 616 GJ。 ただ、時々出て来る社名はシルフカンパニーじゃなかったっけ? 作品内での名前はシルフスコープ社って事になってるんだったら、申し訳ない。 628 名前: ◆wzYAo8XQT. [sage] 投稿日:2008/04/02(水) 10 40 39 ID 8xO1p88/ 627 うへあ うっかりしてました 次回からはちゃんと直しときます 629 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/02(水) 18 31 43 ID kZ6tv3L3 http //yaruomatome.blog10.fc2.com/blog-entry-185.html 630 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2008/04/02(水) 21 52 47 ID 59IWgLj2 世にもに割りと王道なヤンデレ女がwww 631 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/02(水) 21 55 45 ID C0e03Pdm フジテレビwwww 632 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/02(水) 21 57 27 ID zgyUsCaV 3次元に萌えたの初めてww 633 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/02(水) 21 59 34 ID w2+U9/hF 戸田恵梨香かわええwwwwww 修羅場のとことかマジ最高wwwwww 634 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/02(水) 23 03 16 ID ECKwon3q どんな内容だったんだ? 635 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/02(水) 23 09 42 ID zgyUsCaV ヤンデレ分の所だけを言うと 男に弁当作ったりして恋人ですよみたいな流れだったんだが 実はストーカーでしたみたいな? 最後は多分男と彼女がそのストーカーに刺されて終わり …説明下手ですみませんorz 636 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/02(水) 23 11 25 ID 3mWrsdIG 629 前から思ってたんだがこれ正直ただの釣りだろ 637 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/02(水) 23 26 21 ID SgQ5+kb7 釣りと創作と人を楽しませるという点で何が違うというのかね 638 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/02(水) 23 36 01 ID HKRg4PH9 いや、キモいだろ?戸田恵梨香棒読みだし、何より三次元でやるとただムカつくだけだ。と姉と共に話し合っていました。 639 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/03(木) 00 32 49 ID t2lhbXSd 638 姉・・・? 640 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/03(木) 00 35 20 ID TCdknWxx 637 632みたいなのが出てくるから言っただけ 641 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/03(木) 00 54 43 ID K8IBNpac 嘘つき自重。俺640じゃねぇwwww 642 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/03(木) 00 59 11 ID K8IBNpac ちなみに姉は腐女子じゃないからな 643 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/03(木) 01 00 54 ID 3ShlSqq5 どうでもいい 644 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/03(木) 02 10 59 ID eaND1FtN 綺麗だったよ 645 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/03(木) 10 59 06 ID kXpaUr/r どうでもいい 646 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/03(木) 12 36 44 ID 2JA/jQ1t (ドラマ) 世にも奇妙な物語 2008-04-02 春の特別編 「これ #8230; #8230;見て #8230; #8230;」 戸田恵梨香 [704x396 DivX521].avi 146,031,828 865f44680d103956ce9b106761dd988334d44f95 四の五の言わずにコレ見て判断 647 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/03(木) 12 41 18 ID vKBPr9zQ 全く無意味なリアル情報アピールお疲れ様です そして二度と来なくて結構です 648 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/03(木) 18 20 45 ID 7bY5Aa5w どっちも邪魔 649 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/03(木) 20 25 38 ID aw18P7ZH 二次オンリー板でないわけだから、過剰反応してる奴の方が気持ち悪く見えるな 650 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/03(木) 20 30 17 ID 0Hss4d2E ←←←右から左に受け流します←←← 651 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/03(木) 20 34 07 ID TCdknWxx 虹賛辞の問題じゃないのが分からないのが春厨 652 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/03(木) 21 32 03 ID i2cIDldx 三次にヤンデレは存在しません 653 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/03(木) 22 55 43 ID 0Hss4d2E 652 一瞬「にゃんデレ」に見えたぞ! どうしてくれる! 654 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/03(木) 23 04 07 ID guIgz/kS 629の名言 107 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/01(火) 23 47 14.91 ID jLLGVA1l0 ヤンデレとメンヘラは同義語でいいの? ちょっと束縛するくらいじゃん 可愛いじゃん 109 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/01(火) 23 48 36.27 ID JwuRALkAO 107 別物 ヤンデレは愛故に メンヘラ基地は人格故に 655 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/04(金) 00 07 44 ID aDQH8iOg 653 それただのデレデレじゃね?m9(ОДО)デュワー 656 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/04(金) 01 11 32 ID VkPZRYNj 「刺します」 優しさと不安に塗り固められた声が耳に届いた。 多分、僕も同じような気持ちだったのだと思う。 命を奪われかねない獲物を向けられて、なお全面的に彼女を信用していた。 けれどそれは皮膚を貫通し、痛みが走り、それによる僕の呼吸の乱れは声にのぼってきそうだった。 彼女を見ると、弱々しげな目尻を表情の中で際立たせている。 ふっと涙の粒をそこに幻視できるように。 そして、僕を傷つけたのは彼女のはずなのに大丈夫か、と問うてくる。 戸惑いつつも僕は笑顔で返した。笑顔といっても微笑くらいだ。 彼女の見えないところで脂汗をたっぷりかいていたから、微苦笑だったのかもしれない。 それでも彼女は嬉しそうに笑った。 しばらくたつうちに、僕はだんだんと眠くなってくる。 ごわんごわんと耳元が疼き、それが子守唄のような役目をしていたからだ。 体の力が抜けていきそうになる。時々、傷口がずきんと痛むこともあった。 時間の流れがとてもゆっくりとしたものに感じ始めて、ああ、このまま、彼女の隣で寝てしまいたい。そんな考えも頭に浮かんできた。 しかしそう思ったところで、また声がかけられる。 今度は事務的だった。 「はい、終わりましたよ。ありがとうございました」 マスク越しの声でもそうと分かる綺麗な声を、僕は耳に染み込ませた。 可愛らしい笑顔もそっと盗み見、その日から僕は献血の虜になった。 657 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/04(金) 01 17 58 ID VkPZRYNj 献血中に白衣のヤンデレを夢想した俺は末期。 この後「僕」は献血ナースにアプローチ。 めでたく付き合うも「彼女」の愛情深さは「僕」にとある要求をする。 「怪我をして。あなたが入院すればずっと一緒にいられるから」 というところまで妄想。 誰ぞ頼む( A`) 658 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/04(金) 01 19 51 ID iXVaN4gs つまらん 659 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/04(金) 01 24 31 ID VkPZRYNj 精進するよorz 660 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/04(金) 03 12 07 ID Y2CYAD2P そういう輩の感想は聞き流せ 661 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/04(金) 07 13 58 ID sppuLHQU 俺も刺されたくなってきた! 662 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2008/04/04(金) 07 20 21 ID oLLn+log うんこ 663 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/04(金) 07 57 51 ID HqxeYt+p ヤンデレなラノベとかってあります?? 664 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/04(金) 08 38 53 ID haFczotQ 文学少女だな 665 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/04(金) 09 44 24 ID qj0JaYTS あれはヤンデレというかメンヘラ しかも他の男とくっつきそうだからやめとけ… 666 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2008/04/04(金) 10 41 39 ID /aOeuLzR うんこっこ 667 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/04(金) 11 07 24 ID mNS8bz4M , ─ 、 / ⌒ \ / \ / ヽ / , -´  ̄ ̄ ̄ ─ 、| / / , ───── \ | / / ヽ / / |/ / ⌒\ /ヽ ヽ / / / ヽ l / ヽ l / ヽ / l / / ⌒ヽ /⌒ヽ l / | l | (‘l | |(‘l | | メロンパン食ってる場合じゃねえ! / | | l l _ l l l / / l | ` ー ´ (二) ー ´ | / l l ___ ! / / ヽ ヽ ヽ/´ l / // lヽ ヽ ノ─-、 ノ / // /ヽ\ ヽ /____ノ_ / / / / \` ー` ‐─────── イ / / / ` -──/⌒/´ー‐─´\ / / / / \ ヽ_/ #♯# ヽ / ´⌒ヽ ♯# /⌒ヽ / 668 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/04(金) 11 30 04 ID XIuuP3yN デレてこそのヤンデレ ヤン状態すら受け入れられるのはデレがあるからこそ 浮気者が病んでも、それはただのメンヘラだ 一途な想い故に病むからこそ美しい いや、文学少女ほぼ読んだことねえんだけど 必要とすることと愛することとの間には絶対的隔たりがあると思うんだ 669 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/04(金) 12 55 37 ID HqxeYt+p 665 買っちまったじゃん… 670 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/04(金) 14 09 13 ID FxGLE9GV 文学少女はメンヘラ デレはほとんどない 671 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/04(金) 20 26 02 ID 1cHvYFQE だが全員がメンヘラなわけではない。 女同士が揉めている光景が好きな人なら買っても楽しめる本だと思う。 三巻と五巻にそれっぽいのが出ている。 672 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/04(金) 21 34 49 ID NTGWJk0+ むしろあれはツンデレ萌えの人が買う本だと思ってる 673 名前:溶けない雪 ◆g8PxigjYm6 [sage] 投稿日:2008/04/04(金) 21 40 36 ID xtqVsE/d 流れをぶった切って投下します 相変わらずの遅筆なのは・・・・・うん、気にしません 674 名前:溶けない雪 ◆g8PxigjYm6 [sage] 投稿日:2008/04/04(金) 21 41 32 ID xtqVsE/d 11 田村 夏夢視点より 健二に更生…と呼べる様なものをさせてもらった私は、 その頃にもなると沢山の友達を作る事が出来ていた。 多少、小学生で苦労したが、それもが仕方ない。 一度拒絶をしておきながら、自分から歩み寄ったのだから。 しかし、健二を見習って何度も諦めないで歩み寄っていくうちに、 そういった人達とも仲良くなる事が出来た。 仲良くなる日が来るとは思っていなかったので、 そんな人達と笑い合う日常に対しては凄く驚いたりしていたが。 だが、そこらへんは慣れだった。 最初は違和感がある日々も、中学に上がる頃には自然となっていた。 私がその気持ちに気付いたのは、小学校という囲いから、 中学校という囲いに変わって、まだ日も浅い頃だ。 中学に上がってから最初に喜んだ事は、健二と同じクラスになったという事。 小学校の頃は、5年生、6年生共に同じクラスになれたけれど、 小学校より人数が多くなる中学 (ここら辺の地域には他と比べて中学校があんまりないのだ) で一緒のクラスになるのは厳しいだろうなと思っていた。 あの日の運動会以来、健二とはよく話をするようになり、たまに一緒に遊んだりしていた。 遊びと言っても、私は一人以上でやる遊びというものをあまり知らなかったので、 新しい遊びが出る度に、健二からどうやってやるのかを聞く事が多かった。 そんな最初の、二人だけで遊んでいたのが、私がクラスに溶け込むにつれて、二 人が三人に、三人が四人に、四人が五人に…と段々と増えていく。 気がついたら私は、かなりの人数と遊ぶ様になっていた。 しかし、そんな大人数と遊ぶ様になった頃には、健二と遊ぶ事はなくなっていた。 それもそうだ。 女子ばかりの中に一人だけの男子。 そんなもの、居づらいに決まっている。 それでもなお、途中までは遊んでいてくれたのだ。 きっと、ギリギリ一杯まで居てくれたのだろう。 こんな私に付き合ってくれた健二に感謝もしていたし、 本当にギリギリまで付き合ってくれたのもちゃんと分かっている。 それでも、たまに校庭で友達とサッカー等のスポーツを楽しそうにやっている健二を見る度に沸き上がる寂しさというものを、結局私は中学に上がる頃になっても取り除く事は出来なかった。 なので、私は健二とはよく話をした。 遊ぶ事は出来なくとも会話は出来る。 私は必死になって健二と話をした。 何を必死になっていたのかはその時の私には分からなかったが、 それでも私は健二と毎日会話をした。 675 名前:溶けない雪 ◆g8PxigjYm6 [sage] 投稿日:2008/04/04(金) 21 42 39 ID xtqVsE/d そのお陰とも言うべきか、休み時間には健二と話すのが普通になっていた。 健二との会話は、いくら話そうとも飽きる事なく、とても楽しい時間だった。 そんな楽しい時間も、いつまでもいつまでも続くものではない。 健二の友達が誘いを出し、それを健二が承諾して一緒に外へ出ていく。 その背中を見る事が何回も、何回もあった。 その背中を見る度に、よく分からない感情が、胸の中で生まれた。 中学に上がって間もない頃の健二と私の関係は、そういうものだった。 小学校から中学校に上がっても、私と健二の関係は、小学時代から変わっていなかった。 やはり休み時間に話をして、健二の友達人からの誘いが、健二との会話が終わる合図。 そして私から離れる健二を見る度に生まれる、よく分からない感情。 小学校から中学生に変わり、明らかに何もかもが変わった筈だった。 だけど、私と健二の関係は全く変わっていなかった。 健二が去った後は、私も私で友達と談笑をする。 これと言って、大した話をしなかったけれど、これはこれで楽しかった。 ある日、そんな風にいつも通りの談笑をしていた時 「なっちゃんは健二君の事好きなの?」 そう、唐突に聞かれた。 ちなみになっちゃんとは私のあだ名で、友達がつけたものだ。 何でも、背が小さい私にピッタリの愛称だという。 小学生の時は普通だった私の背も、中学生に上がったとたんに、伸びなくなってしまった。 そう聞かれた私の答えは 「分からない…かな」 といったものだった。 友達の質問に、私は否定の答えを出すつもりだったのに、口から出た答えは否定ではなかった。 「一緒に帰ろうよ」 放課後、私は健二を誘った。 誘ったと言っても、一緒に帰ろうといったものだけど。 「え?…うん、まぁたまにはいいか」 最初は私の申し出に面食らったようだったけど、健二は快く承諾した。 帰り道、私と健二は沢山の話をした。 小学生の、あの時の健二の心境、私の心境。 それは出来れば掘り返したくない話だったけれど、 実際に話してみれば笑える良い思い出となっていた。 そんな流れだったからだ。 私がずっと聞こうに聞けなかった事を言ったのは。 「健二の家の両親は…健二の両親は何であの日、運動会に来てなかったの?」 私の質問で、健二の顏が曇ったのが分かる。しかし、それも一瞬で元に戻して言う。 「いや、実は両親が仕事の都合で海外に出てるんだけどさ、 その都合で結構忙しいんだよね。だから運動会もその都合で来れなかったんだよ」 676 名前:溶けない雪 ◆g8PxigjYm6 [sage] 投稿日:2008/04/04(金) 21 43 32 ID xtqVsE/d そう答えた目の前に居る人の、いつも通りの調子で話すのを見て、 簡単に分かってしまった。 何かを…隠していると。 「本当にそれだけなの?」 当たり前だ。 そんな単純な事なら何で…何であの時 「…何でそんな事を訊くの?」 あの運動会の、教室ので 「じゃあ、何であの時教室で、健二は泣いていたの?」 何で、健二は泣いていたのか。 「………そうか。あの時、その場面も見ていたのか」 健二は少しの沈黙の後、そう独り言を言って、直ぐに隠していた事を話始めた。 「僕にはね…妹が居たんだよ」 「えっ?」 私が声を上げてしまったのも無理はない。 決して長いとは言えないが、2年位の付き合いになる。 その間に、少ないとはいえ、健二の家に何回か行った事もある。 それでも、妹に会った事もないし、妹が居る等といった話を聞いた記憶もない。 いや……、妹が「いた」? 「両親は妹を溺愛していてね…親ばかここに極めたり、といってもいい位だった。 でもだからといって、妹を溺愛しているから、 僕が疎外されていた、なんて事はなかった。 ただ、妹の方をよく可愛がっていただけで、僕も親の愛情をもらったよ。 それでも小さい頃は、妹ばかり構われている事に対してたまに羨ましいなと思ってた。 でも、ある程度の年齢になると、慣れだったのかもしれないけど、 そんな家の風景も悪くないなと思える様になっていたけどね」 昔を懐かしむ様に、昔を羨む様に、健二は続けた。 「だけど、そんな家の日常も、妹が事故にあって…死んでからは壊れた。 妹が死んだのは…小学4年生の時だった。 車が妹に直撃。 よくあるような交通事故…。 妹が死んでから両親は、その事を忘れる様に仕事に入れ込む様になってね。 海外ばかりに行って、家に帰ってくる事なんてほとんどなくなった」 「健二…」 その時の私が発した彼の名前は、果たしてちゃんと届いていたのだろうか。 喋れば喋る程に、健二の顏からは懐かしむという感情が薄れ、 悲しみという感情が表に出てきている。 それでも私は、そんな健二を止める事は出来なかった。 喋るのも辛い事、それでも私に話してくれている。 「親が居ない間は、近所の優しいおばあちゃんに面倒を見てもらってくれていたんだ。 おばあちゃんは本当に僕に優しくしてくれてね、運動会なんかにもちゃんと来てくれた。 年甲斐もなく行事が好きな人でね、僕が徒競走なんかで一位を取ると、凄く褒めてくれた。 あんまりこういう事は言いたくないけれど、いつもいない家にいない両親なんかよりもずっと、 家族らしかった。 だけど、それでも両親も運動会に来て欲しかった。 用事があっておばあちゃんが来る事が出来なかった小学5年の運動会、 あの場所で、その事に気付いた」 677 名前:溶けない雪 ◆g8PxigjYm6 [sage] 投稿日:2008/04/04(金) 21 44 27 ID xtqVsE/d 小学5年生の時の運動会。 昼休み。 独りで教室に居た、あの日、あの時間。 「昼食時になると、皆が皆、親の所に向かう。 そんな中で一人だけ、どこにも行けないやつ。 それが僕だった。 校庭には、どこにも僕の居場所がなかった。 だから、誰も居なさそうな場所…立ち入り禁止の教室で、僕は昼休みを過ごした。 夏夢が言う様に、確かに僕はあの時教室で泣いていたよ。 だってそうだろう? 確かに両親は、僕にも愛情を注いでくれた。 だけど、結局は妹とどちらか選べと言われたら妹をとる。 そんな両親だったんだよ。 それは妹が死んでも変わらない。 今生きている僕を見向きもしないで、死んだ妹の事ばかり気にして… その事に気付いて、どうして堪えられる。 強い人なら、それでも堪えられるかもしれないけど、僕には堪える事なんて無理だった。 弱い人間だからね」 まるであたかも、堪える事が出来なかった自分を悔いている様な表情。 あぁ…自分は、聞かなければ良かった話を聞いているんだな、と思う。 別に、私がそれで悲しくなるとか、そんな理由からではない。 健二にそんな顔をさせてしまった事に、私はそう思った。 「だけど、あの時は夏「健二はさ…」……何?」 それでも、一つだけ、どうしても聞きたい事があった。 その問いに対する健二の答えも分かるし、その答えに対して私が思う事についても、分かっている。 それでも、聞いてみたかった。 「健二は……その事で誰かが憎かったりする?」 「ないよ」 やっぱり。 しかも即答だったではないか。 「確かに、妹が死んでから家に帰ってくる事がなくなった両親や、 車で妹をはねた運転手を最初は憎んでいた。 だけどね、それは仕方がない事だ。 両親は結局僕より妹を優先しただけ。 運転手については、妹が自ら当たりにいった様なものだったからね。 だから、今の家庭状況は、どうしようもない事だ。 誰も悪くない…誰もね」 これで話は終わりとばかりに口を閉ざす。 気がつけば、もう別れ道だ。 「じゃあね、夏夢。また明日」 「うん、また明日」 つい先ほどまでの空気取り繕う様に別れの言葉を言う健二に、 私も同じ様にして別れの言葉を言った。 678 名前:溶けない雪 ◆g8PxigjYm6 [sage] 投稿日:2008/04/04(金) 21 45 25 ID xtqVsE/d そして別れ道で、私と健二は別れた。 帰路につく途中で考えていたのは、先ほどの話。 いや、正確に言うと、あの話で私が分かった事だ。 健二の話を聞いて、今まで分からなかった秘密を知って、 ようやく分かったのは、私は健二が好きだという事。 きっと、この気持ちは、あの時の教室で健二を見た時から続いていたのだろう。 その事の認識については、ある意味予定調和ともいえた。 それとは別に、さっきの話で抱いた気持ちがあった。 それは………………………自分でも戸惑ってしまうほどの、 健二の両親と妹に対する憎しみだった。 投下終了 ようやく次回でヤンが出てきます 視点変更もこれで終わりです 679 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/04(金) 21 47 30 ID EUQsmw9S 溶けない雪キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!! 680 名前:溶けない雪 ◆g8PxigjYm6 [sage] 投稿日:2008/04/04(金) 21 47 43 ID xtqVsE/d そして誤字発見orz 677 下から2行目 空気取り繕う× 空気を取り繕う○ です 失礼しました 681 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/04(金) 22 11 21 ID mbrHm5Jk GJ! とうとう次回から本番ですね、続きに期待してます。 682 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/04(金) 22 21 23 ID sppuLHQU ぐっじょぶ 683 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/04(金) 22 37 52 ID ZFO3F5jO 水無月さん派だが、思わず夏夢に転びそうになってしまった…… 684 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2008/04/04(金) 23 42 41 ID R//NWJ8A 678 GJ!! そろそろ夏夢の初ヤンが出てくるか? 685 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/04(金) 23 48 19 ID R//NWJ8A sage忘れた……マジスマソ 686 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2008/04/05(土) 01 51 22 ID laTy91Qh うんこっこw 687 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/05(土) 02 40 55 ID hnlJ3tco 678 GJ! 夏夢の闇がいい感じに出てきましたね 688 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/05(土) 04 45 05 ID Lhd2YAZO うおおお久しぶりに溶けない雪キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!! 689 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/05(土) 22 26 50 ID SofpzrgT 紅の崩月夕乃って 素質があると思わない? 漫画版しか読んでないんだが。 病んでくれないかなぁ。紅だけに 690 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/05(土) 22 37 38 ID oD2xuLW9 紅は好きじゃないがその人とロリだけは好きだ ただヤンデレとは違う気がする 691 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/05(土) 22 42 43 ID mB94j0+4 紅好きな人が少なくて悲しい アニメ板でもボロクソ言われてるし 銀子がヤンデレになってくれれば… 692 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/05(土) 23 12 55 ID 2l1TMMBG 紅は好きだ。特に銀子が好きだ。 だがヤンデレになって欲しくはない。そのままの銀子でいてほしい。 しっかりした性格の夕乃が病むとしたら、真九郎が紫と(性的な意味で)くっついた時ぐらいじゃないだろうか。 いつまでも子供だと思っていたら、いつの間にか奪われていた……みたいな。 693 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/05(土) 23 28 40 ID +m9oivD+ 691 好きだから酷評なんだよ 694 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/06(日) 00 02 53 ID P4dDj9bg 紅で思い出したが戯言シリーズの巫女子って若干ヤンデレ要素あったよね? 695 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/06(日) 00 13 57 ID rxzrQdAJ 紅見たけどいまいち設定が理解できなかったぜ! 696 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/06(日) 00 16 38 ID BKHv8Oy9 一言いわせてもらうとここから先はよそでやれ 雑談もいいがほどほどにしろよ 697 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/06(日) 02 02 40 ID VM8sY3Ym ヤンデレの歌 ボクの名前はヤン坊♪ ボクの名前はデレ坊♪ 2人合わせてヤンデレだ~ キ~ミとボクとでヤンデレだ~♪ 小さな鋸(ノコ)から 大きな鉈(ナタ)まで 血を出せモツ出せ ヤンマーディーゼルー♪ (提供:ヤンマーディーゼル) 698 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/06(日) 04 54 56 ID ylz4z6rb 697L M乙 699 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/06(日) 08 41 28 ID /IUyOyaQ 渡瀬草一郎の「輪環の魔導師」のヒロインはヤンデレの素質が十分 700 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/06(日) 10 16 33 ID FfBc3aFk ヤンデレに正座させられたい 701 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/06(日) 10 34 58 ID 93ERfAMt キモ姉でよろしければ心当たりが 702 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/06(日) 11 40 38 ID e89bKf8T 困ったことになった ヤンデレを優先すればストーリーが立ち行かず、ストーリーを優先すればヤンデレが薄味になる 703 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/06(日) 11 42 03 ID u9yZjj/X 自分でどうにかしろ 704 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2008/04/06(日) 12 53 04 ID jn0rGM8V 自分語りでなれ合おうとするなカス 死ね 705 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/06(日) 13 13 52 ID 93ERfAMt 704 そーゆう発言はsageてから言えよ 706 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/06(日) 13 22 00 ID i0D14iH1 702 薄味でもヤンデレはヤンデレじゃね? 707 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/06(日) 22 23 26 ID vtlb37ey 705 ただ病んでるだけの人間にレスするのはヤンデレ好きとは言わん 708 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/06(日) 23 31 39 ID VGGzxdAI 702 薄味の方が好きな子だっているよ? 709 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2008/04/08(火) 15 47 06 ID 0H0plSbJ ほ 710 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2008/04/08(火) 17 34 53 ID MLSyLoq2 っ 711 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/08(火) 19 41 58 ID PP3qkPE2 たらかし 712 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/08(火) 22 43 54 ID 7Tucocz6 にされたら 713 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/08(火) 22 44 24 ID dKYqChdE ほうちょう 714 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/08(火) 23 04 52 ID Se1pyFg4 でどろぼうねこ 715 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/08(火) 23 14 28 ID 3Qjo+Xd3 を刺 716 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/08(火) 23 22 13 ID qM1NbmZN し続け 717 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/09(水) 00 22 50 ID 6+oABejT 愛しの 718 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/09(水) 00 43 17 ID nyD4KJRp 彼にも 719 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/09(水) 00 45 52 ID f7r6/Vwh ボンバヘッ 720 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/09(水) 01 55 46 ID LI644C3E 719 何か違うなwwww 721 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/09(水) 08 10 14 ID +BiOMbeB 719 フイタwww 722 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/09(水) 10 54 49 ID 5mN/Qzn/ ボ ン バ ヘ ェ ! ,へ ● へ o o / o オ オ \ ォ゚ オ // 723 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/09(水) 12 00 06 ID 20G3deVn 719 お大事にwwww 724 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/09(水) 17 19 53 ID +kAEz2HW メンヘラのSSを読んだり、投下していいスレって蟻鱒蚊? 725 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/09(水) 19 42 48 ID 0VEwU1Jn メンヘラ≠ヤンデレ 726 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/09(水) 21 01 27 ID eK6DDsk5 前に「ヤンデレだ! 」って騒がれてたNASAの女性宇宙飛行士の特集組まれてるけれど ただのビッチだったぜ…… 727 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/09(水) 21 32 41 ID wW8R3BiW ただのビッチとヤンデレなんてどうやって間違ったんだ? 728 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/09(水) 21 54 39 ID 2zOQygIF オムツを付けて1500㌔車で爆走、泥棒猫の乗った飛行機を待ち伏せ って行動自体はぶっ飛んでてヤンデレっぽかった 729 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/09(水) 23 15 05 ID 8FFlKLEB 新歓と黒化って相性がいいかも 730 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/09(水) 23 31 14 ID tE6r/pGx 新しい人間関係が生まれるってことは新しい泥棒猫出現の可能性をはらむってことだからな 731 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/10(木) 00 49 29 ID MPfRmceK 沙耶の歌やったけど ヤンデレ云々よりストーリーがきつかった 732 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/10(木) 01 13 46 ID 3koAJVky グロ耐性ないときついかもねー 733 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/10(木) 01 20 38 ID MPyP1e2h 以前ここのスレであったヤンデレ喫茶ならぬヤンデレリフレとかないかな・・・。 いや秋葉原とかにあるメイドさんがリフレクソロジーとか肩たたきとかしてくれる ののヤンデレバージョンとかあるかなって思っただけなんだが。 ・・・疲れてるだけだな、俺orz 734 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/10(木) 07 17 03 ID NeuYoOPF いや、そんなことよりヤンデレ喫茶だろう。あれは神すぎる。 735 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/10(木) 20 31 41 ID zSHFEP6Y そんな喫茶があるのか 736 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/10(木) 20 48 03 ID 3koAJVky 三次のヤンデレとかまじありえない 737 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/10(木) 21 20 34 ID NeuYoOPF お前ら、保管庫を読め保管庫を 738 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/10(木) 21 22 33 ID NeuYoOPF お前ら、保管庫を読め保管庫を。『ヤンデレ喫茶は実在する~』みたいなのがあるから1度目を通して見ろ。良作だから。 739 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2008/04/10(木) 21 52 32 ID 3PTnDTjo お兄ちゃんどいてそいつ殺せない 740 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/10(木) 22 20 33 ID VlqIJNPq つーかあれを知らん奴がここにいたのか 741 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/10(木) 22 47 48 ID +r5YIlus 馬鹿あんまり刺激するな そういう雰囲気になるとあそこ思い出しそうでいやなんだよ・・・ 742 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/10(木) 23 03 21 ID HLssP2nl 毎回この手の話になるNE! 知らん人には勧めれば良いだけのこと、「これを知らない奴は居ちゃいけない」みたいに取れることを言うのは良くないぜ? まあ、俺変な拡大解釈乙 743 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/10(木) 23 15 47 ID fibeP2vc この場を和ますジョークでも 「あれ、いつの間にか雨がヤンデレ!」 744 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/10(木) 23 23 46 ID aH2xQ5jG 743 コイツをどうすればいいか悩ンデレ 745 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/10(木) 23 37 01 ID fibeP2vc 我ながら酷いもんだと悔ヤンデレ 746 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/11(金) 00 09 17 ID 968YealY この板はじめてきたんですが投稿していいですか?携帯からですが… 747 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/11(金) 00 15 00 ID 1Jv91LJ6 いいんじゃないのか。 ただ、書きながら投下は止めたほうがいい。 投下するときは、書き上げてからまとめて投下するほうが無難。 748 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/11(金) 00 16 08 ID sMkAG+Yz 746 you投稿しちゃいなよ 749 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/11(金) 00 20 06 ID 9JhslUri 是非投稿して下さい あと、次回から誘い受けはやめておいた方がいい スレによっては叩きの対象になったりするからね 携帯からなら改行も気をつけると良いよ 750 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/11(金) 15 34 17 ID WB9DNt2S 大口叩いといて糞みたいなもの投下しやがったらやっぱり叩かれるけどな あまり甘く見ないほうがいい 751 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/11(金) 18 11 11 ID hltbFLg7 そうやって悪い空気にもってくのが一番すきじゃないかな 752 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/11(金) 18 20 38 ID VgvsVe5E 反応してそれを引きずるのも好きじゃない で投下はどうなったのかな? 753 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/11(金) 18 52 42 ID Qf+4fLzs そういや、本保管庫が更新されなくなって久しいね 夏まで行ったらまるまる一年止まってる事になるんじゃね? とりあえず更新しないならしないで新保管庫へのリンクや更新停止宣言してもらいたいなぁ ……メールでも送ってみようかしらん? 754 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/11(金) 19 00 58 ID 968YealY すいません大口を叩くつもりはなかったんですが…不快にさせてすみませんでした。 書きためたほうがいいとのアドバイスをいただいたのでまた後日にします。 ご迷惑をおかけしました 755 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/11(金) 19 07 39 ID 3Qoy7446 754 自分の納得いくように書いてください。お待ちしてますよー 756 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2008/04/11(金) 21 23 26 ID YkN6srT4 叩かれても文句言うなよ・・・ あらかじめ叩くって警告してるんだからな 757 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/11(金) 22 04 47 ID hltbFLg7 756 そのまえにあげないでくださいw 758 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/12(土) 03 17 09 ID fzsvzCQN なんだか春だなあ こんな感じで職人が減ったら嫌だなあ 759 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/12(土) 05 00 12 ID 2LC9LI0y 息子はもう入学式とっくに終わったんだがなぁ… 他の春房も早く現実で忙殺されないかなぁ… 760 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/12(土) 07 03 12 ID jIrPchjB 759 ちょ、親wwwwwwww なんか普通に驚いちゃったよ・・・・。 761 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/12(土) 08 09 18 ID u6vZJl25 ワシの孫はとっくに入学式も終わったというのに… なんて言うおじいちゃんもこのスレを見てるかもしれないぞ 762 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/12(土) 10 11 38 ID 2RV9RQr6 759 むしろ職人のほうが忙殺されてそうだけどな 763 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/12(土) 13 03 14 ID XIndT0uu むしろ今暇なのは入学式終わって友達が出来ず大量の必修授業の鬱憤を晴らしたい大学生だろう つ~わけで友達とか出来ず、偶然声をかけてくれた男にベタボレのヤンデレ娘を希望 764 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/12(土) 17 54 58 ID 6othDKGm 763 俺はその逆がいいな~。友達が居ない男に声かけた女がヤンデレでだんだんその男にはまっていくやつ。 765 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/13(日) 02 17 46 ID PMQ93Ca0 私がいてあげないと…ってなっちゃうんだな。 766 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2008/04/13(日) 14 33 06 ID PLpNUcyv 767 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/13(日) 18 25 38 ID ryKIahhi 765 そうそう、それでその男にもう一人女のお友達が出来て病んでいくってストーリー。 こういうのまだー?(・∀・) 768 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/13(日) 19 30 24 ID m4bYDGPD 男「最近できた友達B子って言うんだけど、A子の話したら…」 女A「誰よそれッ!?私とだけ話してればいいじゃないのよ!」 男「前に話したA子にお前の事話したら何か怒っちゃってさー」 女B「そう…そんなにA子さんが大事…?」 男「(・ω・`)」 こんな展開だな 769 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/13(日) 19 50 52 ID mIhiO5lh 768 そして男に友達がいないことで安心しきっていた妹がツンデレ→ヤンデレに…… 770 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/13(日) 19 57 25 ID y61rW8Ip ふと思ったんだけどさ、クーデレとかデレデレってある意味ヤンデレに分類できないか? 771 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/13(日) 20 19 59 ID ENY5GNZU 定義の話は荒れやすいからやめたほうが… 772 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/13(日) 20 26 18 ID y61rW8Ip スマソ 忘れてくれ 773 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/13(日) 21 17 33 ID e9ZIBen1 ヤンデレとしては料理が上手い子とそうでない子だとどっちがいい? 774 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/13(日) 22 14 15 ID QZy4dJ0W 『ヤンデレ喫茶は実在する~』 ググったら出て来た 良かった~ 775 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/13(日) 22 26 39 ID sVvYec6n まずい料理を無理矢理食わせるとかでなければどっちでもいい 776 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/13(日) 22 46 26 ID u3JhQOjt 「ヤンデレ喫茶は実在する~」は世にも奇妙な物語にでてきそうな内容だったね。 タイトルは「ヤンデレ喫茶」とかでね。 777 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/13(日) 23 02 16 ID Jtsa3Cla 776 「お持ち帰られます」というタイトルが思い浮かんだ 778 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/13(日) 23 34 59 ID ZzV6+8uJ ヤンデレって単語にこだわらなければありそう 779 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2008/04/13(日) 23 51 15 ID r5qd/qfh 778ジュドー乙 780 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/13(日) 23 52 36 ID r5qd/qfh 781 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/14(月) 01 26 20 ID vUrR/FCK 好きな歌でヤンデレ小説書こうと思ったらプロットすら練れないからご飯作りに行っていいですか? イイデスヨね? 782 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/14(月) 07 18 24 ID 2D7ZrXfU ディスプレイから手が… 783 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/14(月) 10 38 51 ID 8VceWvzc ディスプレイ「私の事だけ見て。あなたの書く淫らな物語を、私にだけ見せて?」 784 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/14(月) 12 38 09 ID pye1yHOf こうして職人達はディスプレイに呑み込まれていくのであった 785 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/14(月) 13 50 03 ID itjcycHa 次はあなたかもしれない・・・ 786 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/14(月) 15 01 01 ID 0XoDggo9 二次元に行く方法ついに発見! とかニュースになってお祭り騒ぎだな 787 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/14(月) 15 50 24 ID ZbYqMZd1 このスレとキモ姉妹スレは神だな。 788 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/14(月) 19 43 22 ID oqnBxiYL 他スレのことはどうでもいいです 789 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/14(月) 20 14 50 ID ZbYqMZd1 別にお前に聞いたつもりはないんだが・・・。 どうでもよかったらスルーが基本ですぜ。 790 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/14(月) 20 18 26 ID zpgLp0y9 789 矛盾してるよ 791 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2008/04/14(月) 21 41 09 ID arSeNSVz ヤンデレがヤンデレに愛されたらどうなるんだろうな 女1→女2→男 こんな感じで 792 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/14(月) 21 45 06 ID 28tic25p 百合はアンチが多いからきをつけたほうがいい 793 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/14(月) 22 15 52 ID PrPFazkq 妹もヒロインとしてありですか? 794 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/14(月) 22 19 12 ID H0GHukay なら 女1→男→女2では? 最初はヤンデレな女1が男を追うが、女2の事を好きな男は相手にしない。 頭にきた女1は女2を攻撃するが、潜在ヤンデレな女2が…… 795 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/14(月) 22 24 33 ID JShc+Lnd 男1→女→男2の構図なら鬼哭街やカルタグラで見れる 男1がめっちゃかわいそうだったw 796 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/14(月) 22 30 42 ID Jw/kvDyj 妹もヒロイン?もちろんありさ!でも、その場合キモウトって分類されちゃうかな? 797 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/14(月) 22 59 49 ID iUw5U/BS 何度も言うが、ヤンデレ男は萌えない 798 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/14(月) 23 10 43 ID JShc+Lnd 別に萌える必要はなかろう 799 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/14(月) 23 27 36 ID iUw5U/BS 訂正しよう、殺意が沸く 800 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/14(月) 23 55 19 ID ZbYqMZd1 ヤンデレ男=キモい、うんこ、ゴミ、存在自体が犯罪。 ヤンデレ男は1970年代に生まれた男に多い(たぶん・・・ニュースとかドラマとか)。 それ以降の人は女自体に興味がない、または怖いと言う人が多い。 801 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/15(火) 00 10 13 ID Tx1Ra2mA ヤンデレ女vsヤンデレ女2 で、精神分裂症と思われてる男(実際はホントにストーカー被害を二人から受けてる)が発狂してヤンデレ二人を殺すんですね、わかります。 大筋が決まりました。 じゃぁご飯作りに行きますね? 802 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/15(火) 00 12 36 ID umauOvek 夜食を用意してまで徹夜で作品を書くとは、見上げた根性だ 803 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/15(火) 00 17 50 ID Tx1Ra2mA あぁ、駄目だ、歌詞通りだと男がヤンデレになってしまう。 精神分裂症なんて書けないよ! 804 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/15(火) 00 22 24 ID JzKOp+xL 精神分裂してるけどどっちもある1人男のことがすきだというのはどうだ? 体の主導権を巡って誰もいないところで自問自答?するんだぜ 805 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/15(火) 00 30 46 ID wLxz8nXL 精神分裂症って、最近は統合失調症と言い換えされている症状であって、 多重人格とは違うような気がするが 806 名前:sage[] 投稿日:2008/04/15(火) 01 06 54 ID eE9dacPr 女1→女2→男 の場合だと女1は男を消して 女2を監禁ですね、わかります。 807 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/15(火) 01 23 23 ID Tx1Ra2mA 805 そう 他人からは被害妄想だと冷やかされる男と、その男をストーカーするヤンデレとか考えたんだけど 808 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/15(火) 02 06 31 ID wmghlt+x ttp //www.nhk.or.jp/nagasaki/lnews/03.html 809 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/15(火) 02 31 14 ID 3SUy27Ig 808 ぞくぞくしたぜ。まさかリアルであの名言を言う女がいるとはな 810 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/15(火) 06 03 28 ID 2/zUqovS 年齢が…… 811 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/15(火) 08 59 01 ID VAcS7+Mx 葉月かわいいよ葉月 812 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/15(火) 09 13 33 ID F58mZi7B ここはヤンデレさえあったら二次も行けるのだろうか? 813 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/15(火) 10 05 30 ID o68QueU/ っていうかここはヤンデレの二次が基本だと思うんだが 814 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/15(火) 11 57 16 ID LRQrZyZI シチュスレなんだし現に二次は少数派じゃないか? 815 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/15(火) 12 13 23 ID 4GRmkwKg 二次創作てこと? 816 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/15(火) 14 50 28 ID 3SUy27Ig 個人的には全然おKだけど、他の人はどうなんだろな 817 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/15(火) 15 04 55 ID FlAXf7Ul この話題定期的にでるne! 818 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/15(火) 15 12 51 ID IdpjXWeC テンプレに > ・版権モノは専用スレでお願いします。 って書いてあるからだめなんじゃね 819 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/15(火) 15 13 47 ID pMKEBo3d 二次創作は原作見てないとわからんこともあるから別でやってほしい 820 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/15(火) 16 25 40 ID +T3eeVF0 ヤンデレCD2弾の双子ってブラクラの双子がモデルなのか? 821 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/15(火) 17 54 54 ID nXUrNRmo ローゼンかと思った 822 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/15(火) 18 01 31 ID +T3eeVF0 ブラクラスレでも言われた でも設定が似てるし、片っぽの声優と武器は同じだし… 823 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/15(火) 20 20 58 ID /TSHyEqn 見てきたが、完全にアウトだな つーかまたヤンデレ物ってより猟奇殺人物になってんじゃねえか 824 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/15(火) 20 57 21 ID pMKEBo3d 殺せばいいとでもおもってるのか? 825 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/15(火) 21 03 43 ID 78w1rWNg ヤンデレキャラは皆が殺人・暴力衝動があると一部の人に誤解されている現実が悲しい。 スクールデイズとかは思い悩んだ末にようやく凶行に及んでいたのに。 だから、このスレのSSに俺は期待している。 826 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/15(火) 21 50 23 ID C1p1rceX 前にも誰かが言っていたけど 凶行という中でわかりやすいのが殺人なんだよね 所詮殺人は手段にすぎないってだけで 殺人=ヤンデレなわけではない そこらへんを誤解してる人がレナやら朝倉をヤンデレヤンデレ言ってるんだよね デレはどこにあるのかと問い詰めたいわ 827 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/15(火) 22 34 48 ID LSjvhZ// 確かに。どちらもそうだが、特にレナの場合ただ圭一が見た幻覚の様なものだからアニメやマンガしかやったことない厨房が勘違いしているんだろうな。 828 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/15(火) 22 52 56 ID pMKEBo3d 圭一に対する好意はあるが、原因はあくまで病気だしな 829 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/15(火) 22 56 15 ID lOwEqOK/ その他にもメンヘラとヤンデレが混同されるが、 ヤンデレ→相手原理主義 メンヘラ→自分原理主義 という大きな違いがある、とか。 830 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/16(水) 00 52 29 ID 5gM4qTLh ツンデレみたくはなりたくないがこのままだと確実にそうなる 831 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/16(水) 02 06 39 ID u7xgrF9L もし、ヤンデレ娘の体が酷く弱かったら 人を使うのか、無理して行動するのか。 832 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/16(水) 02 18 14 ID bPVGtUki ひぐらしの詩音は症候群関係なしにヤンデレだと思うんだが 833 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/16(水) 02 53 37 ID hBfzUXZv 832 あれはL5補正があるし愛しの彼を手に入れるための行動じゃないかなあ ヤンデレだったら彼が死んだら後を追うと思う それか生きてると信じてどこにいる?って探し続けたりとか まあ死んでないけど死んだ前提だったし 834 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/16(水) 03 03 46 ID bPVGtUki でもL5補正があっても詩音は6人も殺してるからな… もともと攻撃的な性格なのもあるけど 835 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/16(水) 04 18 57 ID EHOgJxZV 別にヤンデレとメンヘラは同居できない属性じゃないから両方ってことでいいんじゃね? 836 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/16(水) 05 22 44 ID PQm5QT6/ いや、ヤンデレとメンヘラは別物。 同居なんて絶対無理だろ。なんでも混ぜるなよ 837 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/16(水) 05 32 45 ID KrbTb/7l 10レスも経ってないのになw 838 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2008/04/16(水) 08 39 55 ID kqUt4BAm ∧_∧ (´Д`) /⌒ ⌒ヽ / /へヘ/ / / \ヾミ / `-イ `-イ /y ) // / / / ( く |\ ヽ | |\ ⌒i | | ヽ〈 ノ ) (_ノ (_/\ 839 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/16(水) 09 15 58 ID hBfzUXZv 834 それはただ殺しただけじゃんか 「さとこはさとしを縛ってる」はさとしが生きてればヤンデレだけど復讐の一環じゃただの猟奇 それに何人殺そうがヤンデレになるかとは関係ない 第一、クイーンの言葉様はザ・ワールドさんしか殺してないし楓様なんて鍋とバインダーだけだぜ? 840 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/16(水) 10 22 21 ID 27tBTzIb 別に定義なんぞどうでもいいがな 841 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/16(水) 10 22 33 ID wmrj5XTw この話定期的に出るな 最終的に荒れるからここらで終了しときなよ 842 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/16(水) 17 18 29 ID FJQb2A1x いや、むしろこう言う流れが荒らしを追放してんだろ。 荒れだす→この流れが来る→荒らしつきいるスキなし 無限ループ だからどんどん来い! 843 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/16(水) 17 45 59 ID EHOgJxZV ひぐらしだけにループ!! 844 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2008/04/16(水) 19 44 28 ID fPILe6RQ 843 誰がうまいこと言えと 845 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/17(木) 12 59 23 ID jpVcSRhf 大体、ヤンデレヤンデレといわれるが、 個人的に最近のヤンデレキャラをさらに細かく分けるとこうなる感じがする 1:下衆デレ 愛のためなら何をやってもかまわない、 愛のためならどんな惨劇を生み出しても許されるといった下衆っぽいデレ 2:エゴデレ 周りの人間や相手の事を考えない、まさしくエゴイズムによるデレ 1と似ているが、1が恋のためなのに対し、これは自分のためによるデレ 3:重デレ 愛の度合いが重すぎることによるデレ 愛のために自分を狂わし、愛のために追い詰められ、 愛のために全てを投げ打つ重々しいデレ にわかがヤンデレヤンデレと呼ぶキャラの殆どが1と2だったりするんだよな 846 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/17(木) 13 42 06 ID R349LUJE 最近じゃひぐらしをヤンデレっていうくらいだからなあ とループしてみる 847 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/17(木) 14 09 15 ID 2GDths/H 2番なんかはタカビーキャラによくあるな。 そういう間違ったツンデレキャラが、さらに間違ったヤンデレをするものを喜ぶ。 おおなんという志の低さよ。 でもリンゴより美味しいリンゴジュースって時々あるよね。 848 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/17(木) 14 18 41 ID UhpKlEMR 俺は大抵のりんごジュースは甘すぎて飲めたモンじゃないと思うけどな 甘けりゃいいってモンじゃないんだ甘けりゃ 849 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/17(木) 14 34 41 ID jMWqgNfF いない君といる誰か読み返すと いつもの議論で言われているヤンデレの対象から外れてるような… アレ追い出したい人がいて自演でもしてんのか? 850 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/17(木) 14 53 22 ID JvF07Qi0 あれはヤンデレ以外の部分でも十分に読ませてくれるからな 851 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/17(木) 15 05 04 ID 1Bvrvz0c 849 定義厨は荒らしだろ 構わなくていい 852 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/17(木) 18 45 00 ID oRFwsQLR そもそも全然分類になってないしな。 848 水で割れ。 853 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/17(木) 19 07 40 ID mZy8bzRU ジャーン!ジャーン! 854 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/17(木) 19 12 24 ID 6yf8mShC げえっ!ヤンデレ! 855 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/17(木) 19 24 31 ID pNArkP+i スラングの定義を求めること自体が間違いじゃね? ネット・オタクの間での常用語になった「ツンデレ」も元来の意からは遠く離れたモノに成り代わってる。 ・精神を病む ・誰かを好き の二要素を含めば即「ヤンデレ」判定が現状。 この第一要素の判定があいまいで ・元来精神を病んでいる(先天性メンヘラ ・恋愛と無関係な部分で精神に異状を来たす(突発性メンヘラ がヤンデレ判定されてて混乱を生んでいる。 前者も恋愛関係で異常行動を示す場合線引きが難しい。(例:ストーカー気質、コレクター気質) ここから先は極個人的な意見になるが 「これは萌えらんねー」→「こんなのヤンデレじゃねー」 って意見の人間も多い気がする 個人の好みや主義で範囲が変わるなら、もはや制御は不可能 そこに在るモノ全てを受け入れる、ってぐらいの心の余裕がないとスレが排他気質→戦場→荒野となるんじゃないか 余計な心配かもしれないが、ただの戦闘狂(戦闘気質ヒロインスキーではなく)も呼び寄せたらスレ存続に関わるし ヤンデレスキーの懐の深さを見せてやろうぜ 856 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/17(木) 19 30 07 ID pNArkP+i 853-854 あれこれ思考して阿呆な長文書いてる間に仲いいなお前ら 俺浮いてるじゃん つまりあれか、これも孔明の罠か 857 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/17(木) 20 54 13 ID rbNTn83M 小説を書くスレなのに自説を書いてる人たちって何なの? 858 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/17(木) 21 02 47 ID KIjfQsLs 857みたいなやつがいるから荒れるんだよな… 859 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/17(木) 21 23 26 ID XhBAhrGC 858みたいなやつがいるから荒れるんだよな… 860 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/17(木) 21 23 58 ID jpVcSRhf 855 ツンデレ自体も元はちゃんとした定義があったのに、 外からやってきたにわかが定義を好き勝手変えてしまった挙句、 ツンデレに定義はないと無理矢理結論付けてしまった 今ではヤンデレでも同じ事が発生している わかりやすく言えば、丼好きが丼のちゃんとした定義を理解していたのに、 丼のどの字も知らん奴が勝手にカレーライスを丼だと言い張り、 挙句の果てには丼の定義自体を米と具を同時に装えばいいとしてしまった つまりはそういうことだ 861 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/17(木) 21 45 03 ID kDNsgLr9 ひぐらしキャラがヤンデレにはあたらない、という意見には同意なんだけど そうでなくとも、ひぐらしの場合、作者がヤンデレに対して 「プライドの下がりきった男へ媚びてる」と批判的なわけでしょ。 御高尚なひぐらしのキャラがヤンデレだ、なんて、そのファンがいくら頑張ったところで 教祖の竜騎士にはいい迷惑なんじゃねーの。 862 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/17(木) 21 56 49 ID 8z5+O2uZ で、今日は何レス定義の議論に費やされるんだ? ここ最近更新したら伸びていて投下来たのかと思えば雑談・議論で伸びているだけだし…… そんなに議論したかったら本保管庫のBBSでやってくれよ。 863 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/17(木) 22 00 29 ID pNArkP+i 860 一行で要約すると カレー好き「計画通り!!(ニヤリ」 ってことですね わかります 862 わかりました 864 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/18(金) 00 52 54 ID rSzTcIJQ SS以外で5行以上書かれても…… 865 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/18(金) 02 00 03 ID BmKnsaqX 864レスで312KBしか使ってないからくだらない議論に長文を使うんですね、わかります 866 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/18(金) 05 14 50 ID P++eIhaS まあにわかがどれだけ迷惑かってことがよくわかるってことだたな 興味出たから来たってにわかは半年ROMるだけでも平和になると思うよ 867 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/18(金) 13 28 52 ID UJ+2l6Hx 古参の自己主張もウザい このスレ自体がそんなに古くないスレなのに何言ってんだコイツらは わからなかったら黙ってる。でも、わかっていても語らないのが大人な対応だと思います 868 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/18(金) 14 45 42 ID eC2yRS8r もうじきこのスレも三年目に突入ですね 869 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/18(金) 15 01 35 ID P++eIhaS 867 866が古参の自己主張だと思うならあと数年待った方がいい 870 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/18(金) 16 01 32 ID IniuZiYt 今度は自分を棚上げにした自治議論でつね。 871 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/18(金) 16 19 54 ID A2BrV60S うんこ 872 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/18(金) 18 04 20 ID /dmvwGUm 868 まだ二年ぐらいだと思う 俺が初代スレ見たときは確か2006年の夏だったような あの頃はお茶会の人しかいなくて酷い荒らしが普通にいたな よくここまで成長したもんだ、2スレ目がたつとは思えないぐらい荒れてた 873 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/18(金) 18 14 22 ID /dmvwGUm ごめん、3年だった 8-6の要領で2006年入れるの忘れてた 874 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/18(金) 18 19 30 ID nND0KPxZ 三年B組ー!ヤンデレ先生ー! 875 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/18(金) 18 43 51 ID p2q4r5wC 869 釣りだよな? 876 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/18(金) 19 14 37 ID jxHvGw94 873 初代スレが06年なら2年であってる 2周年が終わって3周年目に突入ってことだな 877 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/18(金) 19 53 02 ID /XyqZxjU ヤンデレ先生か… ・高校に入学式してきた男とヤンデレ先生の話 授業態度が悪く性格がルーズな男は遅刻ばかりする。自然ヤンデレ先生は男に厳しくなる。 愛情の裏返し、男に接するための理由でことある事に男に注意するヤンデレ先生(でも怒鳴らない) しかし、自分が男に惹かれていることに気付き、好きだと自覚した頃には男に彼女ができていた 男を諦められないヤンデレ先生。男の隣に居る男の彼女がヤンデレ先生を見て笑う 次第に病んでいく先生。今まで遅刻していた男は彼女と登校するために遅刻しなくなる。授業態度 も真面目になってきて、それがまた彼女の影響なのかとヤンデレ先生は思いつめて考えてしまう 「ねぇ男、どうして遅刻しないの? いつもみたいに遅刻してきたらいいじゃない。 遅刻しなくなるなんて誰の影響かな? 男は不真面目でだらしなくて多少問題を起こしてばかり じゃないと先生落ち着かないな。不真面目じゃないのは男らしくないよ…」なんて教壇でブツブツ と呟いて傍目にもヤベーんじゃね?みたいな目で見られるくらいに酷くなる (または家で独りきりになった時にだけおかしくなって誰も気づかない) そんなある日、男が友達に次にどこで彼女とデートするか話しているのを聞いてしまう。 既にアレな人になってしまっているヤンデレ先生が暗い微笑を浮かべる。後のヤンデレ孔明の誕生である。 男と彼女のデートにヤンデレ先生はこっそりストーキングをして写真を何枚も隠し撮りする。 デートの翌日学校に行くと男は生活指導室に呼ばれ、彼女とラブホテルに入っていく現場の写真を 先生から見せられ停学になる。 ヤンデレ先生が作った合成写真は学校にばら撒かれ、それを先生達が見て問題になったのだ。 停学になり、周囲から人望があり人気もあった男は次第に孤立していく。 いろいろな根拠のない噂が学校中に広まっていたが、誰もその噂の出所は知らない。 それでも男は彼女と別れず健気に頑張る。 一向に別れない男と彼女を憎らしげに見るヤンデレ先生。廊下の影から顔を半分出してこっそり男 を観察するその姿は某岩本道場の先生の如き形相である。 心が病んだ先生に既に善悪の判断はなく、薄暗くなった夕暮れの帰り道、遂に凶行に走る。 とここまで考えた。他にも3通りルートがある。 堅物美人教師が病んでいく様とか超興奮するんですけど誰か書いてくれませんね? 878 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/18(金) 19 54 33 ID /XyqZxjU ちなみに別ルートは ・ヤンデレ先生が男にまとわりつく女達を排除しながら影で見守っていくルート (堅物だから男女の関係は高校を卒業してからの事と考え、男が卒業するまで何かを待っている) ・先生が病んでいく様とありふれた日常を描くハートフルな暗黒小説ルート (誰も居ない教室で一人で授業をしたり誰もいない机に向かって注意したり黒板に延々と男の 名前を書いたりオナったりと病みっぷり満載) ・監禁ルート (個人授業・課外授業・調教ルートともいう) 879 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/18(金) 20 09 10 ID f8JXxrEv 土手で天を仰ぎながら「3年B組!」と声をあげる美人で男子生徒に人気のある坂本先生(仮名)。 そして集まってくる女生徒たち。しかし生徒たちの手には包丁・ナイフ・日本刀・ノコギリetc... わーっしょい!わーっしょい!わーっしょい!わーっしょい… 「勝鬨を上げるわよー!」 「あたしたちの彼氏を寝取ったババァの首級(みしるし)よ!」 「シねシねシねシねシねシねシねシねシねシねシねシね…」 「あんたさえ、あんたさえいなければ・・・」 わーっしょい!わーっしょい!わーっしょい!わーっしょい… その胴上げは異常を察知した婦警の大森さん(仮名)に発見され一時止まったが 彼女が手持ちの拳銃弾を死体の頭部に全て打ち込んだあと、彼女の音頭で再開された。 わーっしょい!わーっしょい!わーっしょい!わーっしょい… 880 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/18(金) 20 34 32 ID SxPwGP+3 877ちょwそこまで考えてるなら自分で書けよwww 他人のプロットでやるのは正直結構めんどいんだぞ・・・ 本人が書き忘れor気づいてない先入観的なイメージがあるからな 881 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/18(金) 21 21 45 ID d6ooqwkr まぁ実際に書き上げるのが一番大変だしなぁ。 882 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/18(金) 22 15 09 ID 85OVWaoW 877と逆の話を考えてた。 主人公は新任の男性教師で、授業やら担任の仕事やらがうまくいかずに意気消沈しているところを真面目な学級委員(女子生徒)に励ましてもらう。 委員長の手助けを受けながら、主人公は少しずつ教師生活に慣れていく。 やがて委員長は自分から放課後に職員室へ話し込みにくるなど、だんだん二人の距離が縮まっていく。 主人公は委員長に感謝しながらも、教師と生徒以上の感情は持っていなかった。委員長も真面目故に不器用な若い先生に親近感を抱いているだけのつもりだった。 しかし主人公には学生時代から友達以上恋人未満の女友達がいた。彼女と過ごしている休日を委員長が目撃してしまったその日から、世界が歪み始める…… そんな話。 忙しくて書く時間がないから、誰でもこのネタを使ってもらってかまわない。 睡眠時間削ってでも書きたいという気持ちになったら自分で書くかもしれんが。 883 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/18(金) 23 49 30 ID /XyqZxjU 880 モルダー、わたし疲れてるのよ… 俺は自分が書くよか人が書いたのを読みたい派ですから 俺としては堅物で真面目な美人教師がじわじわ病んでいく様を描いたSSが読みたいです ヤンデレとは病んでいく過程が面白い。それがより病的であればあるほど素晴らしいと思うのです 884 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/19(土) 01 06 33 ID lePuzouM 昭和初期の空気はヤンデレによく似合う 時代そのものが病んでいると、病んだおにゃのこがより病んで見えていい 885 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/19(土) 01 14 55 ID PSZHl/lV 883 それだけ精密なプロットが書けるなら書くべきだ アレだよ? 自分の手でヤンデレっ子が創造されるのはそれはそれで興奮するぜ? 884 演歌って結構ヤンデレの歌多いしな 886 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/19(土) 13 01 14 ID jRJc+pnH 885 プロットじゃなくて妄想を書いただけですから… 基本的には他力本願の男です。他人任せの卑しい人間なんです 書くと言って書けなかったり完成できなくて投げ出したりと口だけの男になった時の恥ずかしさを 考えたら恐ろしくて書けない矮小な人間なんです。 期待されると心臓が止まりそうになってハゲるんです。期待を裏切る男で有名なんです 887 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/19(土) 15 22 05 ID iKRNB0KU 男も女もヤンデレなカップルを書きたいと思ってたらそれじゃただのバカップルになることに気がついた 888 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/19(土) 15 46 05 ID MmNN+Bha 887 お互いにストーカーしあったり監禁しあったりするんですねわかります^q^ 889 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/19(土) 15 53 57 ID EzgLap7O 女「あの女の臭いがするッ!!」 男「君のほうこそ、男物の香水の臭いがついてるぞ!」 女「えっ…やだ、触られてた…?」 男「うげ、このハンカチか…」 女「消臭しよう!」 男「消臭しよう!」 ギシギシアンアン こうですか?わかりません! 890 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/19(土) 17 27 02 ID kDxo5az2 男のヤンデレは警察にタイ―ホされる可能性が高いが女のほうは警察に逮捕される可能性が少ない。 つまり女のほうがレベルが高い。 891 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/19(土) 17 53 54 ID ntGl6zy+ 887 面白そうw 892 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/19(土) 17 56 53 ID yvNpMyLl 887 SSにしてみてくれw 893 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/19(土) 21 27 06 ID tJ9GvpPn ヤンデレ家族と傍観者の兄の続きまだー? 894 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/19(土) 21 45 26 ID bEPt7q5h それは確かに待ち遠しいなぁ。あれ、兄ちゃん少し報われてない(?)よな。これからどうなるだろう? 895 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/19(土) 23 12 29 ID y27fzcAF 1000いきそうだなコレ 896 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/20(日) 02 17 42 ID Dxe2igAZ じゃあ1000いく前に質問!ヤンデレとドMって両立できる? 897 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/20(日) 02 55 49 ID Vhw0RUs2 ぶっちゃけ弟が主人公みたいになって(ry 898 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/20(日) 02 56 30 ID F5ji2GT5 どっちも可能ではあるんだが、ドMゆえにSな恋人に躾けられてるうちにヤンデレになっちゃったのか、 好きな相手に構ってもらってるという証としてM的なことをされることを欲し始めちゃったのでは大分違うな そもこの場合のSMってのは言葉で攻めるとか多少拘束するとかのソフト系? 本当に傷とかつけるハード系? いやSMには詳しく無いからよくわかんないけど。 899 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/20(日) 03 35 11 ID g1rDtAc4 SMとは、相手に深刻なケガを負わせたりしない&深刻な傷を受けたりはしないという信頼の元に成り立つプレイなので とにかく構われたいタイプのヤンデレか、SMしてるうちに相手にベタぼれしちゃったM子あたりなら両立は可能ではないかと。 自傷癖の延長とかなら、むしろ物足りないんじゃね 900 名前:ヤンデレ家族と傍観者の兄 ◆KaE2HRhLms [sage] 投稿日:2008/04/20(日) 06 18 30 ID WWUQ5a6O 投下します。第十話です。 901 名前:ヤンデレ家族と傍観者の兄 ◆KaE2HRhLms [sage] 投稿日:2008/04/20(日) 06 21 37 ID WWUQ5a6O 葉月さんと二人きりで歩く通学路。 それは、同じ高校に通う男子生徒垂涎のシチュエーションである。 ここ最近はほぼ毎日葉月さんと登校している俺であるが、飽きたと思ったことは一度もない。 嬉しいに決まっている。可愛い女の子と一緒に肩を並べて歩くなんて、 少し前の俺だったらうさんくさいまじないに頼ってでも叶えたい願いだったのだ。 だがしかし、今日はどうもいい気分になれない。 嬉しくはあるのだが、それ以上に気に掛かることがあってどうしようもないのだ。 ――弟は今、どこにいるんだ? 「でね、昨日お父さんにチョコレートあげたら、いきなり道場に行っちゃったの」 「へえ……」 「なにするつもりかなと思って見に行ったら、明かりもつけずに一人で正座して黙想してたの。 すっごい喜んでたみたいだけど、もらえてそんなに嬉しかったのかな、チョコレート」 「……ああ、たぶんね」 チョコレート。昨日はバレンタインだった。 なんだろう。最近ではバレンタインにチョコをあげた男子を誘拐するのが流行っているのか? 弟がモテているということは知っている。 弟が中学に上がってきたときいきなり大量のラブレターやら熱烈な告白を受けているということも風の噂に聞いた。 弟を誘拐して飼いたがる女子が居てもまあおかしくはないな、と思っている。 だが今まではこんなことは無かった。 せいぜい着衣に乱れのある状態で帰ってくるか、両手に紙袋を持って帰ってくるぐらい。 十四日が過ぎて、翌朝になっても帰ってこないなんて初めてだ。例外だ。 無断で外泊しているだけかもしれないが、弟の性格からしてそれは考えにくい。 そもそも、今生の別れを匂わせるようなメールを送るなんて冗談が過ぎる。 しかも、俺宛に送ったメールとは対照的に、両親には外泊するから心配要らないという内容のメールを送っていた。 周到な。おかげで両親は弟が友人の家に泊まっていると信じて疑わなかった。 弟はこんなことしないはずだ。頭の出来がどうこうじゃなくて、こんな意味不明なことはしない、という意味で。 待てよ、携帯電話を誰かに奪われているなら―――― 902 名前:ヤンデレ家族と傍観者の兄 ◆KaE2HRhLms [sage] 投稿日:2008/04/20(日) 06 22 37 ID WWUQ5a6O 「ねえ。……ねえってば!」 耳のすぐそばから聞こえてきた声に思考を留められた。 声のした方向、左を向く。葉月さんが俺の肩を掴んで揺さぶっていた。 「どうかしたの?」 「話、ちゃんと聞いてた?」 「あー……うん。もちろん。お父さんの話でしょ。 そりゃ、嬉しいに決まってるよ。男はいくつになってもバレンタインチョコをもらえたら嬉しいものだから」 「ふーん、聞いてはいたんだ。それなのにいまいち反応が良くないのは……」 突然葉月さんが前に回り込んだ。正面から向かい合う形になり、立ち止まる俺。 葉月さんがいたずらを企んでいそうな笑い顔をしてのぞき込んでくる。 「ふふふ。……もしかして、拗ねてる?」 「なんで?」 今の会話のどの部分に不平不満を覚えるというのだろう。 ただ葉月さんが父親にチョコレートを渡した、というだけの話だったはずだ。 俺がいつまでも黙り込んでいると、葉月さんは不思議そうな目で見つめてきた。 「え……と、あれ? ほ、本当にわからない? 何か不公平さを感じたりしない?」 「いや、特には」 「だって私、昨日あなたにあげてないよ? チョコレート」 ――ああ、そういうことか。 父親にあげてどうして自分にはくれないのかと俺が思っている、と。 ふうむ。言われてみれば少し悔しさが沸いてくる。 昨日もらえたのは、弟から押しつけられたチョコレートの箱と何故か入れ替えに鞄に入っていたオレンジ色の箱のみ。 昨晩は弟の帰宅を待っていたせいで開けられなかった。よって、昨日のカカオ摂取量はゼロ。 もし葉月さんからもらえていたのなら食べていたのだろうが、もらえなかったものは仕方がない。 それに、チョコをもらなかっただけで心を乱しているように思われたらかっこ悪い。 ここは平静な振りをするとしよう。 「俺は昨日葉月さんと一緒に帰れたから。それで十分だよ」 「え、ホント!? ――っじゃ、ない。違う違う、そういうことじゃなくって、その……あのね」 「ん?」 「……ううん、なんでもない」 葉月さんは短いため息を吐き出し、再び隣について歩き出した。 903 名前:ヤンデレ家族と傍観者の兄 ◆KaE2HRhLms [sage] 投稿日:2008/04/20(日) 06 23 48 ID WWUQ5a6O * * * 昼休み。昼食を食べ終わった後で携帯電話を取り出して開き、何度かボタンを操作する。 指を止め画面をじっと見ていると、合体させた机を挟んで向かい側に座る高橋に話しかけられた。 「何をやっているんだ君は。今日はずいぶんと熱い眼差しで携帯電話を見つめているじゃないか」 「ん……そうだったか?」 「うむ。数学の時間に暇だったから君の行動をじっと観察していた。 そうしたら君は授業開始、それから十分後、次に五分後、その後は数分も経たないうちに携帯電話を操作していた。 君がそこまでするなんて滅多にないからね。で、何をしていたんだ?」 「メールの問い合わせ」 「誰からの連絡を心待ちにしているんだ?」 「それはもちろん、誘拐されたお……」 「……誘拐?」 あ――しまった。 変なことを言ってどうする。そもそも誘拐されたかどうかすらはっきりしていないんだぞ。 「すまん口が滑った。今の無し。忘れてくれ」 「誘拐とは穏やかじゃないな」 高橋が神妙な顔をしながら腕を組んだ。失言を忘れてくれそうな気配、一切無し。 気にしないでくれ、頼むから。変に話を大きくされたら困るんだ。 「誰がさらわれた? 君の周りにいる誰かか? もしや――一年女子の間でダントツの人気を誇る弟君ではあるまいな?」 思わず息を呑んだ。 こいつ、どうしてそんなことがわかるんだ? もしかして俺の顔に書いてある、とかか? まずい。ごまかさないと。 「違う違う! そういう物騒な話じゃないんだって!」 「しかし日常的に誘拐という単語を口にするのはその道のプロかアマチュアか、物書きぐらいだろう。 君が物作りに並々ならぬ熱意を持っているのは知っているが、犯罪や小説の執筆に関しては門外漢じゃないか。 正直に白状したまえ。何かあってからでは遅いんだぞ」 「むぐっ……」 何かあったから正直に白状できないのだが、そういう場合はなんと言ったものだろうか。 前言撤回、高橋には通用しない。 最近サスペンスドラマにはまっている、なんて言ってしまって深く追求されたら答えられない。 こちとらテレビはバラエティしか見ていないのだ。 こんな時は対象の興味を他に向けるのが一番。 よし、いちかばちかだが、高橋の後ろを指さして「あ! 篤子先生がスカートをたくし上げて潤んだ眼差しでこっちを見ている!」でいこう。 こんな手を使うのは初めてだ。高橋の篤子先生への情熱を考えれば、成功率は五分といったところ。 やってみよう。勇気を振り絞って。恥を我慢して。 904 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/20(日) 06 27 57 ID U7h/b+ze つ④? 905 名前:ヤンデレ家族と傍観者の兄 ◆KaE2HRhLms [sage] 投稿日:2008/04/20(日) 06 28 24 ID WWUQ5a6O 高速で右手の人差し指で高橋の肩の後ろの何もない空間を指して叫ぶ。 「ああ! 篤子先生が――――あ?」 狙いをつけずに指した方向には見知らぬ女子生徒が居た。場所は教室の黒板側の入り口。 女子生徒と視線がぶつかる。そりゃ、いきなり指さされたら不審に思うわな。 なんとなく悪いことをした気分になりながら腕を下ろしていく。 すると、なんということだろう。さっきまで視線を交わしていた女子生徒がこちらに向かって来るではないか。しかも表情が険しい。 もしや葉月さんを慕う、石鹸の香り芳しい多年草的な嗜好を持ち合わせている人たちの一人? またピンチかよ。しかも高橋に問い詰められるよりやばい。 女子に問い詰められたら反撃できない。もし泣かれたらうろたえるしかできない。 そんなことを考えているうちに女子生徒はすぐ目の前にやってきていた。 机の上に手をつき、拳二つ分ほど空けた距離まで顔を近づけてくる。 相変わらず表情は険しいままであったが、近くで見たその顔は俺への嫌悪を宿してはいなかった。 むしろ追い詰められ、俺に救済を求めているようである。 「先輩、正直に答えてください。とっても大事なことなんです」 後輩らしき女子の問い詰めに対して俺は頷きで返事した。ここで首を振るほど俺は愚かではない。 顔つきだけでなく声の調子まで緊迫しているのだ。言うとおりに大事な用件なんだろう。 「先輩の弟さん、今どこに居ますか?」 「え……。弟?」 弟の所在を聞いてくる、ということは。 「君、もしかして弟の?」 「同じクラスです。それと、あと……」 女子生徒はそこで斜め下に視線を逸らした。 なるほど。この子、弟のことが好きなのか。例の弟のファンクラブの一人かも。 「悪いけど、弟がどこにいるのかは俺にもわからないんだ。あいつ、昨日からどこかに出かけているみたいで」 「嘘……じゃあ、本当に居なく……? 手がかりとか、行きそうな場所とか」 首を横に振る。もしわかっているならここでじっとして考え込んでいない。 突然肩を掴まれた。強く掴まれたが痛みは覚えない。 女の子の腕が震えているのは弟が居なくなった恐怖からきたものか? 本当に、たったそれだけでここまで青ざめた顔をするだろうか? 「お願いします、もう少しだけ、深く思い出してください。じゃないと私、私たち……」 「ねえ、どうしたの? 弟が学校を休んでいるだけでそこまで心配しなくても」 「違うんです! 先輩が思い出してくれないと、私まで危ないんです! 消されちゃいます!」 「け、消されるう?」 それは眉毛に引いた線を消されるとかいう意味じゃなくて、存在自体ってこと? 弟が消えたから、今度は自分の番だと? まさか、神隠しでもあるまいし。 女子生徒を安心させるための言葉を選んでいると、複数の視線を感じた。 昼休みの教室内だから人の目はもちろんある。だが、特に強いものが一つある。 左に目を向けると高橋の顔がある。眼鏡の向こうの瞳にあるのは静観の意志。気になるほどのものではない。 とすると一体誰が? 次は右側へ顔を向ける。 すると、いきなり鋭い眼光を放っている人物と視線がぶつかった。 906 名前:ヤンデレ家族と傍観者の兄 ◆KaE2HRhLms [sage] 投稿日:2008/04/20(日) 06 29 51 ID WWUQ5a6O 葉月さんだ。女友達との話を止めて俺を見つめている。 女友達の輪の中でも際だつ美しさを彼女は持っている。が、今は瞳の中で炎をごうごうと燃やしていそうなご様子。 あれは怒っているのか? 俺に対して? 女の子に対して? 両方? いずれにせよあの状態はまずい。既視感、既知感、嫌な予感。 まるで弟の勉強を見ている最中に睨み付けてくる妹のよう。 葉月さんから目を逸らす。じっと見ていても事態は解決しない。 まずは肩を掴んで俯く後輩をなんとか帰さなければ。 「とにかく落ち着いて。弟ならきっと明日には何事もなかった顔で登校してくるはずだから」 「駄目です。それじゃ遅いんです!」 「どうして?」 「だって明日まで、ううん、きっと今日中に私たち……皆居なくなっちゃいます」 「だから、なんで居なくなるの?」 「あの女は待ちません! きっと腹いせに私たちに言えないような……ことを、してきます。絶対そうです! そうじゃなきゃ、あんな。あんな、血がいっぱい出るようなこと……」 カチカチと音が鳴る。歯と歯が当たる音を立てているのは後輩の女の子。 相当な恐ろしい目に遭ったことに違いない。そしてそれをやったのは同性である女の子。 誰だ? 弟が居なくなったことに動揺し、暴力を振るう人間。そして、そいつは弟の行方を気にしている。 あれ――どうしてそいつは直接俺のところに来ない? 行けない理由がある? 俺と顔を合わせたくない? 俺とは会いたくもない? もしそうだったとしたら、そいつは俺を嫌っている。 女の子で、弟のことが好きで、俺のことが嫌いで、他人に暴力を振るえるやつ。 一人だけ心当たりがある。あいつだ。 後輩の女子に声をかけようとしたら、突然彼女が顔を上げた。 いや、無理矢理上げられたと言った方が正しい。彼女は前髪を引っ張られていたのだ。 「いっ……たい。やめて、もう許し、て……」 「遅い。もう待てない。お前のせいで顔を出すことになっただろう。……どけ」 頭を引っ張られて女の子が倒れる。高橋の方に倒れたおかげで床にはぶつからなかった。 闖入者と対峙する。さっきの予測通りだった。 髪は金色で長く、白い絆創膏で頬を隠していて、瞳に俺への憎悪を漲らせていた。 喉が締め付けられる。俺はそいつが怖かった。 目とか行動とか口調とか、どれかが怖いんじゃなくて、いずれも怖ろしかった。 だけど逃げることもできない。ただ俺は黙るしかできなかった。 ふと、頭の中に疑問が浮かんだ。そしてすぐにそれは解決した。 どうしてこいつが、二度と顔を見せるなと言ったこいつが俺の前に顔を出したのか? 決まってる。そんなの、たった一つの答えを求めているから。 「アニキ。あんたの弟――あいつは今、どこにいる?」 葵紋花火が一番に気にかけるのは、弟のことだから。 907 名前:ヤンデレ家族と傍観者の兄 ◆KaE2HRhLms [sage] 投稿日:2008/04/20(日) 06 31 50 ID WWUQ5a6O 今回はここまで。 最近書いていなかったので、少しずつペースを取り戻すつもりで短めの投下です。 あと、ミス情報。 903の下から7行目の 前言撤回、高橋には通用しない。 は 前言撤回、は高橋には通用しない。 でした。ごめんなさい。 908 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/20(日) 07 09 43 ID CU9IwQJ8 おお リアルタイムに遭遇したw GJ 909 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/20(日) 09 14 30 ID hnwgHXxF お久しぶり グッジョブルゴーニュ 910 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/20(日) 10 08 55 ID txa9OQed GJ 911 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/20(日) 10 54 55 ID UcrLSDdr GJ! 912 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/20(日) 11 41 40 ID 34bszVtQ 相変わらず緊張感あふれる話GJ。 913 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/20(日) 14 48 16 ID JLvvD+8o おいおい…俺が出掛ける前に確認した5分後に投稿されちまったよ。でもGJ!本当に楽しみにしていました!続きもまた楽しみにしているので、じっくり書いといてください! 914 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2008/04/20(日) 16 14 45 ID TX/cIHvp 915 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/20(日) 16 32 04 ID uS9UXXEQ おお傍観者の兄来てた! GJ! 相変わらず次の話がwktkだぜ ってか葉月さんが可愛すぎるw 916 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/20(日) 16 39 30 ID 1fjKjUSh これは葉月さんvs花火にwktk 917 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/20(日) 16 57 31 ID ucgutHcy GJ! アニキはマジで理不尽な目によくあうな…幸せを願わずにはいられない。 918 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/20(日) 18 12 12 ID +YC0cGu/ バカ野郎、兄貴は葉月さんといういい人に想われてるじゃないか、幸せ者だぜ ヤンデレ予備軍? いいえ、一途なだけです 919 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/20(日) 20 55 10 ID 1XEz4lx3 兄貴逃げてー!弟に関わっちゃダメー! 920 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/21(月) 05 21 16 ID b7eaewG+ GJ! だが兄貴自分が物凄いヤバイ位置にいることに気づけw 921 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/21(月) 06 04 46 ID TbaMmDOz http //blog.livedoor.jp/pasoku_matome/archives/51114821.html ↑ここを見ていたら特に気になったレス 幼馴染を振る→幼馴染が社会人と交際(当時中学生)→ 幼馴染処女喪失→高校で再度付き合う→処女じゃない事を知る 俺後悔してもしきれないほど悩んで泣いた なんで振ったんだろうって泣いた でも処女じゃないし若干調教されてる(てた)の知っても 別れる気にはならなかった 結局はその人が好きか好きじゃないか 本気なら処女非処女関係なく付き合える 俺ならその女になんて言ってやるだろうと思って、とあるヤンデレの有名な台詞が頭に浮かんだ。 「例えばお前等がその昔・・・幼き頃、捨てられて凍えている子犬を助けたことがあるとしよう・・・でも死ね。」 ヤンデレの一途さを一度味わったら、簡単に他の男に移る現実の女で童貞なんか捨てられないな。 922 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/21(月) 09 16 39 ID A5xCnPb+ 921 それ実際はかなり辛いよなあ でもヤンデレならって考えちゃうあたり俺ももう手遅れだな 923 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/21(月) 10 16 19 ID hUGgvNlj 921 というかこのパターンは男が自業自得だよな、どんな理由であれ振ったなら別の男に行くのは仕方ないね しかし割り切って一歩進んでるわけだし偉いと思うよ、てか俺もリアルでは付き合うのに処女とか関係ないね むしろ経験のあるひとにセックスを教えてもらいた…まぁスレ違いだな、すまん 924 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/21(月) 10 53 08 ID TbaMmDOz まあ確かに世間一般の倫理では振られたら素直に諦めるのが相手に対する誠意なんだが、 ここではそれじゃあビッチ扱い、ストーキングする事が相手に対する敬意であり誠意なんだよな。 925 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/21(月) 11 28 35 ID +RBXkFrz 自分が悪いだけに男はやりきれないな 926 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/21(月) 13 20 30 ID RXKZ1T/a 921 処女非処女とかで悩んで泣くなんて・・・。 そしたら風俗嬢と結婚した兄貴なんて大変よ。 927 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/21(月) 15 31 39 ID eiuI+4Pl 926 全俺が泣いた 928 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/21(月) 17 49 39 ID usX4L/a0 926 兄ちゃんかっこいいな、北の国からの純みたいじゃん!まぁ、純は別れたけど・・ 929 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/21(月) 18 10 55 ID vRomEwn1 926 というか処女非処女って発想自体が童貞くさいよな。 あげくに泣くとかどんだけw 930 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/21(月) 19 43 33 ID kef2E0xM ここから先ラス投下ラッシュ 931 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/21(月) 22 33 43 ID RXKZ1T/a 929 兄貴は関係ないけど俺は処女に拘ってますがなにか(´;ω;`) 932 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/21(月) 22 36 02 ID 1iMmkZdf 二次元の世界でこだわるのは分かるんだが 現実で処女にこだわる奴の気持ちが分からん 933 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/21(月) 22 39 04 ID ezsU377b おまえらスレチだぜ自重しろ 934 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/21(月) 22 58 48 ID x/CuoINb ヤンデレ娘は処女が合うか、非処女が合うか・・・ まあ、非処女でも血は出るし、痛がるし、 処女膜なんて関係なくて、要は男が如何に女を感じさせて 膣内を濡らしてるかがポイントらしい 935 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/21(月) 23 40 51 ID xpf5kd97 ー 936 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/22(火) 00 55 03 ID yYUOAElU ヤンデレ娘は小学生の時に男の持ち物で辞意をしたから非処女です 937 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/22(火) 01 40 17 ID oUKZ6soz それエロ漫画でもたまに見るけど、主人公を思って破ったとはいえ残念な設定だな 何故待てなかったんだ…とか思う 938 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/22(火) 02 03 20 ID 95lE8xk6 愛ゆえに 939 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/22(火) 03 11 08 ID Fxg7zdXL 「こんなに苦しいのなら、膜などいらぬ!」 悲しい女よ。誰よりも愛深きゆえに。 940 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/22(火) 05 43 43 ID JDMXZ0Wa 裸王 乙 941 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/22(火) 08 24 17 ID RrOs48yL 裸王ではなくて、性帝だがな。 942 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/22(火) 11 31 29 ID ZXx6iWhO 「男君……もう一度ぬくもりを」 ででででーでんでででででん♪ ボーナス、確定ッ!! 943 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/22(火) 11 39 39 ID Z9IHIfLh 退かぬ (男に)媚びるが 省みぬ!! 誰よりも愛深き故に愛に狂った女か…でかいピラミッドを男のために造らせるんだな 944 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/22(火) 12 13 00 ID wKTj/ttw 942 スロッター自重しろww 945 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/22(火) 12 17 40 ID 95lE8xk6 はーい、今週も始まりました、性帝のヤンデレラジオ GO-SHO-HA! 946 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/22(火) 12 27 41 ID ez61WH4Z お前達どんだけ北斗好きなんだよw 947 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/22(火) 13 55 31 ID 76t1WKgj 北斗にはシンを筆頭にヤンデレ多いからな。 惜しむらくは全員男だという点 948 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/22(火) 18 04 42 ID ddPvQCNt 947 「このラオウの思い届かねば、ユリアにも死あるのみ」とかかw この発言もいつもの定義厨に言わせれば自分中心の考え方はヤンデレじゃない、とか騒ぎ立てるんだろうけど 949 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/22(火) 18 23 09 ID FeBJn2YY ジュウザとか性別逆ならかなり萌えるんだがなw 950 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/22(火) 19 26 01 ID Smign5jC ユダは間違いなくヤンデレ 951 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/22(火) 20 24 12 ID a1svpmS2 フドウは外せないでしょ。暴れ物の本性を隠しての道化芝居は何かやってくれそう。 952 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/22(火) 22 24 35 ID wsaVpxaf 947 リハクの娘のトウもけっこうヤンデレ(攻撃性は皆無) ユリアの代わりにおもちゃにしてくれてもいいです! ダメなら自殺します! 953 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/22(火) 22 39 10 ID crqNDyc0 そろそろスレチだな。もうおまえらジョジョ板で話してこい。 954 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/23(水) 01 01 56 ID ScD05Zc0 俺が好きなヤンデレ言葉 「あなたの彼女は、私なんですよ?」 955 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/23(水) 01 05 31 ID deJm60V/ 俺が好きなヤンデレ言葉 「ずっと一緒です」 956 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/23(水) 01 21 14 ID nE7DAgvz 超短編 「安曇君……」 また、やってしまった。 グラウンドで部活をしている安曇君の姿を見ながら 誰もいない教室で自慰にふける。 我ながら、どこかおかしいことも自覚している。 でも、ヤメラレナイ。 安曇君……。 安曇君が私の思いに気づいてくれないのが悪いんだよ? こんなにこんなにこんなに思ってるのに。 教室でオナニーしちゃう変態さんなっちゃったのも安曇君のせいだよ? だから せきにんとってくれるよね? 957 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/23(水) 02 11 08 ID FMrzXYQ8 一番大事なのは好きになった相手を「思う過程で」病んでしまう事 結果的に精神病のようになったのならともかく 元々精神病だった子は(少なくとも狭義の意味には)含むべきじゃないのも確か 958 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/23(水) 08 47 59 ID z4w6aGQF 956 なんていう短編 でも萌える(´∀`) 959 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/23(水) 19 18 54 ID mtTSZ6jn 1970年代の映画見てたんだけど、ヤンデレが多いのはいいが髪型ダサくてなんだかな(´・ω・) 960 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/23(水) 20 02 36 ID H/UguVVZ それはヤンキー姉ちゃんがツンデレしてるだけ 961 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/23(水) 20 59 31 ID z4w6aGQF このスレはもう少しだからいいけど次スレからは議論はやめにしてくれ…… 962 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/23(水) 21 11 25 ID mtTSZ6jn 961 素人か?スルー覚えようぜ。 963 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/23(水) 21 17 06 ID zNJTcDvn 962 お前がいうことではないなw 964 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2008/04/23(水) 21 50 05 ID RC30XAmd 喧嘩はやめよう 965 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/23(水) 22 00 36 ID z4w6aGQF けんかするつもりはなかったですが……スレ汚しすみませんでした 966 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/23(水) 23 11 46 ID 5oIZeY6k スレ汚してしまったからこれ以降浄化するため神が現れるでしょう 967 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/23(水) 23 33 28 ID sNl+0M+K 次スレ http //yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1208961158/ 968 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/24(木) 22 05 24 ID MIC/HPD9 ヤンデレカルタのPVがでてる http //www.nicovideo.jp/watch/nm3086125 969 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/26(土) 01 23 11 ID zn3invok あーあ、誰か ヤンデレの武闘派愛情表現を全て力ずくでねじ伏せ、弟を狙うヤンデレを猛烈に支援してて、いつの間にかヤンデレが弟ヤンデレに勘違いして命を狙う構図になっていて、一時はヤンデレvs弟ヤンデレになるんだけど それも武力行使で制圧して ヤンデレに刺されてもサラシで止血して終わりな そもそもヤンデレを病んでると思わない程心の広くて、馬鹿で普段は冷血だけど興味を持つと一途で面白いこと大好きで超人な主人公 の小説書いてくれねーかなー 970 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/26(土) 01 27 46 ID pmqktdo9 日本語でおk 971 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/26(土) 15 08 29 ID k9CC72Vh たぶん、ヤンデレに巻き込まれない主人公のSSが読みたいと言っているんだろう。 主人公最強設定の中二病漫画的SSになりそうだが…。 972 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/26(土) 18 34 28 ID fV925+VN 確かにヤンデレに勝てる主人公ってのは読んでみたい 973 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/26(土) 19 10 16 ID TERLz9OD 勝てるのはベクトルの違う基地GUYだろw 974 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/26(土) 19 15 11 ID zVyaCUYy ヤンデレに勝てる主人公ならNao2をオススメする 射殺したり奴隷にしたりするよ 975 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/26(土) 23 33 25 ID UvqDZ014 そうゆうのじゃなくて、向けられる愛を上手に捌ける主人公がいい 976 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/27(日) 00 56 22 ID lac1+xMT ヤンデレを最終的には癒してしまう、超男前主人公ということか? 977 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/27(日) 06 34 06 ID nMo5woZf ひぐらしのレナはヤンデレじゃないが、例えるならそんな感じか?罪滅し編みたいな 978 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/27(日) 10 51 00 ID nMo5woZf 文の主旨間違えた。レナじゃなくて罪滅し編そのものだった。あーゆー話が欲しいんじゃないか? 979 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/27(日) 13 01 41 ID dHJVDZqA 977 978 ヤンデレ的に言うとBAD ENDだろ・・・常考 980 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/28(月) 11 42 23 ID BuOZBwvN いや、別に癒されなくても物語にはなるだろうし、 上手く書けば割とほのぼの(謀略その他が空回り)したヤンデレ話になるんでは? 981 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/28(月) 13 44 14 ID BxtaRLEZ 981ヤンドジ思い出した 982 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/28(月) 15 04 17 ID URl3Lesh 981 なるほど、参考になった
https://w.atwiki.jp/i_am_a_yandere/pages/1082.html
1 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2008/02/29(金) 14 09 30 ID kAnF2FVb ここは、ヤンデレの小説を書いて投稿するためのスレッドです。 ○小説以外にも、ヤンデレ系のネタなら大歓迎。(プロット投下、ニュースネタなど) ○ぶつ切りでの作品投下もアリ。 ■ヤンデレとは? ・主人公が好きだが(デレ)、愛するあまりに心を病んでしまった(ヤン)状態、またその状態のヒロインの事をさします。 →(別名:黒化、黒姫化など) ・転じて、病ん(ヤン)だ愛情表現(デレ)、またそれを行うヒロイン全般も含みます。 ■関連サイト ヤンデレの小説を書こう!SS保管庫(本保管庫) http //yandere.web.fc2.com/ ヤンデレ臨時保管庫 @ ウィキ(臨時保管庫) http //www42.atwiki.jp/i_am_a_yandere/ ■前スレ ヤンデレの小説を書こう!Part13 http //yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1199940017/ ■お約束 ・sage進行でお願いします。 ・荒らしはスルーしましょう。 削除対象ですが、もし反応した場合削除人に「荒らしにかまっている」と判断され、 削除されない場合があります。必ずスルーでお願いします。 ・趣味嗜好に合わない作品は読み飛ばすようにしてください。 ・作者さんへの意見は実になるものを。罵倒、バッシングはお門違いです。議論にならないよう、控えめに。 ■投稿のお約束 ・名前欄にはなるべく作品タイトルを。 ・長編になる場合は見分けやすくするためトリップ使用推奨。 ・投稿の前後には、「投稿します」「投稿終わりです」の一言をお願いします。(投稿への割り込み防止のため) ・苦手な人がいるかな、と思うような表現がある場合は、投稿のはじめに宣言してください。お願いします。 ・作品はできるだけ完結させるようにしてください。 ・版権モノは専用スレでお願いします。 ・男のヤンデレは基本的にNGです。 2 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/02/29(金) 14 31 12 ID uZFpKqF/ *、 *、 。*゚ *-+。・+。-*。+。* / ゚+、 ゚+、 *゚ ・゚ \ 。*゚ ∩ *。 *。 +゚ ∩ * (´・ω・`) +。 +。 ゚* (´・ω・`) と ノ *゚ *゚ ・ 。ヽ、 つ と、ノ ・゚ ・゚ +゚ * ヽ、 ⊃ ~∪ *゚ *゚ * +゚ ∪~ ☆ +′ +′ +゚ ゚+。*。・+。-*。+。*゚ 3 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/02/29(金) 16 17 26 ID WxCWaQYG 真面目に 1乙! 4 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/02/29(金) 16 59 40 ID mGGiUOrW 近い内に 1がヤンデレっ娘に監禁され(ry 5 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/02/29(金) 17 01 54 ID tF9j5nMa 1乙かれー。。チョコレートを分けてあげよう 6 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/02/29(金) 19 19 12 ID 1Dk0Mh6B ドラえもん 7 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/02/29(金) 22 09 27 ID QLVbbkNH 1乙 夜まで待っても良かったと思うけど、テンプレは特に問題ないね、たぶん。 あと、さっきお前の家を探してる女がいたから住所教えてあげたぞ。 8 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/02/29(金) 22 22 49 ID 5bUVAZI+ 1乙 しかし何で 7が 1の住所知ってたのかが問題だn 9 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/02/29(金) 22 45 59 ID T4ok4ffd 7も 1を追いかけてるヤンデレで 1を追いかけてる女がいると知らせることで 1にその女を拒否らせる魂胆なんだよ!! 10 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/02/29(金) 23 03 28 ID mGGiUOrW 受け入れたらどうする 11 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/02/29(金) 23 17 01 ID T4ok4ffd だから 1に恐怖心を煽っておきながら 裏でその女の邪魔をするんだよ・・・ 12 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/02/29(金) 23 30 20 ID E+pkxIV6 とりあえず 1に合唱 13 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/01(土) 01 39 44 ID lTvcSv8V ららら~♪ 1乙~♪ 14 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/01(土) 03 23 04 ID smF8rn47 1 乙です☆ 15 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/01(土) 09 12 06 ID s1JwMypw 1、よくやった、うちに来て妹とファックしていいぞ 16 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/01(土) 12 23 04 ID d6409hKN 武装練金のパピヨンが女だったらいい感じのヤンデレなのになあ、と思う俺。 17 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/01(土) 12 55 55 ID PEuN+CIb デレどこだよw 18 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/01(土) 13 08 55 ID d6409hKN うーむ……カズキだけにしか本名を呼ぶのを許さないところ、とか。 19 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/01(土) 13 36 49 ID EOOwjyYi なんだかんだ言って、白い核金つくったところとかも? 20 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/01(土) 14 07 10 ID OgO2lNzb 元病弱で薄幸の美少女が 蝶マスクと魔法少女風ボンテージを身に着けた ヤンデレ女王様に早代わりかw 21 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/01(土) 21 22 05 ID mMeCAGTm 15 お前の妹がすごい目でお前を睨みつけてたんだが・・・?大丈夫か? 22 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2008/03/01(土) 21 58 19 ID 7U0YnrLK 15 訓練教官殿! 微笑みデブがM14にヤンデレているようですが大丈夫でありますか!? 23 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/01(土) 22 05 42 ID IVw6YlOT 22 このスレのお約束は… ・ヤンデレヒロインは美女か美少女 ・ヒロインの幸せこそがハッピーエンド なんだよ… 何?ヒロインが可愛くないだと。 それは妄想力と気合とヤンデレ萌えで補うんだ!! どうしても駄目ならヤンデレの女神様に祈れ!! 24 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/01(土) 23 00 08 ID u/QvdIJX かわいくないヤンデレか・・・ そこで整形ヤンデレだ。 一度愛しの彼に振られてしまった。理由は容姿がジャイコや花沢さんタイプだったから そこで、彼女は就職後は給料のほとんどを整形資金の貯金に費やし、ついに多額の金銭と引き換えに美貌を手に入れた もう一度彼にアタックしようとする彼女だが・・・ 惜しむらくはこの妄想を文章へ昇華できないことだ 25 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/02(日) 01 30 56 ID GjX6mpLa 24 整形と聞いて余り良い顔をしない人もいるだろう。 「作り物の顔」 そう言われた事もある。だけど、私にはこれしかなかったから……藁にも縋る想いで「作り物」を求めた。 「私の事。覚えてますか?」 「貴方に言われたから、私は生まれ変わったの」 「待たせてしまってごめんなさい。でも、これからはずっと一緒です」 「手始めにあの醜い雌犬を消してしまいますね。」 26 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/02(日) 01 35 11 ID 7Khp71eJ 整形ネタか。 こんなのも考えられる。 自分の容姿に自信がなく、告白出来なかった女の子が整形+ダイエットで 誰もが認める美人へと大変身。元々性格も良かった彼女はたちまち人気者。 しかし…意中の彼は 「前の君が好きだった」とつれない返事。 しかも自分の親友(普通の容姿)といい雰囲気に。 「私は死物狂いで努力したのに!!なんであの子と付き合うの!!」 とヤンデレ覚醒。 悲しいかな、俺には文才及び根気が足りない。 27 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/02(日) 01 44 55 ID +8gK+cDQ レディコミにありそうだな 28 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/02(日) 01 52 16 ID EJU70vyD 26 某バーローな漫画でそれとそっくりな話があったよ。 最終的に男は整形女に毒殺される。 29 名前:恋の病はカチカチ山をも焦がす ◆iIgdqhjO26 [sage] 投稿日:2008/03/02(日) 06 09 33 ID REqIrwkK 第五話、投下します。 30 名前:恋の病はカチカチ山をも焦がす ◆iIgdqhjO26 [sage] 投稿日:2008/03/02(日) 06 12 09 ID REqIrwkK *** 何処からともなく、焦げくさい臭いが狸の鼻をくすぐる。 狸は火事かと思って飛び起きると、兎が台所から呆れた顔を覗かせた。 「本当に、狸さんは落ち着きがないですね」 兎は包丁を握ったままこちらを向いたものだから、狸は少しびくりとした。 「ひぇ、殺される」 兎は何も言わずに台所へと戻る。 落ち着いて狸は気が付いた。そうか、兎は料理をしているんだなと。 狸は地べたにあぐらをかき、暫くの間、狸は兎が料理しているのをじっと見ていた。 その姿を見て、いっそのこと火事だったら良かったな、と溜息をついた。 兎はこじんまりとしたちゃぶ台に、半分墨になった焼き魚を並べると、 二匹は向かい合って手を合わせる。 狸は、兎のところに料理が無いのを見て、すこし不思議そうな顔をした。 「兎さんよお……兎さんは何も食べないのかい?食べないと力が出ないよ……」 兎さんは少し苦い顔をする。 「いえ、狸さん、私は先ほど味見してお腹一杯なんですよ」 狸は再び溜息をついた。 狸は辛うじて食べれるご飯を中心にかきこむ。 31 名前:恋の病はカチカチ山をも焦がす ◆iIgdqhjO26 [sage] 投稿日:2008/03/02(日) 06 12 59 ID REqIrwkK 「そういえば、狸さん、昨日は何処へ行っていたのですか?」 狸は一瞬、ご飯が喉に詰まるのを覚え、豪快にせきをした。 兎はあら、大変と背中をさする。 「いや……少し月が綺麗だったから散歩し……」 「嘘ですね」 兎は強い口調で否定した。狸は口ごもった。 「嘘だと言うのは、貴方の体から若干、線香の臭いがするのですよ。 貴方の家で線香を焚いているところを見たことがないのですよ。 とすると、他の場所で線香を焚いてある場所に行った筈ですね。例えば……」 少しくすと笑う。その笑い声に、狸はびくりと驚く。 「娘さんの家、とかですね……性懲りも無く、笑われに行くために」 狸は俯く。 そして恰も地面に話かけているかのように呟く。 「実は……言い難いことなんだけど…… 俺、やっぱり兎さん、あんたとは付き合えないんだ」 兎は耳をぴくぴくと動かす。 「あのよお……あの晩、確かに娘のところへ言ったよ、 で、やっぱり俺、娘のことを忘れられないんだよお…… 俺も、見ての通り、そんな出来た奴でもねえし、 すっぱり忘れられるほどの男らしさもねえよ…… だから、兎さん、あんたの好意は嬉しいのだけど」 32 名前:恋の病はカチカチ山をも焦がす ◆iIgdqhjO26 [sage] 投稿日:2008/03/02(日) 06 15 44 ID REqIrwkK 兎は途中で笑い出す。狸はまたびくりとして言葉を詰まらせる。 「あはははは、何を、何を言い出すかといえば、またそんな戯言ですか? お腹、お腹が苦しいですね」 狸は少しむっとした様子で口をつぐむ。兎は自信たっぷりに述べる。 「いいですか、遠くの薔薇より身近なたんぽぽです。 天高く飛んでいるように見える青い鳥もまた家の中で鳴いているわけです」 そう言うと、兎は狸と距離を詰める。狸の頭を両手で押さえ、唇を重ねようとする。 狸はそれを押しのける。 「いや……俺は頭が悪いからよくわからんけど、 そうじゃないんだよ……俺の、俺なりのけじめだよ」 兎は少し哀しそうな寂しそうな表情を浮かべる。 兎のことだから演技かもしれないが、と狸は思う。 だが、それでも、兎の哀しそうな顔を見るたびに、何処となく、兎のことを傷つけてしまったのではないか、 という罪悪感を覚えてしまう。 「じゃ、俺は……芝刈りに行ってくるからさ……」 狸は相変わらず不恰好な歩き方で出て行く。 一人残された兎は唇を噛み締め、袖をきゅっと握った。 「忌々しい……忌々しい…… あの小娘、まだ私のことを邪魔しようって言うの……」 そのときの顔といったら、禍々しい魑魅魍魎でさえも、恐れて逃げ出していたであろう。 33 名前:恋の病はカチカチ山をも焦がす ◆iIgdqhjO26 [sage] 投稿日:2008/03/02(日) 06 16 34 ID REqIrwkK *** ところで、娘のほうはといえば、爺様と並んで、鍋で煮込んだ芋粥を仲良く食べていた。 爺様は、その老体のせいか、なかなか外へと出られず、かといって日々貧しい生活であったから、何もしないわけにもいかず、黙々と草履を作っていた。 爺様はふうふうと粥を冷ます娘を見ながら、少し申し訳なさそうに話を切り出した。 「なあ、娘や。もうお前も年頃じゃ。もうそろそろ嫁に出る事を考えてもよかろ」 その言葉を聞いて、娘は芋粥を食べる手を止める。 「ええ、解ってます、御爺様。でも、私は既に嫁になる相手は考えています」 爺様は少し目を丸くする。 一人娘が既にそのようなことを考えていたとは思ってもいなかったからだ。 「ほほう、娘や。その相手というのは…… 働き者なのかね?品性や行いが良いものなのかね? 若い者に騙されてはならんぞ、若いうちはなかなか落ち着かないものだから、 気が気で心配ならんからな」 娘はにっこりと微笑む。 「その人は、働き者で品性もよく、 私のことを一番考えてくれていて、一番愛してくれています。 ですから、そんな心配はいりませんよ、御爺様。 それに若い人のような魅力で誘惑出来るならば、他の人たちみんな誰でも誘惑されていますわ」 爺様は少しほっとしたのか、顔をしわくちゃにして微笑む。 34 名前:恋の病はカチカチ山をも焦がす ◆iIgdqhjO26 [sage] 投稿日:2008/03/02(日) 06 19 22 ID REqIrwkK 「そうだそうだ、わしの一人娘だから賢く育てたつもりじゃ。 ご免のう、年寄りは少し愚痴っぽくてかなわんくなる」 娘はただただ相槌のように頷くと、空っぽになった鍋に茶碗を入れて、 井戸へと向かった。たらいに水を汲むと、鍋と茶碗を浸し、へちまで擦る。 ふと横を見ると、娘は庭の入り口に一匹の兎が立っているのに気が付いた。 「あら、兎さん、どうしたのですか?道にでも迷われましたか?」 茶碗を洗う手を止め、そのように呼びかける。 その呼びかけに答えるかのように、兎は丁寧に深々とお辞儀をする。 「どうも、こんにちは。いつも私の主人がお世話になっております」 娘は少し考える。何故なら、娘にとって雄兎の知り合いは思い当たらないからだ。 「失礼ですが、多分、人違いをなさっている気がするのですが」 兎は作り笑みを浮かべる。 「いえいえ、あなたも随分と頭の中が古いのですね。 私が申し上げているのは、誠実で真面目で、 ただ何処か頭が抜けていて身形が醜悪な為にみなから嫌われている人のことですよ」 女性の勘というものは恐ろしい。娘はただそれを聞いただけで漠然と理解した。 この兎が何の為にここにいるのか、ということも。 「あの、失礼ですが、何か勘違いされていませんか? 確かに、私と恋仲に成っている人がいるのは確かですが、 貴方みたいなべっぴんの方をお嫁さんに貰っているとは聞いておりませんが」 35 名前:恋の病はカチカチ山をも焦がす ◆iIgdqhjO26 [sage] 投稿日:2008/03/02(日) 06 20 43 ID REqIrwkK 兎は表情を崩さずに微笑み続けている。 但し、目は全く笑ってはいないが。 「ええ、勿論、解っております。 私も現在独りの身で御座いますし、彼のも独りの身で御座いますが、 何時しか二人は固く結ばれることになるのです」 娘は茶碗を手に取り、鍋をぶら下げると、 先ほどの様子とはうってかわってぶっきらぼうに言葉を投げつける。 「で、何のようですか?そのようなことを伝えにだけ来たわけじゃないでしょう?」 兎は何事も無いかの如く、淡々と続ける。 「いえ、今日は挨拶というくらいですよ。また何かの縁で出会うこともあるでしょうしね……」 娘は何も言わずに家の中へと入っていく。 兎は家のほうへと向き直り、誰も見ていない場所でただ頭を下げ、歩きだした。 「なるほど、あのような娘が言い寄って誘惑していたのですね。 確かに……あれほどの美人でしたらくらりと来ても仕方ないですね」 兎はくすくすと笑う。 「いえ、いざとなったら消してしまえばいいだけの話。 私以外を好きになったならば、それを消してまた向きなおせばいい話。 簡単なこと、簡単なこと……」 恋は人を盲目にする、とは良く聞くことではある。 兎が如何なる目を奪われているのか、それは恐らく神か仏にしか解らぬことであろうということ、なのかもしれない。 36 名前:恋の病はカチカチ山をも焦がす ◆iIgdqhjO26 [sage] 投稿日:2008/03/02(日) 06 21 48 ID REqIrwkK 第五話投下終了です。 37 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/02(日) 06 26 41 ID 0808zc04 GJ!! つ、ついに直接対面したか…… 38 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/02(日) 07 14 41 ID LlmhJJpr 36 GJ! 遂に始まった…女の戦いが ゾクゾクしてきたぜ! 39 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/02(日) 08 59 19 ID vBTVNF33 GJ! オラ、何だかゾクゾクしてきたぞ! 40 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/02(日) 13 30 21 ID BmtleZg7 GJ! 娘さんもヤンデレ化するのか? 41 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/02(日) 20 12 38 ID zqxLJyrG GJ! 兎が正面から宣戦布告したのに萌えた もう結婚してるから近付くな、とか言うのかと妄想した俺はヤンデレに刺される資格もない 42 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/02(日) 20 55 56 ID 7Khp71eJ 41 後ろでお前を暗い目で見ている子がいるぞ。 等と言うと思ったか。 そんな根性なしはヤンデレ少女にペニバンで掘られて、地獄ならぬ 天国でも見てこい。 43 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/02(日) 21 45 12 ID uQ4T/+sU 42 後ろ後ろ 44 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/02(日) 21 57 10 ID iBHvJNzm 43 後ろ後ろ まったく、少しは自分の身の回りにも注意を向けたまえ 45 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/02(日) 22 04 36 ID EYZQCmL0 44 後ろ後ろ 46 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/02(日) 22 07 52 ID os3K1Pbw 右向け右 47 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/02(日) 22 58 30 ID 3IYMkssz 46 お前・・・、足下・・・ 48 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/02(日) 23 18 26 ID giQJlCmt 47 おい・・左斜め・・・ 49 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/02(日) 23 20 53 ID 2l8+L1wq 47 危なーい!上だぁー!! 50 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/02(日) 23 22 05 ID 7GMk7qgy 48 馬鹿!それどころじゃねぇ!!天井見ろ天井!! 51 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/02(日) 23 22 28 ID GST5Rnjj ・・・残像だとッ・・・・!? 52 名前:42だが[sage] 投稿日:2008/03/02(日) 23 35 21 ID 7Khp71eJ この中で一人でも ヤンデレ少女に襲われてるといいね… ちなみに俺は普段の行いが悪いのか無事だorz 53 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/02(日) 23 45 18 ID 3vyDFnuw 52 なぜ、あなたが平穏無事なのか、考えたことはありますか? 私が毎日毎日、どれほどの苦労をして、あなたに擦り寄ってくる泥… ・・・いえ、何でもございませんわ。お気になさらず・・・。 54 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/03(月) 00 15 35 ID YDxvYK1P こういうレスが帰ってくるからこのスレはいいよな ヤンデレっ子に愛されるのを疑似体験できる…… 55 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/03(月) 00 22 41 ID s59JTe+D 54 君は何を言ってるんだ?さっぱりわからないYO 56 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/03(月) 00 28 45 ID Pz1LPWMB 54 あなたは病んでいる 57 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/03(月) 00 31 31 ID kFRfNJUn お前達は最高すぎるな なのになんでまだ無事なんだ? 58 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/03(月) 00 53 42 ID YDxvYK1P 56 病んでいるって、ヤンデレっ子に愛されたいと思うのは人として基本的な欲求だろ? 59 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/03(月) 01 01 25 ID lmTSvE38 なんという数珠繋ぎ 立体位置を脳内マッピングしようとしたら絶望した 60 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/03(月) 01 03 21 ID T7Y5e1dT 57 俺たちは皆、ヤンデレっ子を愛している。 だが俺たちを愛してくれるヤンデレっ子がいない、ただそれだけだ。 さーて・・PC閉じて課題をさっさと終わらせるか・・・ 61 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/03(月) 08 03 59 ID nHh+8dh6 それが…60を確認できた最後の言葉でした(60の母) 60は「最近誰かに監視されてるみたいだ」とよく口にしてました。 まだ…見付からないんですか? (60の親友♀) お兄ちゃんを早く見付けてよぉ!!あの女が犯人に決まってるじゃない!! (60のキモ…妹) 60は無事ですよ。姉だから分かります。 ふふ…もう我慢しないから60ちゃん。 (60の姉) 60に付きまとっていた人?クラスの女の子みたいです。 私?べ、別に彼に興味無いんで。 (60の同級生・ツンデレ?) 60くんをストーキング?はい…よく後を付けたり、彼の持ち物で自慰を行ったりはしてましたが…彼の行方までは。 (60のクラスメイト・ストーカー) 60が行方不明になって一月。早くも捜査本部には諦めの空気が 漂っていた。 だが私は諦めない。必ず60を見付け、そして… (刑事・60の先輩♀) ??「無駄よ… 60は私だけのもの。誰にも渡せないの」 「 60拉致事件」 拉致ヤンデレは誰だ? (母除く) 62 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/03(月) 09 00 51 ID pZfgoFVr 姉が一番怪しい 63 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/03(月) 10 26 06 ID rwVxyX5z と見せ掛けて、普通を装う親友が怪しい 64 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/03(月) 11 51 19 ID s59JTe+D 実は身の回りの女性を覚醒させるための、 60の狂言だった! 65 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/03(月) 13 02 02 ID scYb9SfW 犯人はヤス 66 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/03(月) 17 12 00 ID RjkjOooO 放課後、一通のメールが届いた 今日病欠した恋人からだ 『看病しにきなさい』 おーい、生きてるかー? 「やっと来た、私がいない間に他の女に手出してないでしょうね」 出してねぇ そう言うお前も病人なら病人らしく寝てろ。 何ソファーでくつろいでんだよ 「ゆっくり寝てらんないわよ!」 はい? 「貴方が私以外の女とイチャついていると考えるだけで、ゲファッ!」 あー!服に血が・・・ 汚ったねぇなぁ~も~! 「そうよね、私の血なんて汚いわね、それに比べあの女の初めての血はさぞ綺麗だったのでしょうね!」 あの女って誰だよ!あーもう力むから、鼻血が ほら、ベッドまで抱っこしてやるから 「うふふ、貴方はそうやって私をお姫様抱っこしてればいいの」 はいはい 「もし、他の女にもこんな事したら、私死ぬから、さっきみたいに血ヘド吐いてとても見れたものじゃないようなガハッ!」 はいはい、そうで御座いますかお姫様 「死ーぬーかーらー!」 分かった!分かったから耳元で叫ぶな!・・・・ほら、ついたぞ 「ん、もっと優しく下ろしなさいよ病人なのよ」 ごめんごめん ってもお前、元気そうじゃねぇか 「あ、そっか、まだ本当のこと言ってなかったけ・・・」 ・・・え 67 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/03(月) 17 22 34 ID RjkjOooO 「病気の事、私ね・・・」 ・・・ 「・・・・・・」 ・・・・・・ 「・・・・・・恋の病なの」 ・・・・・・ 「・・・・・・」 ・・・・・・ 「・・・・・・好きー」 照れるぐらいなら言うな! 68 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/03(月) 17 47 47 ID m8hkpdJ2 …グッド。 IDに丸が多いなw 69 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/03(月) 19 51 31 ID RjkjOooO なんか読みにくくなってしまった 次から気を付けます 70 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/03(月) 20 42 46 ID YDxvYK1P 俺……今朝の夢、ヤンデレっ子の夢だったんだ…… 夢に見るまでに恋焦がれているのに、どうして現実では縁がないんだ…… 71 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/03(月) 20 43 21 ID Q4KJ57EP なんかライライの吐血ヒロイン椿を思い出した 72 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/03(月) 20 44 46 ID AONcBmaJ 71 また懐かしい作品を 73 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/03(月) 21 12 29 ID foxZk8OH 67 ナイスジョブ これは……ツンヤン?ヤンヒート? 判別が難しいぜw 74 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/04(火) 01 20 35 ID sdyPKjD9 70 そんなことないよってお前の美人の母さんが言ってたよ。気をつけてね^^ 75 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/04(火) 07 58 42 ID Cdbtffjt 74 そう言えば 70とは本当の親子じゃないんだってさ。 年も八つしか違わないって、うちのねーちゃんが言ってた。 76 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/04(火) 16 53 59 ID sZaS8L3F つまり腹違いの種違いの勘違いの人違いの親子というわけだな ところで 70の母さんが 75の姉についていろいろ聞いてくるから教えちゃったよ なんか秘密がどうとかバラしたらどうとか言ってた。ちょっと刺されて怖かったから…… 77 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/04(火) 19 43 14 ID A8TywC6/ 流れぶった切って小ネタ。ヤンデレとは違うかもだが、まあ小ネタですから。 ------------------------------------- 「ヤンデレになりなさい」 「は?」 そんな唐突に訳の分からぬ四文字を含まれたことを女友達に言われた私。 そういえば彼が出来たのだとか。いいなあ。でも何その単語。 「何を言ってるかさっぱりなのですが」 「ヤンデレはいいぞぅ・・・ああいいぞぅ」 「・・・ヤンデレってそもそもなんなのはぶ!?」 殴られた。裏拳だった。ひどい。 「全く。そんなこと言うなんて。 そんなことだから好きな人にも告白も出来ないのよ!」 「___!!ななな、何言って。べ、別にあの人のことなんか・・・」 「分かりやすい反応ね・・・ま、いいけど」 その後、ヤンデレについてのトークを友人にみっちり受ける。 聞いていた周りの女の子が逃げたりしていたが、私は逃げ切れなかった。 「で、でも・・・愛という名目でそこまで行っちゃうと・・・やっぱり駄目なんじゃ」 「ふふふ・・・甘い。GEKIAMAよ!」 「何故にローマ字」 「そこにメリットがあるからさ・・・くくく」 「な、何よ・・・」 不敵な笑みを浮かべながら、友人は高らかにこう告げた。 78 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/04(火) 19 44 00 ID A8TywC6/ 「ヤンデレヒロインであることの良さ、それは・・・ずばり、どちらに転んでもハッピーエンド!!」 「な、なんだってーーーー!!」 「監禁して二人の世界に入ってもハッピーエンド(主にヒロインが)だし、 たとえ愛する人が彼女の症状を元に回復させても二人ともハッピーエンドだから、 ヒロインにとってはとてもおいしいってことなのよ!!」 (ええーーーー) 「でも・・・好きな人が拒絶したり別れる話だってあるんじゃ・・・」 「あ、大丈夫、その後絶対笑顔で泥棒猫を抹殺したり愛する人を調教しちゃってるから♪」 (ええーーーー) 「い、いや、しちゃってるから♪、じゃなくて」 「愛のためなら手段は関係ないの」<最高の笑顔で 「う・・・今の笑顔・・・凄く素敵だった」 「ゲームならエンディングカットの一枚絵になるわね」 「又訳の分からないことを・・・」 「ちなみに、私はヤンデレで幸せになれました、てへ♪」 「え、ええ!?どういうこと?はっ、そういえば 貴方の彼の幼なじみの子が登校していないような?」 「転校・・・したんだよ」<遠い目 「なにその意味深な発言と態度!?」 「さあ、分かったでしょ?ヤンデレになりなさい!幸せはすぐそこよ!」 ・・・どないせーと。 追記。 「これを読んでいる貴方。貴方の恋愛は、本当に純愛ですか?」 「何不安あおるようなことを言ってるの!?」 「ヤンデレは疑心暗鬼から生まれるものでもあるのよ・・・くくく」 終わり 79 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/04(火) 19 44 34 ID WJpbeD99 70の弁当って誰に作ってもらってるんだ? 70に彼女はいなかった気がするが 親の弁当でハートマークってのはなぁ・・・ 80 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2008/03/04(火) 23 03 30 ID Yge3S0le いいなぁ旨そうな弁当作ってもらえて 俺の妹が料理上手いから今朝頼んだら海苔だけぎっちり詰まっていたんだが・・・ なんか怒るようなことしたかなぁ? 81 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/05(水) 00 54 00 ID //wo0E4N 80 それ本当に只の海苔か? もしかして薬g いや、すまん。ここで言う事じゃなかったな。 82 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/05(水) 01 16 57 ID /jrTrKt7 80 作ってくれるだけいいじゃないか。 俺なんて作る側なんだぜ。ありがとうって言われたことすらないな。 弁当箱を洗って返してくれる辺りはマメだなぁとは思うけども。 83 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/05(水) 01 48 15 ID M79jUxI0 すまん、キモ姉やキモウトはいけるが、母は無理だ 82 お前弁当箱の匂いかいでみろ 微かに変な匂いしないか 唾液のような…… 84 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/05(水) 01 59 14 ID c8yFKoev 唾液の匂いなんか普段から嗅いでなきゃわかるわけないだろ、馬鹿だなあ 85 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/05(水) 02 01 12 ID jHT57ydR 80 わかるぜ、妹は色々と面倒だ だが、お前の場合、髪の毛を愛液で似たものだった可能性がある。臭いを嗅いでみ? 86 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/05(水) 02 46 20 ID kmiWmijS 80の弁当を見たがちゃんとした海苔だったぜ。俺の姉ちゃんが作ってくれる弁当に入ってるやつと同じだし だいたい髪の毛と海苔なんて間違えねーよw 海苔はこう、くちゃくちゃっとしてるけど髪の毛はもっとストレートだろ。それに海苔の方が毛がみじk・・・ 87 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/05(水) 07 55 50 ID vgCQvtGX 86 やあ、おめでとう。 姉ルート確定だね。 今回君の選択は正しかったのか僕には分からない。 でもね、君の回りには妹、同級生、幼馴染み、先輩、教師、バイト先の同僚… 数多くのヤンデレが存在するんだ… ここにやり直しボタンがあるけど。 どうする? ヤンデレ愛人生をやり直しする? ⊃ ・ はい ・ いいえ 88 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/05(水) 11 29 40 ID DrWfq1/5 ネタを伸ばすのもいいがまずは職人にレスを付けろ。 78GJ 89 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2008/03/05(水) 14 26 09 ID 5zoHZaBl 90 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/05(水) 16 44 29 ID RUx16DMJ いやいや、趣味嗜好の合わない作品にレスをつける必要は無いでしょう。 91 名前:名無しさん@ピンキー[age] 投稿日:2008/03/05(水) 17 35 03 ID PRmuNKjz http //jun.2chan.net/b/res/6932775.htm 92 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/05(水) 22 21 11 ID jHT57ydR 90は 78に取り入ろうとする泥棒猫を駆除して 78を独占しようとするヤンデレ娘と見た 93 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/05(水) 23 49 32 ID vgCQvtGX 92 気を付けて!! 90の狙いに気付いた君を狙う怪しい人影が……!! 94 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/05(水) 23 51 38 ID r62Gulj9 ネタ引っ張り過ぎ… もういいよww 95 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/06(木) 00 30 18 ID 19sHNNBM ほ う ち ょ う を も っ た さ ゆ り が な か ま に な り た そ う に こ ち ら を み て い る ! ! 96 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2008/03/06(木) 00 47 37 ID NJKuZsWb http //www.getchu.com/soft.phtml?id=520805 これは……私もそろそろエロゲデビューの時ですかな 97 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/06(木) 00 52 26 ID NJKuZsWb ごめん、あげちゃった…… 反省してる だから許して いや本当に反省してるって… いやおまえちょっ(ry 98 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/06(木) 01 21 35 ID rYw0Ep3s 97 どうしてageたりしたの……? そんなことしたら私と彼だけの秘密の場所が秘密の場所じゃなくなっちゃうじゃない…… そんなに私と彼とを引き裂きたいの? ユルセナイ…… ってことか まあどんな形であれ、ヤンデレっ子に関われるとはうらやましい限りですねw 99 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/06(木) 02 44 40 ID /SpvI+Zv 前スレでやれ。 100 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/06(木) 10 52 15 ID U+t+PbmU 気持ち悪い流れだな 101 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/06(木) 12 02 21 ID pRnUsj8f みんなのヤンデレ覚醒って何が原因? 102 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/06(木) 13 07 06 ID Y+ipy+63 7~8年程前の小6か中一の頃、ある漫画の主人公が監禁される夢を見たあたりかな 性についての知識が乏しかったから、一緒に縛った恋敵の前でキスしたりマーキングする程度 本格的なヤンデレに目覚めたのは二年前、修羅場スレまとめとスクイズの存在を知ってから 103 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/06(木) 13 17 08 ID D+YGcxEh 狂った果実 俺、オサーンorz 104 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/06(木) 13 35 18 ID 5s06Ypad このスレと嫉妬スレの住人って大半が被ってんの? 105 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/06(木) 13 43 09 ID MlzEOkny 少なくとも俺は違う てかどーでもいい、いちいち他スレを引き合いに出されてもウザイ 106 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/06(木) 15 09 47 ID GfsY6QAw 修羅場スレは荒れてたから見てないな 107 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/06(木) 16 31 04 ID GR1j7q+9 紅の夕乃さんがストライクだった 108 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/06(木) 16 32 42 ID 24AbCcCy 夕乃さんってヤンデレか? 109 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/06(木) 16 40 13 ID 5F5TK1ty つーか、いつまでも炎上し続ける上に一向に学習能力がつかないアフォどものせいで廃墟スレと化した あそこの連中どもと一緒くたにせんでくれ 荒らしに魅入られてしまったスレのなんと哀れなことか 110 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/06(木) 16 41 59 ID WrX+6JER キモ姉系の嫉妬要員じゃない? 111 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/06(木) 17 15 09 ID HEzNUhxn 俺は間違いなくSHUFFLE!の楓 112 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/06(木) 17 50 58 ID z+4NLXTz かなりマイナーだが、「死者の呼ぶ館」の葵。 113 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/06(木) 18 33 15 ID SO0Jror+ 109 いちいちお前もそういうこと言わないといられないアフォなのかね 他スレの悪口はチラ裏にでも書いてろ 114 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/06(木) 18 47 36 ID UOeyR9F3 そろそろ、むこうで勝利宣言するからこっちにくるのかい? 115 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/06(木) 19 12 37 ID rYw0Ep3s 前から色々あったけど、決定的だったのが未来日記の由乃 116 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/06(木) 20 34 39 ID qYEKESi8 110 そういやブレンパワードの伊佐未姉さんもヤンデレだったな 117 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/06(木) 21 12 33 ID z+4NLXTz ブレンに出てきたママンはヤンデレなのかな? 118 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/06(木) 22 04 20 ID dz8itgqZ 俺はマナマナだな 最初は引いたけど数ヶ月後に急に愛され過ぎる事の魅力に気づいた 119 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/06(木) 22 36 41 ID n3D1WDVo マナマナはいいね 実に良い 俺はクロスチャンネルの支倉曜子 120 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/06(木) 22 44 39 ID lg87B77N じゃあ俺は田中ロミオ繋がりでゲーティア 121 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/06(木) 22 51 00 ID 3csouloF 笑うなよ?絶対笑うなよ? 夢野久作の 「ドグラマグラ」のモヨ子 「瓶詰地獄」の兄妹 他の文学作品では川端康成の「青い海、黒い海」の 「私」ときさ子の関係はヤンデレカップルとしては理想的 122 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/06(木) 22 55 48 ID 3csouloF 121間違えた りか子だった・・・ あと、エロゲだったら「ハードラヴ」に適うモノは無いな 123 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/06(木) 23 48 35 ID L48Eefkr みんな ○○を読んで目覚めました って流れなのか… 私は異端だな。 私は 一見大人しそうな女の子が実は暴走娘 というスラップスティック物が大好きで、 それを集めてたらいつのまにかコメディの内容にホラー系が混じるようになって、気がついたら ヤンデレ属性になっていた。 だから これを読んで目覚めた というものがない。…異端すぎるぜorz 124 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/07(金) 00 00 28 ID 5s06Ypad 俺の場合は軽い嫉妬が好きだったが ネットを使うようになってからヤンデレにのめりこんでしまった。 ちなみに最初、ヤンキーデレと思ってた。 125 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/07(金) 00 12 08 ID yu/IFjyA 124 「あぁん?何見つめてんだこの野郎!……もっと、好きになっちまうじゃねーか……ばかやろぉ」 こうですか、わかりません>< 126 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/07(金) 00 49 36 ID A/SI3krG ジャンプスクエアの屍鬼の主人公につきまとう女キャラはヤンデレなんだろうか 127 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/07(金) 01 06 29 ID 340ZjLQE 俺も何で目覚めたってのはねえな…… ラムちゃんで嫉妬に目覚めたのは確かだけどヤンデレは特に無い 嫉妬と独占欲の余りおかしくなるのってエロマンガには昔から沢山あったからたぶんそういう積み重ねで 128 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/07(金) 01 14 39 ID hVP0t4J3 南極条約の姉さんのSSを読んだせいで目覚めてしまった…… 129 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/07(金) 02 42 45 ID OLB5gSsT 俺はニコニコでスクールデイズの鮮血の結末?で覚醒しt 130 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/07(金) 04 04 27 ID XycoIvJc 今思うと絶望の世界かなー 131 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/07(金) 04 42 32 ID BCwrCpEJ きみとぼくの壊れた世界の櫃内夜月(目覚め) と SHUFFLEの楓(確定) かな。 132 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/07(金) 05 07 33 ID IEEjhbXZ ハーレムスレ→女の子の嫉妬ってかわいくね? ↓ 嫉妬・三角関係・修羅場スレ→ハァハァ、でも嫉妬って女のエゴだよな ↓ ヤンデレスレ、キモ姉妹スレ→これだ 133 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/07(金) 08 07 02 ID zAwglNBM 絶望の世界にヤンデレなんていたっけ? 134 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/07(金) 08 54 12 ID n25IBRZ9 36 GJ!!もしかして娘もヤンデレなのか?そうすると狸は両手にヤンデレだな……。 がんばれよ、狸。 135 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/07(金) 12 44 07 ID fpPl5CpC 前スレ梅て来たぜ 新しいヤンデレ娘を楽しむとするか 136 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/07(金) 13 04 54 ID JePMSbW+ 俺は「ほの純」かな 以前からこんな娘がいいなってのはあったが ほの純読んで完全に覚醒した 137 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/07(金) 14 00 48 ID IEEjhbXZ ああ、そういえば気になってたんですけどカチカチ山のやつって、世界観どんなのなんですかね レコードでてきたりするし、あと狸とかウサギって普通に擬人化して考えていいものなのかどうかとか 138 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/07(金) 16 14 31 ID FQnw00h1 そこらへんは読者の想像でいいと思う 変に決めつけるのもアレだし 139 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/07(金) 22 23 13 ID MZ1mTdQC ところでここに投下する作品にはどれだけヤンデレ分があればいいのだろうか? 1.ヤンデレキャラが出てくる 2.ヒロインの一人がヤンデレ 3.メインヒロインがヤンデレ 4.ヒロインは全員ヤンデレ 140 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/07(金) 22 41 59 ID zAwglNBM そんなもん規定されてねえよ 141 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/08(土) 00 33 21 ID kK0+9Pi2 139 ヤンデレが出ればそのじてんでここのスレに投下してもいいってことだ! が、しかし男のヤンデレはNG。 142 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/08(土) 00 35 11 ID vXtcok0I 139 ヤンデレメインの話じゃないとアウトだろ…jk 143 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/08(土) 00 45 11 ID tIQvxoIO 142 いや、ヒロインに覚醒ヤンデレがいると、必然的にヤンデレメインになるからいいんじゃないか? まあ最終的にはヤンデレyじゃないのとくっつくかもしれんが 144 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/08(土) 01 09 07 ID bIaNvlsa どこかで『ヤンデレは料理でいうカレー粉』って言ってる人がいたねぇ。 他を全部キャンセルして食感をカレー風味にしちゃうっていう 145 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/08(土) 01 12 14 ID tIQvxoIO 的確だなあ 146 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/08(土) 01 58 39 ID vXtcok0I 143 なら1,2の区別が分からん そのヤンデレがヒロインかどうかなんて分からんだろ それともマルチにするってこと? 147 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/08(土) 02 29 27 ID tIQvxoIO 146 ヒロインじゃなくても、主人公の周りにヤンデレキャラがうようよいたらそれはそれで面白くないか? そもそも、ヤンデレがほとんど絡まない話をこのスレに投下したりする奴がいるだろうか 148 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/08(土) 02 38 54 ID vXtcok0I 147 ならヤンデレキャラがメインの話でFAだな 149 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/08(土) 09 55 08 ID tGCL4Ykz 俺の想像力では、ヤンデレとのHシーンは監禁のち逆レイプしか思い浮かばん。 150 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/08(土) 10 11 52 ID f2DDkF51 男の性欲につけ込んで付きまとうとか・・・ 151 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/08(土) 10 32 58 ID g7n08d0j ヤンデレとのHシーンだったら、 ・エッチ最中は普通の女の子 ・普段は普通、エッチ最中はヤンデレ パターンは? でも面白くはないか。 152 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/08(土) 12 46 27 ID EKhYBOF+ 151 どっちも美味そうで困る。 153 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/08(土) 13 15 29 ID /dMe3Mmv 主人公のことばかり考えて生きてきたために性の知識が不足していて、 いざ逆レイプしようとしたところで何をしていいか分からず戸惑う。 とかどうだろう? 154 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/08(土) 13 34 50 ID XnA1neIe 151 下の方は、男がショタ、女がお姉さんみたいなのしか、想像できない。 155 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/08(土) 20 48 34 ID L5Xt3WDe 151 会社員の女上司と男部下 会社内では女上司が男部下を叱りまくってるが プライベートだと女上司が男部下に甘えまくってる そんな二人にかわいい後輩女部下が近づいてきて・・・ っていう妄想をした 156 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/09(日) 00 05 30 ID eJyQK2pi 155 書いてみた。 全然推敲してないし、上司がまったく可愛くないけどね。 157 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/09(日) 00 06 18 ID eJyQK2pi 「横島くん、例の書類まだなの?」 眉を吊り上げて鋭い目で睨んでくるのは俺の上司の三上レイさんだ。 「あ、はい。あと三十分だけ待ってください」 そして答えたのが俺、横島忠綱。去年、大学を卒業して、ここの会社に就いたばかりのサラリーマンだ。 「その台詞は一時間前にも聞いたわよ!ろくに仕事も出来ないなら辞めてしまいなさい!この亀男!」 部屋中に聞こえるほど大きな声で罵られる。 俺は確かに仕事は出来ていない、でもこの書類をほんの数時間でやれって言う方がおかしいだろ… そんな不満を腹の中にしまいこみながら黙って仕事を続ける。 周りの人間は憐れみ半分無視半分だ。 そりゃそうだ。 三上さんは仕事ができるが性格がキツイで有名な女傑で、わずか28という年齢で部長の地位に上り詰めた人で変に触らないことがここでの暗黙のルールとなっていたのだ。 しかし、そんなことをまったく知らなかった四月、新入社員歓迎会で俺はやってしまったのだった。 結論から言おう。 その夜に俺は三上さんを抱いた。 お互い酔っていたし、俺は女の子が大好きなのだ。 そして朝になって気づくシーツの紅い点。 トドメは目が覚めた三上さんの一言。 「……責任とりなさい」 そんな理由で三上さんと恋人になるハメになった。 158 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/09(日) 00 06 57 ID eJyQK2pi 「愛してる」 そう言って遠慮なく俺の口の中を貪っていく彼女。 「好きよ」 誰もいない社内では二人の声しか聞こえてこない。 (…今日もか) これで何日連続だろうか? 俺は今、俺の唇を強引に奪う女、つまり三上さんに無理矢理残業させられているのだ。 そして夜が更けて二人っきりになると強引に愛を求めてくる。 まあ、それだけならいいんだがこの女は休みの日になると勝手に人の家に上がり込んでくる。 はっきり言ってウザいことこの上ない。 恋人がいる人ならわかるだろうが、恋人といえど他人なのだ。 取るべき最低限の距離というものがある。 しかし彼女はそれを知らなかった。 現に彼女は今、上司という特権を利用し俺を長時間拘束している。 前に同僚に手伝ってもらって与えられた仕事を全て終わらせて先に帰ったことがあった。 すると泣きながら朝まで説教をされた。 また別れ話を切り出したこともあった。 すると彼女は包丁を自分の首筋に当てて「別れるくらいなら死ぬわ!」と叫んだ。 なんという地雷女だ。 俺は自分の不幸を呪いつつ彼女の求めに無気力に応じるのだった。 159 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/09(日) 00 07 32 ID eJyQK2pi 「あの……もしかして横島先輩ですか?」 四月、俺が入社して一年目になった日、社内で俺は知らない女の子から声をかけられた。 「はぁ……確かに俺は横島だけど……君は?」 失礼かもしれないが知らない人は知らない。 こういうのはオレオレ詐欺や宗教の勧誘かもしれんからはっきり言った方がいい。 「ヤダなあ。私、蛍です。昔、隣に住んでた」 蛍? いや、あいつは丸っこいメガネをかけててダサい三編みしてた女だぞ。 しかし、俺の目の前にいるのはショートカットでくりくりした瞳の美少女だ。 うん、間違いなく別人だ。 「悪い、俺は宗教や詐欺に引っ掛かる馬鹿じゃないんだ。騙すなら雪之丞あたりがオススメだぞ」 そう言って立ち去ろうとしたがかなわなかった。 「…マザコン」 ボソッとした黒い声。 「…中2まで一緒にお風呂」 こ、こいつは…… ニタリと笑う少女。 「やあ、蛍くん。積もる話もあるし一緒にランチでもどうだい?」 「わあ、素敵。私、駅前のフレンチレストランがいいです」 こいつ…… そして俺は二人の諭吉を失った。 160 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/09(日) 00 08 01 ID eJyQK2pi ※※※ やっと見つけた。 わたし随分探したんだよ。 でも忠にぃが悪いんだよ。 忠にぃが色んな親戚の家を転々としてたから探すの大変だったんだから。 忠にぃ、覚えてる? ちっちゃい時にね、私たち結婚の約束してるんだよ。 今はうるさいハエがたかってるみたいだけど安心していいよ。 すぐに潰すから。 アナタのお母さんみたいにね。 161 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2008/03/09(日) 00 08 40 ID memk7XIy 「いじめ特派員」 毎日いじめに悩まされる中学生健二。 毎日いじめを行う中学生源藤。 この凹凸コンビが突然特殊秘密機関にGLNA(グルア)に 「いじめ特派員」として任命される。 任務は健二が源藤以外のいじめを行う者(TEPテップ)に わざといじめられるように日々を過ごしTEPを特定する。 源藤は健二を含むいじめを受ける者を目標とし 肉体的苦痛を与えないようにいじめて共犯者を いじめを行う者(TEP)として健二と源藤が一緒に 秘密特殊機関GLNAに報告するのが任務だ。 GLNAへ報告後TEPは翌日からいじめを行わなくなるか あの世へといくの道しかない。その排除の基準を知らない 健二と源藤は徐々に不安を募らせてゆく。強制的にいじめられる 健二。強制的にいじめる源藤。共に精神もやられはじめ 無差別な報告になっていくのだった・・・・ 162 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/09(日) 00 10 29 ID XLkIzPEp 以上です。 理由あってPC使えなくて、後日もっとちゃんとした文のやつを投下できたらなぁと思います。 お目汚し失礼。 163 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/09(日) 00 18 22 ID llHaRyu3 162 GJ!! お目汚しなんて、もっと自信持とうぜ! 164 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/09(日) 00 20 28 ID bV+kCuFH 161 なにこのくう(ry 165 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/09(日) 00 23 03 ID P/gsxe62 162 結婚してください 166 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/09(日) 00 26 58 ID 1JGvYCqC とりあえず一言 名前はちゃんと考えような。 いくらなんでも、漫画のキャラクターの名前を引用するのは良くない。 分かる人は分かるぞ。 でも、こういう話は好きだぜ。 167 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/09(日) 00 46 19 ID XLkIzPEp 166 わかる人がいてくれてすげぇ嬉しいw 実は母親の名前は絹代にするつもりだったのは秘密だw ツッコミ入ったし名前は変えときますね じゃあもう消えます 168 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/09(日) 00 52 03 ID H5VSucGj まさかゴーs… 169 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/09(日) 01 06 58 ID hF7FhsuH 162 おああああ!ほんとに書いてくれるとは!GJ! 170 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/09(日) 01 07 30 ID llHaRyu3 見慣れない部屋で目が覚めた俺はベッドに縛り付けられていた ハッキリしない意識の中、身に起こったことを必死に思い出す 今日は学校を休んで一日部屋にこもっていて 夕方にクラスメイトの今日子がプリント持ってきてくれて…… 「あは、やっと起きた、このまま死んじゃうのかと思ったよ」 そうだ……この女、今日子にスタンガンのようなものを押し付けられて 「おはよう、って言ってももう夜中だけどね」 そう言って今日子は俺にまたがった いわゆるマウントポジションというヤツだ 「ねぇ、なんで今日休んだの、一緒にお勉強したかったのに、お弁当だって作ったんだよ?」 「……ここはどこだ?」 「ここは私の部屋、ねぇ、なんで休んだの? 答えてよ」 彼女の手がじわりじわりと俺の首に近づく 「言えないんだ、それとも忘れちゃったのかな?」 「な、なにを……?」 手が首にかかり 「じゃあ教えてあげるね、昨日、あなたは、私を、犯したんだよ!」 「ぅぐっ!」 一気に締め上げる 「無理やり!無理やり!私をレイプしたの!覚えてないの!?」 俺は手足を縛られているせいで抵抗できない 「自分が何したか分かってるの!? 女の子の人生メチャクチャにしちゃう最低な事したんだよ!?」 「やめ……」 急に彼女の締め付ける手の力が抜け解放された 「やめて……?」 「げほっ、はぁはぁはぁ」 「やめてって、私も言ったよね、言ったのに、止めてくれなかった……」 パシーン! 「っつ!」 突然の平手打ちに、頬が熱く痛む 「何度も、何度も、何度も、何度も何度も何度も何度も何度もやめてって言ったのに!」 パシーン!パシーン!パシーン!パシーン! 繰り返される往復ビンタに頬の感覚がなくなってきた 171 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/09(日) 01 08 18 ID llHaRyu3 「はぁ、はぁ、どう?思い出した?……じゃあ証拠見せてあげるね」 そう言うと彼女は上着を脱ぎだした お世辞にも大きいとはいえない胸のふくらみ、その頂点の桃色の乳首、そして…… 痛々しいほどくっきりと刻まれた歯形が見えた 「この歯型が誰のものか、わかるよね? ……言い逃れできないよ こんな痕つけた歯にはお仕置きしなきゃ、ね」 彼女はポケットからペンチを取り出し口元へと運ぶ 「どの歯からにしよっか、前歯がいい?それとも奥歯?犬歯にする?」 「ぅう……ごめ、なさい…ぅ…ごめんなさい」 「あはは、泣いちゃったね」 「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」 「許さないよ、絶対。その代わり、条件飲んでくれたら警察行かないよ」 俺は首を縦にふった、何回も 「私以外の女と話さないで、私以外の女に触らないで、私以外の女と遊ばないで 私以外の女と食事しないで、私以外の女と仲良くしないで、私以外の女とSEXしないで 私、あなたに傷物にされたの、その責任、死ぬまでとりなさい」 選択の余地はなかった、俺は泣きながらその条件を受け入れた その日、放課に英語の補習を終えて教室に一人残っていた 教師は戸締りをするようにとだけ言って先に帰ってしまった 電気を消した薄暗い教室、さあ帰ろうとしたその時 「補習お疲れさま、ジュース買ったのはいいけどお腹いっぱいになっちゃって、飲む?」 いつの間にか後ろに立って缶ジュースを差し出す今日子がいた 彼女は補習を受けなかったから、とっくに帰ってるはず もしかして俺をまって……なわけないか、委員会の仕事でもしてたんだろう 「サンキュー、いただきまーす」 これって間接キスだよな…… ジュースを飲む時、一瞬だけ彼女が見えた 笑顔だった、口元だけ笑っていて、目が笑っていない笑顔 その目に何か暗く淀んで見えたのは教室が暗かったからだろう 俺はジュースを飲み終えて…… END 172 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/09(日) 01 15 26 ID llHaRyu3 あ、タイトル考えてないや…… 寝る前にレイプネタ思い浮かぶ俺どうかしてるぜ おやすみ 173 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/09(日) 09 43 08 ID P/gsxe62 テラ策士ww 174 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/10(月) 00 01 10 ID cHVr7ICR 167 GSはそれなりにSSサイトが残ってるから読んでる奴も 多いだろうよ 175 名前:ヤンデレジャンケン ◆ZUUeTAYj76 [sage] 投稿日:2008/03/11(火) 01 18 23 ID yB8LhmHR 『テレビの前のよいこのみんな~!』 『テレビの前の恋する乙女たち~!』 『『ヤンデレジャンケン、はっじまっるよ~!』』 「……なにアンタ、いまだにそんなの見てんの?」 「おいおい、コレ結構おもしろんだって、見りゃ分かるよ」 『こんにちわ!ヤン助お兄さんと』 『こんにちわ!ヤン美お姉さんの』 『『ヤンデレジャンケンの時間だよ!』』 『初めて見る子のためにお兄さんが説明してあげよう!』 『ルールは簡単、 ・ノコギリは包丁に強くて ・包丁は主人公に強くて ・主人公はノコギリに強いぞ! 後は普通のジャンケンと一緒だ!』 『それじゃあいっくよ~!』 『『ヤンデレジャ~ンケンジャンケンポン!』』 ヤン助お兄さん:包丁 『主人公の子はおめでとぉ~! 負けちゃった子は次もがんばってね!』 『2回戦いくぞぉー!』 176 名前:ヤンデレジャンケン ◆ZUUeTAYj76 [sage] 投稿日:2008/03/11(火) 01 24 45 ID yB8LhmHR 「……ってさっき主人公じゃジャンケン負けてなかった?」 「なに言ってんだよ、主人公は刺されるもんでしょ、勝ちだよ勝ち」 「はぁ?」 『『ヤンデレジャ~ンケンジャンケンポン!』』 ヤン助お兄さん:ノコギリ 『包丁出した子おめでt』 『――ちょっとカメラ止めて』 『ど、どうしたのヤン美お姉さん!?」 『どうして……どうしてノコギリなんて出したのよ』 『どうしてって言われても、その』 『最初は包丁出してくれたのに! なんでノコギリなんか出すのよ!』 『取り合えず落ち着こうよ、ね、本番中だよ』 『昨日は何度も愛してるって言ってたくせに……裏切るんだ』 『え、ちょ、本番中になにを』 『本番本番って、そうやって誤魔化そうとして、ノコギリをかばってるのね!許さない……』 『ちょっと!包丁どっからだしたの!?待って待って待って待って!あぶな』 『ああああああああああああああああああああ!!!!』 しばらくお待ちください 177 名前:ヤンデレジャンケン ◆ZUUeTAYj76 [sage] 投稿日:2008/03/11(火) 01 34 03 ID yB8LhmHR 「うわー、なにコレ、放送事故?」 「毎週こうさ、先週は危なかったなぁ」 「……」 「さて、しばらくはこのままだ、いまのうちにトイレトイレ」 10分後 『もうっ、ヤン助お兄さんったらカメラの前なのに恥ずかしい』 『はは、あははははははは』 『よいこのみんなと恋する乙女たち!まった来週~!』 「……なんかお兄さん服ボロボロだったんだけど」 「先週なんてスタジオに血だまり出来てるのが映ってるだけだったぞ」 「よく放送できるわね、こんなの」 「いいなぁ、またお兄さんの一人勝ちかー」 「あんた、こおいうのが好きわけ?」 「映ってない時いったいなにが起こってるのか、気になるぅ!」 「ねぇ、ちょっと、人の話を」 「録画した先週分もう一回見ようかな、一緒に見る?」 「……っ!」 「ん?どした?」 「そんなに好きならヤってみる?……ヤンデレジャンケン」 END 178 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/11(火) 09 15 04 ID kmW8ZNGj 177 乙!! 一瞬ヤンデレジャクソンと読んでしまったww 179 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/11(火) 12 38 17 ID FUoV5NLu これが初カキコなのになんで俺がいるんだw>ヤンデレジャクソン 180 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/11(火) 12 49 43 ID pENwhtK6 177 GJ! この番組みてぇwww 181 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/11(火) 21 07 10 ID AsR2DN5Y good job. ノコギリ=桂○葉 包丁=西園寺○界 主人公=ま(ry ということかな? 182 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/11(火) 22 43 01 ID PXPA1bQM 181 それだと包丁対ノコギリで包丁出した子おめでとうってなるのはおかしくないか? いや、だからおねえさんはキレたのか 183 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/11(火) 22 50 31 ID pENwhtK6 182 包丁はノコギリに殺られるからじゃね? 一回戦だと殺られる主人公おめでとうだし 184 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/11(火) 22 52 56 ID PXPA1bQM 183 そうか、主人公がま(ryならな ついついヤンデレ好きの心情として、殺される=ハッピーエンドって考えてしまって 185 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/12(水) 13 00 16 ID 9gHmvUsg 全裸でカチカチ山待ち 186 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/12(水) 17 38 54 ID TlcK85tY 185 靴下と眼鏡は外すなよ 187 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/12(水) 20 31 39 ID qveVhmfQ いいんだよ、PS2版の事もあるし 188 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/12(水) 23 24 35 ID hEdQJQa/ 185 俺もカチカチ山待ってるぜ 兎がどう出るか楽しみだ それよりいいのか?おまえの家の前にいるあの娘、ずっと外で待ってるみたいだが... ま 俺はおまえらがヤンデレっ娘とイチャイチャしてるの見るしか出来ねぇけどな ちくしょう...何で俺の所にはヤンデレっ娘がこないんだ... 189 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/13(木) 00 33 06 ID YkpcPe80 さっき 188の家の前で女の子を見たんだがなんかうつむいてブツブツ呟きながら往復してんだよ まるで夢遊病のようだったし・・・・・・まさかなぁ・・・ 190 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/13(木) 05 18 27 ID Jy49iAmm ヤンデレと付き合ってたことがあるんだが http //urasoku.blog106.fc2.com/blog-entry-329.html うらやましい・・・うらやましい・・・。 191 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/13(木) 06 34 18 ID yeXvQjW/ ああ、リアタイでみてたよそのスレ 最後は思いっくそ釣り臭くなったのが嫌だったけど VIPのスレなんてみんな釣りかもしれないが、 どうせ作り話ならヤンデレとのハッピーエンドにしろよな 192 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/13(木) 08 52 13 ID kb7QG1bR 俺もリアルタイムで見てたわ 後半は釣り臭かったがまぁ面白かった 193 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/13(木) 09 32 32 ID m5OBLQz3 190 これ続きますと言いながら、続いてないけどまさか……なんてことはないよね?よね? 194 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/13(木) 10 35 32 ID yeXvQjW/ 続いてるよ。パー速に移ってた 195 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/13(木) 15 33 29 ID YkorIoS1 その1しかみれないんだが続きはどちらに? 196 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/13(木) 18 26 00 ID m5OBLQz3 195 ヒント: 194 197 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/13(木) 19 37 34 ID FPs/tD9G 臭い 198 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/13(木) 20 58 47 ID 55MfvYIT 泥棒猫の悪臭が… 199 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/14(金) 16 05 00 ID TdwlTOq8 今日はホワイトデーか。 ヤンデレなあの子はどんなお返しを望んでいるのかな 200 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/03/14(金) 18 35 08 ID CYtbKJlC 相手が一般人なら俺には分からんが、ヤンデレなら考えるまでも無いじゃないか 自分にリボン巻いて、「お返しは、ワ・タ・シ(はぁと」って言って来いw
https://w.atwiki.jp/lovetrick/pages/164.html
全ては131が『不可抗力』(石×山)に投げかけた、こんなカキコから始まった― 131 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2006/10/28(土) 01 40 04 ID CVOBBZ44 石山イラネ。続きなんか書かなくていーよ。 136 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2006/10/28(土) 09 07 07 ID iKr8kqSW 131 山田「上田さん、何一人でブツブツ呟いてるんですか? 言いたいことがあるならハッキリ言え!ついでにageるな!」 138 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2006/10/28(土) 15 13 46 ID 7kQKuZG4 131 ならはっきり言ってやろう お前は俺のものだ!石原さんなんかには渡せない! 140 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2006/10/28(土) 15 39 48 ID Dz3ti15s 「っ!!な・・何言ってんですか!?上田さんらしくないですよ!頭のネジどっかに落としちゃったのか?」 「おい・・何馬鹿なこと言ってるんだ?」 「大丈夫ですかあっそうか風邪ですか上田さんそうでしょ熱でもあるんじゃないですか大丈夫ですか!?」 「変だぞyou……っっ!!」 「う~ん何ともないみたい・・・ってなんか急に熱くなってきましたけど上田さん大丈夫で――!!」 「――ん・・はぁ・・君が誘ったんだからな」 「はぁ・・ぅ・・さ・・・誘ってなんか―――」 148 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2006/10/29(日) 19 29 40 ID J/ebmUnz 140 「(うわ。なんじゃ、こいつら? いきなり乳繰りあいはじめたぞ。え~と、どうしたらええんかのう?)……あ~、おふたりさん? これは双方の合意の元に行われとるってことで、よろしいですか?」 「そーだ!!」 「ちがう! ちがうぞ!! 婦女暴行の現行犯だ。早くタイホしろ!」 「退歩?(さがれっちゅうことかいの?)」
https://w.atwiki.jp/familiar/pages/4231.html
323 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/09/11(月) 19 12 05 ID GtC6PP4M アニメなんか無視してエロパロろうぜ! アニエス調教とか誰かやってみる気はないかい? 330 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/09/11(月) 20 42 39 ID T5bn8F/Y 323 「聞いてルイズ・フランソワーズ。私も最近、可愛い「猫」を飼い始めたのよ」 「へえ、そうなんですか姫殿下?」 「そうなの。とっても可愛い声で啼くのよ。うふふふ…」 ちらりと傍らに控えるアニエスに視線を送る。 その視線を受け、ビクっと身体を震わせるアニエス。 こうですか!わかりません! 332 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/09/11(月) 20 43 25 ID T5bn8F/Y しまったちょっとリロードせんかったらカブってたorz
https://w.atwiki.jp/i_am_a_yandere/pages/435.html
1 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2006/05/27(土) 13 39 59 ID o/bu76WH このスレッドはヤンデレの小説を書いてみるものです このスレではヤンデレとは主人公が好きだが(デレ)その過程で心を病んでしまう(ヤン) 状態の事をさします(別名:黒化、黒姫化など) 既存のキャラを使うもよし、オリジナルキャラを作るもよし、です 未完にさえしなければぶつ切りでもいいのでどしどし書き込んでみてください 2 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/05/27(土) 13 58 47 ID j2t7ssuz 2 3 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/05/27(土) 14 18 34 ID URRAIFRK 1 乙 嫉妬スレくらいのびて欲しいな 4 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/05/27(土) 14 49 32 ID c4RDrkV7 3 5 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/05/27(土) 16 05 52 ID Qt52YLWc というか、修羅場スレとの線引きが難しいな。 向こうも修羅場への過程上、ほぼヤンデレ化してしまうから。 6 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2006/05/27(土) 18 52 02 ID w22gTeDZ 嫉妬スレは対抗馬がいて激しいバトルを繰り広げるが こっちは特定の対抗馬がいないのに勝手に病んでいくみたいな? 7 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/05/27(土) 19 15 18 ID D0sTtARY 1 こうですか?わかりません! o∝,;r " ̄ ゙゙゙̄ ‐ ;,, o9 .i ゙ ゙i △8 i .. | 8▽ .| . .. | 8 . r !; ー- ;,,; . ;;,; -‐ | 8 . l !lli r "゙゙lア゙ i; ゙゙"lア | ilii .ヾ, l!; ゙i | <いいですとも! ゙ ゙ lli; . ,- ;;,,_,!、 l .| ゙i;; i .i゙; ―― ;゙i. / .| ;!゙ ii;.゙ ゙/l , ‐,| ヾ ヾiii;;;;;;;― ゙ ,゙‐ 、 8 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/05/27(土) 20 21 24 ID P1AXZkLo 質問があります ヤンデレは、最初から病んでる子が病んだままデレるのでもいいのでしょうか? 9 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/05/27(土) 20 53 55 ID mEYw7okH おれは、病んでさえいれば何でもいい。 10 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2006/05/27(土) 21 25 40 ID y/7XZU1c 8 悪くはないが、下手をするとただの痛い系キモ女になってしまう諸刃の剣。 やっぱ、段々と病んでくのがいいとおもう。 主人公への思いの強さ故に・・・という感じがよく出るし。 6 同意。 例えば克服したはずの過去のトラウマ・・・幼少時の愛の無い家庭や 両親の離婚、自分を引き取った方の親の虐待からくる精神の不安定さが 主人公と付き合いだすことで再覚醒するとかアリかも。 11 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/05/27(土) 23 29 14 ID V38lmzl/ 石田敦子の漫画がそんな感じかね 作者の精神が心配な作品がたまにある 12 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/05/27(土) 23 51 14 ID P1AXZkLo 10 最初から発狂しているサイ娘を愛するスレかと思った 13 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/05/28(日) 00 05 47 ID qACkzsxA 7 ヤンゴルじゃん つまり、ヤンガスデレデレなSSですな 14 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/05/28(日) 02 19 48 ID adrkbpWP ヤンダルゾックとデレデレ。 15 名前:名無しさん@ピンキー[dere] 投稿日:2006/05/28(日) 10 14 12 ID a5rt+aiw 6 つまりこんな感じか? nana14071 [やすいひろさと] ポチっぷり 16 名前:名無しさん@ピンキー[sage ] 投稿日:2006/05/28(日) 23 19 57 ID TY0hKG1f ヤンデレの定義というのがいまひとつ分からないのだが、とりあえずプロットを投下してみる。 ・姉は実の弟に家族以上の想いを抱いているが、道徳観が邪魔をして一線を越えられない。 ・他の女に弟を取られるのは嫌だが、それと同時に仲の良い姉弟の関係を壊したくないので身を引く。 ・弟に彼女ができた。幸せそうな弟を見て、これで良かったと思う反面、どうしようもない苛立ちをおぼえる姉。 ・弟への想いを打ち切るため、姉は他の男を付き合う。 ・しかしその男が女を食い物にする悪いやつで、姉を性欲処理の玩具としか見ていなかった。 ・姉に飽きたその男は、自分の連れに輪姦させる。 ・精神が病んでしまった姉。弟は甲斐甲斐しく看病する。 ・何とか立ち直った姉だが、結果的に大切なものが壊れてしまっていた。 ・「私は弟を愛してる。だから弟も私を愛してる」 ・「私がこうなってしまったのは弟以外の男と付き合ったから。だから私以外の女と付き合ってる弟もいずれ酷い目に遭ってしまう」 ・「何とかして弟を守らなければ、それが姉としての義務だ」 ・「……そうだ、弟を躾ければいいんだ」 ・「私以外の女に興味を持たないように調教してあげればいいんだ」 ・このような脈絡のない思考の元、弟の寝込みを襲う姉。 ・自分の上で腰を振る姉にショックを受ける。やめてくれと頼むが効果なし。 ・「ほら……お姉ちゃんのマ○コ気持ち良いでしょ?エッチならいくらでもさせてあげるからお姉ちゃんだけを見て……」 ・それでも頑なに拒む弟。 ・「○○(弟の名前)!マ○コ気持ち良いって言いなさい!!お姉ちゃんを愛してるって言いなさい!!!」 ・結局姉の中で果てた弟。近親相姦に罪悪感を抱くが、幸せそうな姉を見ると責めることができなかった。 ・それ以来日常的に関係を結ぶ(逆レイプ)。こんな関係はいけないと思いつつも姉を拒むことができない弟。 ・そのうち姉は弟に暴力を振るうようになる。他の女に近づかないための躾として。 ・だが暴力を振るわれた後、いつも謝ってくる姉。 ・「ごめんね……○○ちゃんが心配だから……つい手が出ちゃうの……お姉ちゃんを許してね……」 ・しかし日に日に酷くなっていく暴力。「また他の女のこと考えて!!○○ちゃんは悪い子ね!!!」 ・度重なる暴力と、それと同じだけの愛情を注がれて、弟はどうしようもなくなっていた。 駄文スマソ。こういうのもヤンデレって言うのかな? 17 名前:名無しさん@ピンキー[age] 投稿日:2006/05/28(日) 23 36 38 ID 9ZO5D1xf 16 イイね!まさにヤンデレって感じ 18 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/05/29(月) 00 08 29 ID EQRf+40f ヤンデレって書くの難しいと思うな 19 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/05/29(月) 00 16 30 ID rT8pwRrthttp //1go.it/kwsk 20 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/05/29(月) 00 22 26 ID W96BxYC0 書いていると嫉妬スレのほうで発表すればいいかというかそんな出来に。 誰も書く人出てこないけど、このスレって職人さんとか別にいないのに勢いだけで立てられたの? 21 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/05/30(火) 00 13 11 ID W56qDLe3 誰も書かないので駄文で埋める。ただしヤンデレと同時にただのサイ娘である。実験。 須藤幹也は狂気倶楽部の一員である。 しかし、彼は狂気倶楽部には一体何人いるのか、そもそも倶楽部が何をするところなのか。 そんなことすら知らない。知ろうとも思わなかった。 彼にとって狂気倶楽部は暇つぶしでしかなかった。 無論、長い長い人生が終わるまでの暇つぶしである。 「雨に――唄えば――」 古い歌を歌いながら幹也は階段を降りる。街の片隅、路地にひっそりと立つ喫茶店「グリム」の地下へ。 グリムの地下は基本的に開放されているが、誰もそこに行こうともしない。 そもそもグリムはごくきわまった趣味を持った少年少女しか集まらず、その地下にある「書架」ともなると 狂気倶楽部の面々しか立ち入らないのだった。 「雨に――唄えば――」 同じフレーズを延延と唄いながら幹也は降りる。古い板の階段が、一歩足を下ろすたびにかつんと鳴る。 地下へと降りる階段は、きっちり13段だ。 毎回幹也は数えながら降り、そのたびに幹也は一度としてみたことのないマスターのことを思う。 彼は――あるいは彼女は――一体何を考えてこんな店を作ったのだろう? 病んだ少年少女、ゴスロリ少女や歪んだ少年ばかりが集う喫茶店を。 考えても仕方のないことだ、と幹也は割り切る。特定の何かに、彼はこだわりをもたない。 だまって、十三段の階段を折り終え、 「あ。お兄ちゃんだ――っ!」 地下に辿りついた幹也に、聞き慣れた、舌足らずの声が届いた。 人に甘えるような、生まれたばかりの子猫のような声。 幹也はあえて声にこたえず、奥へと進み、一番奥の椅子に座ってから声の主を見た。 22 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/05/30(火) 00 25 14 ID W56qDLe3 声の主は、声の通りに少女だった。十と七を迎えたばかりの幹也よりも、ずっと年下に見える、幼い声と同様に幼い容姿。 長い栗色の髪は膨らみ、彼女が動くたびにふわりと揺れた。 裾にフリルのついた白いワンピースを着て、靴下も靴も何も履かずに裸足だった。 栄養が足りず、細くなった手と足がむきだしになって見える。 両の手首には、プレゼント用の包帯が巻かれている。 幹也は知っている。その下に、醜い傷跡が残されていることを。 椅子の隣、本棚から適当に本を選びつつ答える。 「ヤマネ。僕は君の兄じゃないと、何度言えばいいんだ?」 「えぇ――? で、でもぉ、」 ヤマネと呼ばれた少女は首をかしげ、戸惑うように言葉を切った。 幹也は構わず本を抜き出す。背にはこう書かれている。 ――『黄金に沈むお茶会』。 かつて狂気倶楽部にいた人間が書いた本の一冊である。 「お兄ちゃんはー、兄ちゃんだよね?」 「お兄ちゃんはお兄ちゃんだけど僕は君のお兄ちゃんじゃないからお兄ちゃんじゃないんだよ」 「でもお兄ちゃんはヤマネのお兄ちゃんよね?」 「あーもうそれでいいから静かにしてろよ」 呆れたように幹也が言うと、ヤマネは満面の笑みを浮かべた。大きな瞳がにっこりと閉じられる。 幹也の『それでいい』だけに反応したのだろう。 ゆったりとした安楽椅子に座り、本を広げる幹也。 その幹也へと、裸足のままヤマネは近寄り、 「えへっ」 頬に手を当てて笑ってから、ごそごそと、幹也の膝の上に上りこんだ。 小柄な身体がすっぽりと幹也の胸に収まる。椅子の上でだっこをするのは、なれないと難しい。 そして、幹也はもうそれに慣れていた。 制服のすぐ向こうに、ヤマネの体温を感じた。 23 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/05/30(火) 00 34 30 ID W56qDLe3 細い足が、安楽椅子の下を蹴るようにぶらぶらと揺れる。 そのたびにヤマネの小さな身体が揺れ、幹也の身体に振動を伝えた。 すぐ真下にある髪から、シャンプーと、少女の臭いが混ざった、甘くただれた香りがした。 「お兄ちゃんっ、今日は何のご本?」 「『黄金に沈むお茶会』。いつもの変なご本だよ。『ご』をつけるほど大層なものじゃないけどね」 「読んで読んで読んでっ!」 膝の上でばたばたと手を動かしながら嬉しそうにヤマネが言う。声は大きく、普通の喫茶店なら叱られるだろう。 が、そう広くもない、椅子が12個と長い机が一個だけ置かれ、壁は全て本棚で埋め尽くされた図書室に人はいない。 いつもの面子はおらず、今は、ヤマネと幹也しかいなかった。 本を遮るように動く細く白い腕と、その手に巻かれた紅いリボンを見ながら、幹也は言う。 「読んでやるから、手は動かさないでくれ。読めない」 「はーい!」 がっくんがっくんと頷き、ヤマネは手をばんざいし、幹也の首に絡めた。 そのままくるりと半身をひねり、猫のように全身で幹也に抱きつく。 とても、三つ下の少女とは思えなかったが、幹也は特に気にしない。これも『いつも』だ。 首筋に触れる髪を感じながら、幹也は表紙をめくった。 声に出して、幹也は読み始める。 最初のページには、たった一行だけ、こう書かれていた。 『むかしむかし。でも、むかしっていつだろう? 少なくとも、明日よりは近いのよね 』 24 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/05/30(火) 00 40 19 ID W56qDLe3 『 むかしむかし。でも、むかしっていつだろう? 少なくとも、明日よりは近いのよね。 明日は永遠に来ないけど、少なくともむかしは記憶にはあるもの。 あら、でもそうね。永遠に手が届かないという意味では同じかしら。 わからないわね。 でもきっと、この本を誰かが読むときは、私は「むかし」になってるのよ。 できれば、そのときに私が生きていないことを祈るわ。だってそうでしょう? 無事に死ねたのなら、それが一番の幸せですもの! それで、むかし。手が届かない昔ね。 一人の女の子と、独りの女の子がいたの。 二人の女の子は決して出会うことはなかったわ。だって、お茶会には椅子が一つしかあいてなかったから。 一人の女の子は、お茶会で、楽しくお喋り。 独りの女の子は、お茶会で、独り寂しくお茶を飲む。 そのうちに、独りの女の子は考えたの。 一人の女の子がいなくなれば、自分は一人になれるんじゃないかって。 というわけで、思い立ったら吉日よね。独りの女の子は、紅茶のポットに毒を入れたわ。 黄金色に輝く毒を。とってもおいしそうな毒を。 次の日のお茶会で、一人の女の子は、そのおいしそうな毒を飲んだわ。 でも残念なことに、お茶会のメンバーは、あんまりにもおいしそうだったから、その毒を全員飲んじゃったの。 そうして、独りの女の子は、一人の女の子になれたけど。 やっぱり、お茶会では、独りだったの。 独りきりでお茶会をしている女の子は、ある日、一つ残ったティーカップに、黄金色のお茶が残ってるのに気づいたの。 それが何か独りの女の子は知っていたけど、あんまりにもおいしそうだから。 独りの女の子は、それを飲んじゃったの。 それで、おしまぁい。お茶会には誰もいなくなっちゃった 』 25 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/05/30(火) 00 53 37 ID W56qDLe3 短いその本を読み終えて、幹也は小さくため息を吐いた。 何のことが書かれているのか、まったく分からなかった。 分からなかったが、少なくとも、暇は潰せた。 あとは、そのわからないことを考えて暇を潰せばいい。全てはその繰り返しだった。 「お見事、お見事、大見事。さすが朗読が上手いわね、三月ウサギ」 ぱん、ぱん、ぱん、と。 なげやりな拍手の音と共に、少女の声がした。 ヤマネの声ではない。ヤマネよりも冷たい感じのする、鋭い声だ。 拍手と声のする方向を幹也は見る。 13階段の傍。本棚に背をもたれて、長く艶のある黒髪の少女が立っていた。 少女は男物のタキシードを着て、小さなシルクハットをかぶり、おまけに黒い杖まで持っていた。 彼女もまた、狂気倶楽部の一員であり、幹也――今この場では三月ウサギだが――とヤマネの知り合いだった。 「……マッド・ハンター。着てるのならば声をかかえればいいのに」 「あら、あら、あら。ごめんあそばせ。あんまりにも仲がいいから邪魔をするのも悪くてね」 つ、と紅色がひかれた爪先で、マッド・ハンターは幹也を指差す。 そこには、幹也に抱きつくようにして甘えるヤマネがいる。朗読中はずっとこうだった。 幹也は小さくため息を吐き、 「言っとくけどね、僕は発情期じゃないよ」 「あら、あら、あら。でも、発狂期なのでしょう?」 「……ハ」 「あら、あら、あら。違ったかしら? そうね、違うわ。永遠の発狂を『期』とは言わないもの」 「君に言われたくはないな、イカレ帽子屋め。何人の帽子を集めりゃ気がすむんだ」 「それは、それはもう!」 マッド・ハンターは言いながらくるりと回り、ステップを踏みながら、かろやかに椅子の背を引いてそこに座った。 幹也とは対角線上。長机の一番端に。 座り、足を組み、肩に杖を乗せてからマッド・ハンターは答えた。 「全て、全て、全ての帽子を集めるまで、ですよ!」 「その前に君が死ぬのが先だと思うがね」 「あら、あら、あら! そしたら私の帽子が手に入るわけね。すばらしいわ」 言って、マッド・ハンターはくすくす笑った。 処置なし、と心の中で呟き、幹也は手持ち無沙汰になった手をヤマネの髪に伸ばす。 栗色の毛を、手ですきながら、幹也は言った。 「ヤマネ。今日はお前一人か?」 「うん? うぅん?」 「どっちだよ」 「えっとねぇ。お兄ちゃんがいる」 「……。他には?」 「お兄ちゃんがいれば、それでいいよっ!」 マッド・ハンターと幹也は同時にため息を吐いた。聞くだけ無駄、というやつである。 仕方なしに、幹也はマッド・ハンターに尋ねる。 「『眼球抉りの灰かぶり』はどうした? あいつ暇なんじゃなかったのか」 「あの子は、あの子の、あの子なら最近新しい子に熱中中中中よ」 「繰り返しはいいよ――ああ、じゃあ今日は狂気倶楽部というより、『お茶会』だな」 「うふ、うふふ、ううふふ。ヤマネにマッド・ハンターに三月ウサギ。穴から転げる子は来るかしら?」 「『裁罪のアリス』は無理だろ。あいつがいちばん忙しいだろ」 幹也はいいながら立ち上がる。誰もこないのなら、自分がやるしかない。 26 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/05/30(火) 00 59 51 ID W56qDLe3 椅子から立ち上がり、幹也は上へと向かった。飲み物を取りにいくためだ。 マスターの存在しないこの店では、自分たちでやるしかない。 「わ、わ、にゃ! お兄ちゃん落ちるっ!」 「落ちたくないならつかまってろよ。それが嫌なら落ちろ」 幹也の言葉に、ヤマネはさらに手に力を込め、両足を腰に回し、全身で幹也にしがみついた。 意地でも歩く気が存在しない。 軽いので問題はなかった。幹也はヤマネを抱えたまま階段まで行き、 「紅茶、紅茶、紅茶をお願いね」 後ろから聞こえる声に、手をひらひらと振って答えた。 十三の階段を着合いで昇り、喫茶店『グリム』のカウンターへと真っ直ぐに進む。 中で優雅に茶を飲んでいるゴスロリ少女たちが不審げな――あるいは羨ましげな――瞳で見てくるが、全部無視した。 狂気倶楽部とは、格好から入る少女にとって、敬愛と侮蔑と尊敬と憎悪の対象でもある。 「他人と違う」ということに憧れる少女は狂気倶楽部に入ろうとし。 「誰とも違う」ということに気づいて、狂気倶楽部を怖れ憎むのだ。 その視線を全て幹也は無視する。ヤマネはそもそもまったく他を見らず、ただ幹也に甘えるだけだ。 手早く、適当に紅茶とコーヒーとホットミルクを用意して、盆につぎ、零さないように地下へと戻る。 地下の図書室では、マッド・ハンターが本を読みながら待っていた。 「おお、おお、おお! お疲れさまだね、三月ウサギ」 「そう思うなら少しは手伝ってくれ――はい、紅茶」 「どうも、どうも、どうもありがとう」 お礼を言うマッド・ハンターの前に紅茶を置き、残る二つを手に幹也は下の椅子へと戻った。 ヤマネは、今度は、背を幹也にもたれて座った。 三人は手に飲み物を取り、掲げ、声を揃えていった。 「――『狂気倶楽部に乾杯』」 (続) 27 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/05/30(火) 01 24 11 ID W56qDLe3 極めて意図的に中二病向けなサイ娘が書きたくなった 読み返したら本気で中二病っぽかった プロット考えたら嫉妬スレ向けになった こっそり早く書き上げよう 28 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/05/30(火) 01 56 25 ID tf4jy+E/ 27 中二病患者でサイ娘好きの俺はワクテカしながら読んでました 続き期待してます しかしあれだね 嫉妬スレの包含するものは大きいし向こうは人も作者も多いから ここは病んでればそれでいいスレにした方が住み分けになると思うんだ そもそも住み分ける必要があるのかどうかは分からんけども 29 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/05/30(火) 02 17 43 ID W56qDLe3 狂気倶楽部とは、つまるところ「ごっこ遊び」である。 誰が言い出したのか、誰が作り出したのかすらはっきりしない。 ただ、その『始まり方』だけははっきりと伝わっている。なぜならば経緯を記した地下図書室にあるからだ。 元々喫茶店「グリム」は少し変わった喫茶店であり、古いアンティークと雰囲気が合わさって ゴスロリ少女が集まる、通向けの喫茶店だった。 そのうちに、集まる少女の誰かが言った。 『ごっこ遊びをしましょう』 集まる少女の誰かが賛同した。 『本名を隠して、「お話し」の名前を借りて。ごっこ遊びをしましょう』 集まる少年の誰かが賛同した。 『キャラクターをなぞらえて。二つ名をつけて。楽しい楽しいごっこ遊びをしましょう』 集まる少女と少年が賛同した。 『私はアリス』 『あたしは赤頭巾』 『僕はピーターパン』 『わたくしはシンデレラ』 こうして、童話と元にした、『ごっこ遊び』が始まった。 始めは他愛のない、あだ名の付けあいのようなものだった。 けれども、ゆっくりと、それは変質していった。 本名も何も知らない、喫茶店だけで通じるあだ名。 それは選民意識を伴い、やがては、『ごっこ遊び』から『物語』へと変わる。 異端な登場人物。真似、ではなく、本物になっていた。 初代シンデレラは親友の目を抉って自殺した。 初代アリスは、その存在を特別なところへと押し上げた。 初代ピーターパンは、永遠を求めるあまりに発狂した。 初代赤頭巾は、親戚に地下室に閉じ込められて堕ちてしまった。 そうして。 その名は受け継がれ。二代目たちは、最初から異端なものたちで構成され。 名前を受け継ぎ、二つ名をつけられる彼女ら、彼らは、いつしかこう呼ばれた。 喫茶店に来るだけで、名前を受け継がれない「観客」たちから、こう呼ばれたのだ。 ――「狂気倶楽部」と。 30 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/05/30(火) 02 30 06 ID W56qDLe3 そして今、三代目「三月ウサギ」こと、『五月生まれの三月ウサギ』須藤幹也は優雅にコーヒーを飲んでいる。 彼の本名を、この場にいる人間は誰も知らない。 幹也も、今この場にいる二人の本名を知らなかった。 あくまでもこの場だけの付き合い。死ぬまでの暇つぶし。 虚無的で刹那的な空間を、そしてそこにいる異常な、この場ではあるいみ通常な少女たちを気に入っていた。 居心地がいい、とすら思った。久しく飽きることはない。そう感じた。 「お兄ちゃんっ! 今日はもうご本読まないの?」 膝の上に座る、ヤマネ――何代目かは知らない――『眠らないヤマネ』は、顔を上げて幹也にそう問いかけた。 ぴちゃぴちゃと猫のように舐めていたホットミルクが、いつの間にか空になっていた。 逆しまになった瞳を見つめて、幹也は答える。 「本は飽きたよ。一日一冊で十分だ。たまにはヤマネが読めばいいじゃないか」 「やーだよ。ヤマネは、お兄ちゃんに読んで欲しいんだもんっ!」 言って、コップを机に置き、ヤマネは再び反転した。 猫がそうするように、幹也の膝の上で丸くなった どこが『眠らない』だ、と幹也は思う。二つ名をつけるのは一代前の人間か、あるいは『名づけ親』と呼ばれる倶楽部仲間で、本人の意思ではない。 回りがそう感じたからこそつける名前が二つ名だ。 眠らない――活発に動き続ける、ということだろう。 死ねば動かなくなるかな。そう思いながら、幹也はヤマネの頭をなでた。 「今日も今日も今日とて仲がよさそうだね。いやはやいやはや妬けてしまうよ」 呆れるように、からかうようにマッド・ハンターが言う。『首刈り』という物騒な二つ名を持つ少女だ。 もっとも、幹也は彼女をそう恐れてはいない。マッド・ハンターの趣味は、大抵同年代の少女へと向いているからだ。 幹也にとってはお喋りで面倒な相手でしかない。 それでも構うのは、やはり暇だからだろう。 「焼けるっていうのは、二枚舌でも焼けるのか」 「いやいやいや。残念ながら私の下は一枚だもの。焼けてしまったら困る」 「焼けて静かになった方が世界のためだ」 「君の世界はどうか知らないが、私の世界はこれで幸せだよ」 マッド・ハンターは、満足げにそう言って、手にしていた本を机の上に投げ置いた。 しおりも何もはさまっていない。読み終えたのか、続きを読む気がないのか。 恐らくは後者だろう、と幹也は思う。 31 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/05/30(火) 02 45 04 ID W56qDLe3 無視して、ヤマネの頭をなでながら思考に戻る。 今日の暇つぶし的な思考は、先ほど読んだ本についてだ。 少女が片方を毒殺し、毒殺することで独りになり、最後には誰もいなくなる話。 出来の悪いマザーグースか何かのように思えた。これを作った奴はそうとうにひねくれているに違いないと幹也は思う この本は、書店に流通している本ではない。 喫茶店「グリム」の地下の「図書室」に存在する本。 それらは全て、過去の「狂気倶楽部」のメンバーが書いたものだ。 基本的に著者は乗っていない。文体でこの本とこの本は同じ人が書いたな、と思うくらいだ。 本は、誰かに見せるための本ではなかった。 ただ、暗い嫌い自分の内面を吐露しただけの、怨念のような本だった。 それを、幹也は、何を気負うこともなく毎日読んでいた。 学校から還って、寝るまでの時間を、幹也はここですごす。 居心地がいいのでも、合いたい人間がいるのでもない。 一番『マシ』な秘密基地だから、とでもいうかのような理由だった。 「ヤマネは本は好きかな?」 幹也の問いに、ヤマネは丸まったまま即答する。 「お兄ちゃんの方が好きだよっ!」 それは嬉しいことだ、と幹也は思う。 たとえ出会った瞬間に「お兄ちゃんっぽいからお兄ちゃんっ!」と言われ、それ以降依存するかのように つねにべったりと甘えられているとしても、好意を向けられていることは嬉しかった。 好意を向けられれば、少なくとも暇つぶしはできるから。 依存と調教。ヤマネと幹也は歪な関係であり―― 32 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/05/30(火) 02 45 54 ID W56qDLe3 「今日も、今日も、今日とて君はやるのかな?」 マッド・ハンターの楽しそうな声。 「まあね――どうせ、暇だし」 幹也は答え、ヤマネの頭をなでていた手を、おなかの下へと回す。ヤマネの小さな身体を抱きかけるように。 「うぃ? お兄ちゃん?」 ヤマネの不思議そうな声。嫌悪はにじみ出ていない。 幹也は片手でヤマネを持ち上げる。満足に食事をしていないのか、酷く軽かった。 持ち上げて、机の上からコップをどかし、広くなった机にヤマネの身体を置いた。 丸いヤマネの瞳が、幹也を見上げている。 「うぃ、お兄ちゃんやるのっ?」 「暇だしね」 「いつものようにいつものごとく、見させてもらおうかな」 そう。 狂気倶楽部においては、歪こそが正常である。 『元ネタ』が共通しているせいか、ヤマネとマッド・ハンターと幹也は、比較的話す機会があった。 ヤマネが依存し。 幹也が壊し。 マッド・ハンターが薄く微笑みながらソレを見る。 異常な光景が通常に行われる場所。それが狂気倶楽部の集い場だった。 そして、幹也は、いつもの如く、 「――それじゃあ、暇つぶしだ」 机に押し倒した、小さなヤマネの細い首に、手をかけた。 (続) 33 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/05/30(火) 02 47 47 ID W56qDLe3 28 ありがとう 嫉妬や修羅場分が少ない、サイ娘少女による異常な純愛とか そういうのなら修羅場スレよりこちら向きかもしれない 34 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/05/30(火) 21 35 58 ID L2vHHL9M ヤンデレ抜きで普通におもしろげだな 35 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/05/30(火) 23 54 32 ID dUdy7Kor 幹也が先代三月ウサギ――『12月生まれの三月ウサギ』に出会った場所は、実を言えば狂気倶楽部やグリムではない。 そもそも、『三月ウサギ』として出会ったのではない。 学校の図書室に残る、二つ年上の三年生の先輩。二つ名のない、普通の学生である「里村・春香」と出会ったのだ。 出会った場所は、陽が暮れかけて、赤く染まった図書室。 誰もいなかった。図書室は閉館時間を向かえ、図書委員である春香を除いて、誰もいなかった。 幹也がいたのは完全に偶然である。ただ暇つぶしのために本を読んでいて、気づけば閉館時間になっていたのだ。 気づけば、誰もいなくなっていた。 誰もいなくなっていることにさえ、幹也は気づいていなかった。春香が声をかけなければ、永遠にそこで本を読み続けていたかもしれない。 「ねぇ」 幹也が顔をあげると、三つ編みの髪を三つ作った、銀縁眼鏡の先輩がいた。 叱られるかな、そう思った。 別に叱られても構わないな、そう思った。 どんな事態になれ、暇つぶしにはなるからだ。 「……何ですか?」 問い返す幹也の持つ本を指差して、春香ははっきりと言った。 「その本、死ぬほど詰まんないわよ。読むくらいなら死んだ方がマシね」 意外な言葉だった。 そんな言葉を言われるとは、少しも思っていなかった。 せいぜい、「閉館時間ですよ」と言われるくらいだと思っていた。 興味がわいた。 だから、幹也も正直に答えた。 「つまる本なんてあるんですか?」 その言葉が、そのときはまだ名前も知らなかった里村・春香の興味を引いたのだと、 幹也は数ヵ月後、春香の二つ名と共に知ることになる。 36 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/05/31(水) 00 09 07 ID ju7bF4dq そして今――幹也は『三月ウサギ』を里村・春香から受け継ぎ、グリムの首を絞めている。 数ヶ月の間、暇つぶしの相手になってくれた里村・春香はもういない。 狂気倶楽部において、名前を継ぐというのはそういうことだった。 里村・春香はどこにもいない。 幹也は彼女から二つ名と、喫茶グリムの存在と、狂気倶楽部での椅子を受け取り。 暇を潰す場所を、学校の図書室から、グリムの図書室へと移した。 「あ――っ、う、あ、」 首を優しく絞められて、グリムは嬉しそうに呻いた。力を込めていないので、普通に喋れはする。 力を込めれば死ぬということに、代わりはないけれど。 遊びを思いついたのがグリムだったのか幹也だったのか、あるいは他の誰かだったのか、幹也はもう憶えていない。 気づけば、こんな関係になっていた。 幹也は思う――これくらい普通だ。自分は普通だ。みんなしたいと思っている。する相手がいないだけだ。いい暇つぶしだ。 平然と首を絞める少女こそが狂っていると、幹也は思う。 「お兄ちゃんっ、もっと、もっとぉ、」 甘えるようにグリムが言う。 本人曰く、首を絞められるのは、たまらなく心地良いらしい。 殺意を以って支配されている感覚が、死を以って繋ぎとめている感触が、相手の全てを共有している気分が、 寂しがり屋で甘えん坊で、独占欲と依存癖の塊であるグリムにとっては、何よりも心地良いらしい。 「言われなくてもやるさ――暇だからね」 首を絞める手に力を込める。 グリムの細く白い首に、ゆっくりと、指先が食い込んだ。そのたびにグリムは嬉しそうに笑う。 その気持ちは、幹也にはまったく分からない。 首を絞められて何が楽しいのかわからない。他人を支配も共有も共存もできるはずがないとすら思う。 こんなのは暇つぶしだ。リアルに還ってくる相手の反応が楽しいだけだ。 冷めて冷静な心とは反対に、身体は、熱を持ったように動き始めた。 37 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/05/31(水) 00 30 10 ID ju7bF4dq 首を絞めながら、幹也は身を近づける。グリムの小さな身体を押しつぶすように。 顔を近づけ、グリムの小さな耳を優しく噛む。こりこりと硬い感触があった。 そのまま噛み千切ったら、この少女はどんな反応を示すだろうか。そんなことをふと思う。 「あ――、あっ、あは、あはっ」 首を絞められ、身体を端から食べられかけながら、グリムは嬌声と笑い声が混ざり合った声を漏らす。 心の底から楽しそうだった。虚ろな瞳は妖しく笑っている。 独占と依存を背負うグリムにとって、食尽というのはある意味究極のあこがれなのかもしれない。 そして、幹也にとっては。 そんな憧れなど、知ったことではなかった。 「楽しいね。楽しいと思いたいものだよ、本当に」 口から漏れる言葉に意味はない。まったく意味のない、ため息のような発言だ。 けれども、グリムはその言葉を聞いて、さらに嬉しそうに笑う。 「お兄ちゃんっ、楽しい、たのし、いのっ! やったっ」 首を絞められ、途切れ途切れの声で、それでもグリムは嬉しそうに言う。 幹也は片手で首を絞めたまま、右手をゆっくりと下へと這わせた。 むき出しになった鎖骨をなぞり、さらに下へ、下へ。 フリルのついた裾まで辿りつくと、手は服の下へともぐりこみ、今度は上へと上がった。 ふくらみのない胸――ではなく。はっきりと形の分かるアバラを、一本一本幹也はなぞっていく。 「あ、あは、あはっ、あはははっ、あははははははははははははっ!」 くすぐったいのか。楽しいのか。気持ちいいのか。嬉しいのか。 首を絞められ、鎖骨をなぞられながら、グリムは笑い続ける。 その笑いを塞ぐかのように、幹也は耳をかんでいた唇を、グリムの唇へと移した。 38 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/05/31(水) 00 43 03 ID ju7bF4dq 重ねた唇から舌を伸ばしてきたのは、グリムの方だった。 八本、九本とあばらを数えながら、倒錯した行為を続けながら、幹也も舌を絡ませる。 意志を持った触手のように、二対の舌は勝手に蠢き、口の端から唾液が漏れた。 倒錯した行為に没頭しながらも――幹也の頭は冷えていた。 どうしてこんなことをしているのだろう、と自問して。 暇だからだ。時間つぶしにはなるからだ、と自答できるほどには。 「ん、っん、んぁ――、う、あ、」 少しだけ、手に力を込める。首を絞める手に。 繋げた唇の向こうで、グリムが苦しげに息を履いたのが分かった。 唾液と下に混ざって、吐息が口の中に入り込み、幹也の肺腑を侵食していく。 首を絞め。細い身体を好き勝手に弄びながら、幹也はキスをしたままグリムを見た。 目をつぶるなどという、殊勝な行為はしていなかった。 グリムは瞳をしっかりと開け、身体をすき放題にする幹也を、じっと見ていた。 その瞳は笑っている。その瞳は物語っている。 獲物を絡め取った蜘蛛のように笑うグリムの瞳は、こう言っている。 ――楽しい、お兄ちゃんっ? もっと楽しんでいいの。でも――その代わり。 篭絡する瞳で、歳にあわない妖艶な、狂った瞳で、グリムはこう言うのだ。 ――ずっと愛してねっ。ずっと、ずっとグリムのお兄ちゃんでいてねっ。 幹也は唇を離す。ぬるりと舌が滑りながら、グリムの唇から抜け出る。 顔を離すことなく、間近で幹也は言う。 「楽しいよ――ありがとうグリム」 手を離すことなく、心中で幹也は思う。 ――楽しくはない。退屈だ。ああ、暇が此処にある。 倒錯した二人は、そのまま、倒錯した行為に溺れていく。お互いを食い合うような行為に。 その行為を、口を挟むことなく、マッド・ハンターは見ていた。 異常な二人を、にやにやと、にやにやにやと笑いながら、異常な笑みを浮かべながら、ずっと見ていた。 倒錯した行為は終わらない。 倒錯したお茶会は、どこまでも続く。 (続) 39 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/05/31(水) 00 45 57 ID ju7bF4dq 大体のストーリーは考えてはいるものの、考えながら書いてるので変なところがあったら申しわけない。 エロはなし。倒錯行為だけで。 タイトル考えてないことに今更気づいた……とりあえず、一応は幹也とグリムの話です。 ヤンデレでサイ娘で嫉妬で修羅場で死亡なお話し 40 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/05/31(水) 02 04 40 ID GMOaiQZQ サイ娘キタコレ! 続き期待して待ってます 41 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/05/31(水) 02 12 06 ID M/ahUCy2 もはやヤンデレとかサイ娘とか抜きで面白い 更にその味付けが深くなった日には恐ろしく上質なものが出来るなぁ 流石です、作者様(*´д`*) 42 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/05/31(水) 02 37 50 ID uTAUNG6e ヤマネなのかグリムなのか 何かのトリックの可能性もある というわけで続きが + + ∧_∧ + (0゚・∀・) ワクワクテカテカ (0゚∪ ∪ + と__)__) + 43 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/05/31(水) 02 41 17 ID ju7bF4dq 里村・春香と出会ってから分かれるまでの数ヶ月の間、幹也は春香を好きだと思ったことは一度もなかった。 ただ、彼女の左手に隠すことなく刻まれた細く数多い傷跡は、幹也の興味を惹くだけのものがあった。 幹也には自傷癖も他傷癖もない。そういうことをする人間に対する興味はあった。 なぜそうするのか――それを考えていれば、正しく暇つぶしになった。 「どうしてこういうことをするの?」 夕暮れの図書室。紅く染まった、本と埃の、時の積み重なったにおいのする部屋。 二人だけの世界で、幹也は、春香の手首を舐めている。 手首につけられた傷跡を、穿り返すかのように、丹念に舐めている。 春香は光悦とした表情とともに答えた。 「人による。狂気倶楽部には、手首を切る人は多いけど、みんな理由が違う」 狂気倶楽部、という名前を、幹也は図書室で「遊ぶ」ようになってから幾度となく聞いていた。 それが何かと聞いても、春香は決して教えようとはしなかった。 いつか教えてあげる。それまで誰にも秘密。その二つだけしか言わなかった。 幹也もそれ以上尋ねようとはしなかったし、誰にも話すつもりはなかった。 そもそも、学校では「可もなく不可もなく特徴のない」生徒だった幹也には、そういうことを話す相手はいなかった。 家でも、学校でも、彼は普通である。ただ、退屈していただけだ。 何の理由もなく、何の原因もなく、生まれつき彼は――ただひたすらに、退屈していた。 だからこそ、こうして退屈しのぎと称して、退廃的で倒錯した行為にふけっている。 手首から舌を外して、幹也はもう一度尋ねた。 「なら――春香の理由は?」 幹也は、学校では『12月生まれの三月ウサギ』ではなく、名前で呼んでいた。 春香がそう懇願したのだ。まるで、特別な絆を作るかのように。 春香は微笑んで、答えた。 「死にたいから。死にたいけど怖くて、手首しか切れないの」 分からなかった。 どうして死にたいのか。 だから、幹也は尋ねた。 「春香は、どうして死にたいの?」 笑ったまま、春香は答えた。 「生きるのが怖いから」 この答えの25日後、里村・春香は言葉どおりに、屋上から飛び降り自殺をした。 そしてその遺言に従い、幹也は暇をもてあましながら、喫茶店「グリム」を訪れたのだった。 44 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/05/31(水) 03 08 51 ID ju7bF4dq 退廃的で倒錯的な行為を終えて、幹也はグリムの身体から離れた。 机の上で、グリムは、ぐったりと力を失って気絶している。 フリルのついた、黒いワンピースが乱れていた。 色こそ違うものの、その姿は、いつかの日のヤマネに似ていると思った。 それもそうだ、と幹也は内心で頷く。ヤマネにやったようなことを、グリムへやったのだから。 行為を終え、椅子に深く座りなおした幹也に、マッド・ハンターがにやにや笑いと共に話しかけた。 「やぁやぁやぁ。『盲目のグリム』は有望な新人でしょう? 排他的でも自傷的でもない、誘いうける依存者は久しぶりだよ」 幹也は、眼前の机の上で横になるグリムと、昔と変わらず対角線上の端に座るマッド・ハンターを見つめて言う。 「喫茶店の名前はつけないものとばかり思ってたよ。分かりにくいことこの上ない。 途中から喫茶店に向かって話しかける気分になった」 「まぁ、まぁまぁそれも仕方がないよ。この子、どうにもマスターの関係者らしいよ。 会ったことはないそうだけれどね」 随分と曖昧で適当なことだ、と幹也は思う。久しぶりに来たが変わりはない。 あの頃。 春香を失い、暇をもてあまし、マッド・ハンターとヤマネと過ごしていた頃と、何も変化はない。 きっと、永遠に変化しないまま、唐突に終わるのだろう。 まったく変わらないマッド・ハンターは、やはり変わらない笑いを浮かべながら幹也に言う。 「しかし、しかし、しかしだね。三月ウサギ君はどうにも、『妹』に好かれやすい節があるね。 ヤマネの時もお兄ちゃんと呼ばれていただろう? 懐かしいね。 君の本当の妹も、お兄ちゃんって呼んだのかな?」 「狂気倶楽部の外の話は、ここではナシだったはずだろう? そのルールも変わったのかい、マッド・ハンター」 「いやいやいや。変わってないよ。ただし、君の場合は有名になりすぎたからね」 ――有名。 マッド・ハンターの言葉は間違っていない。 ヤマネと分かれ、狂気倶楽部からしばらく離れるきっかけになった事件で、幹也は有名になった。 マッド・ハンターも、その事件を知っているし、本来秘密のはずの幹也の本名も知っている。 それでも二つ名で呼んでくれるのは、マッド・ハンターの優しさなのかもしれない。 「それで、それで、それで? 君はまたしばらくここにいるの?」 「いや――」 幹也は言葉を斬り、失神したまま動かないグリムを見る。 今は失神しているだけだ。 けれど、いつかは死ぬかもしれない。 里村・春香のように。 そして――ヤマネのように。 「この子を愛せるようになったら、またどこかに行くさ」 グリムの黒い服と白い足を見ながら、幹也はふと思い出す。 ヤマネのことを、春香のことを。 忘れることのない、一瞬だけ退屈から救われた事件のことを。 (続) 45 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/05/31(水) 22 17 28 ID VAe4dHpS 後から後から微笑がこぼれてくる。 46 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/05/31(水) 23 51 29 ID 4mtc8WIK 読み直すと苦笑いが出てくる。 書きたいサイ娘シーンまで頑張ろう俺 時空軸の表記がないので判りにくいことに気づきました 一レス内で時間が跳ぶことはありません 春香時代と、ヤマネ時代と、グリム時代の三編が絡み合ってます 47 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/01(木) 02 02 09 ID zXEahP8G 狂気倶楽部の数少ない原則の一つに、外での関わりを持たないというものがある。 外で話すな仲良くなるな、ということではない。 他の人間に、狂気倶楽部という存在を知られるな、ということである。 一対一でこっそりと密談するのならばいい。けれども、横の繋がりを、外に知られてはならない。 そういった、排他的な面が狂気倶楽部にはあった。 それは、狂気倶楽部の面子が――事件を起こしやすいという一面を持つからだ。 自殺なり他殺なり。 何かの事件を起こしやすく、起こしたときに、個人ではなく狂気倶楽部を責められないように。 あくまでも喫茶店グリムとその地下図書室を除いては、彼ら、彼女らは他人同士だった。 本名も住所も分からない、二つ名と異常性だけのつながり。 だから―― 里村・春香の葬式には、狂気倶楽部の面々は来なかった。 そのときはまだ幹也は狂気倶楽部の一員ではなかったけれど、そのことだけは断言できる。 「学校代表者」を除けば、春香の葬式には、幹也しか来なかったからだ。 誰もいない葬式。 両親と、義理でくる人以外には、誰もいない葬式だった。 誰もかもがおざなりに泣いていた。 幹也は泣かなかった。 泣かずに、ただ、 ――ああ、彼女は本当にこの世に未練などなかったんだな、と思った。 そうして、生前ただ一人の友人とった幹也は、葬式から帰るその足で喫茶店「グリム」へと向かったのである。 48 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/01(木) 02 20 56 ID zXEahP8G そして今、『五月生まれの三月ウサギ』という二つ名を得て、幹也は地下図書室で暇を潰している。 膝の上には白いワンピース姿のヤマネ。 情欲と肉欲と食人と他傷を混ぜ合わせたような行為を経て、ぐったりと力を失って幹也にもたれかかっている。 その目に光はなく虚ろだが、幸せそうに笑ってもいた。 幹也はその細い両手首を掴み、普段は隠されている手首の傷を、抉るように撫でていた。 普段傷を隠してるプレゼント用のリボンは、今は何かの冗談のようにヤマネの首に巻かれている。 まるで、絞めた跡を隠すかのように。 「雨に――唄えば――」 手首の傷を撫でながら、子守唄のように幹也はワン・フレーズを繰り返す。 手首の傷。 春香は死に損ねた結果としての傷だった。 ヤマネは、「お兄ちゃんに会えなくて寂しいときにつけるのっ!」と言った。 幹也には自殺をする人間の気持ちも自傷をする人間の気持ちも分からない。 そういうこともあるか、と思うだけだ。 暇を潰すために、傷口を唄いながら撫で続ける。 「前から、前から、前から思っていたのだけど。君、映画に何か思いいれでもあるの?」 「映画?」 幹也の問いかけに、反対側の椅子に座るマッド・ハンターは「雨に唄えば」と言った。 幹也はああ、と頷き、 「そっちじゃないよ」 ん? と首を傾げるマッド・ハンター。 幹也は掴んだヤマネの手首をぷらぷらと揺らしながら答える。 「『時計仕掛けのオレンジ』の方」 「なんともなんともなんとも――悪趣味なまでに良い趣味だね君は」 「そうかもしれないね。でも、あれは退屈しのぎとしては楽しそうだよ」 映画の中。暇な遊びとして、唄いながら暴行を加えるシーンを幹也は思い出す。 そして、今こうしてヤマネにしているのも、同じようなのかもしれないな、と思い、自嘲げな笑みを浮かべる。 愛情を受け止める手段として、首を絞め、身体を弄ぶ。 それが、暴行と殺害に代わったところで、意味は変わらないだろうと思うのだ。 首を絞められても喜ぶヤマネは。 たとえ殺されても、喜ぶだろう。 その瞬間、相手を独占できるのだから。 49 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/01(木) 02 35 30 ID zXEahP8G 「うあー? うぃ、お兄ちゃん……?」 マグロのように虚ろだったヤマネの瞳に、ようやく意志の色が戻ってきた。 全身を幹也に預けたまま、顔だけを上げて幹也を見る。 丸い瞳と目が合う。 ふと目を突きたくなった。きっと、時計仕掛けのオレンジの話をしていたからだろう。 目を突く代わりに、その栗色の髪をなでてやった。 「ひゃはっ! お兄ちゃんっ、くすぐったいよっ!」 ヤマネは嬉しそうにそう言って、身体をねじり、首を伸ばした。 幹也の首を、顎を、頬を嬉しそうに舐める。 「……何してるの?」 「スキンシップっ!」 幹也の問いに嬉しそうに答え、ヤマネは舌を這わせる。 マーキングをする犬と対して変わりはなかった。 その二人を見て、マッド・ハンターが「やれやれ」とでも言いたげにため息をついた。 「まったくまったくまったくね。君たちは獣のようだ獣だケダモノのようだ」 呆れてはいるが、楽しそうでもあった。 傍から見れば異常であるはずのスキンシップを、楽しそうに見つめている。 歪んだ少女の愛情は続き、愛情を持たない少年は、暇を持て余しながらも、愛情に対して行為で返す。 それを、残る少女が笑いながら見つめている。 これが、ここしばらくの幹也の日常だった。 ヤマネとマッド・ハンターとの三人で過ごす狂気倶楽部での日々。 退屈だけれど、暇つぶしにはなる日々。 異常だけれど、それが平常となる日々。 歪んだままに穏やかな日々だった。 ――それが崩壊したのは、狂気倶楽部の外に、その狂気が持ち込まれたのが切っ掛けだった。 (続) 50 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/01(木) 02 37 26 ID zXEahP8G 47 の『 そうして、生前ただ一人の友人とった幹也は、』 は『友人となった』ですね 掲示板でSS書くのは初めてで、色々勝手がわからず難しい限りです。 嫉妬修羅場スレの人たちは凄いなぁ…… とりあえず明日には事件が起きて一気に崩壊まで加速します 51 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/01(木) 02 53 11 ID 3ZDBu5zu いつもながらGJ。どんな崩壊が待っているのかwktkだよ。 ところで一つ確認させて頂きたいのだが「マッド・ハッター」ではなく「マッド・ハンター」なのは 首刈りにかけてあるんだよな? 52 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/02(金) 04 04 01 ID zdEZTGLI 51 ですね、「マッド・ハンター」です。 多少言葉遊びも含まれています オチまでにちゃんと回収できるよう頑張ります 53 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/03(土) 02 49 59 ID +eT8KhQA 里村・春香がいなくなって数ヶ月、幹也の生活は完全に固定していた。 学校が終わると、図書室に行くことなく、喫茶店グリムへと向かう。 部活動が終わるくらいの時間までは、グリムで、マッド・ハンターやヤマネと過ごす。 そして、二人を置いて、家へと帰る。 ヤマネは先に帰る幹也を恨みがましい目で見つめたが、無理矢理に引き止めようとはしなかった。 代わりに、 「お兄ちゃんっ、明日、明日も来てねっ! 絶対だよっ!」 と約束の言葉を投げかけるのだった。 幹也はその言葉に頷きつつも、内心ではどうでもよかった。 学校は嫌いではない。勉強もそこそこで、話し相手もいて、平穏な日々。 ただし、退屈だった。 家族は嫌いではなかった。父がいて、母がいて、妹がいて。平和な一軒家。 ただし、退屈だった。 狂気倶楽部は嫌いではなかった。マッド・ハンターやヤマネ、時にはその外の少女との異常な付き合い。 ただし、退屈だった。 面白いことがないから退屈なのではない。 退屈だと思うから退屈なのだと、幹也は自覚していた。 ヤマネを抱くことに楽しさを感じることもなければ、首を絞めるのに背徳感もない。 ただただ、退屈だった。 だから、 「――兄さん、明日暇ですか?」 と、家で妹に言われたとき、幹也は迷わず「暇だよ」と答えた。 頭の中ではヤマネとの約束を憶えていたが、どうでもよかった。 退屈だったのだ。 その結果、どんなことになろうが、構いはしなかった。 54 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/03(土) 03 07 24 ID +eT8KhQA 妹。 その姿を見るたびに、最近の幹也はヤマネのことを思い浮かべる。 勿論ヤマネと妹は似てもつかない。 妹は物静かで口数が少なく、ほとんどの時間を鴉色の制服で過ごしている。 髪の色は幹也と同じ黒で、膨らむことなく真っ直ぐに伸びている。 背は幹也の肩に並ぶくらいだが、全体的に細く、大人びた感があった。とても中学生には見えない。 同じく鴉色のプリーツスカートには皺一つない。丁寧で几帳面だな、と幹也は思う。 学校帰りに買い物に行く時でさえ、制服を着ているのだから。 もっとも、幹也とて、同じく制服を着ているのだから妹に何を言えるはずもない。 「どれがいいですか?」 幹也の隣に立つ妹が小さく言う。ぴったりと横に寄り添い、腕をくっつけるようにして立っている。 いつものことなので幹也は気にしない。ウィンドウに並ぶケーキの山を見定める。 母親の誕生日ケーキだった。 ――プレゼントは既に買っているので、みんなで食べるケーキを買いたい。兄さんも好きなケーキを。 そう妹に頼まれたのだった。 好きなケーキ、と言われても、幹也にはぴんとこない。好きなものも嫌いなものもないからだ。 「――これは?」 適当なチーズケーキを指差して幹也が言うと、その手を掴んで、ぐい、と妹は降ろした。 「指差してはいけません」 そのまま、指を差さないように、ぎゅ、と腕を掴んで離さなかった。 幹也は仕方なく、目線だけでケーキを見て、 「あのロールケーキは?」 「それがすきなのですか?」 「好きでも嫌いでもないよ」 正直にそう言うと、妹は少しだけ頬を膨らませた。 「それではだめです。好きなものを選んでください」 「好きなの、ね……」 幹也は悩み、すべてのケーキを見る。好きなものも嫌いなものもない。 が、一つだけ、ピンと来るものがあった。 55 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/03(土) 03 08 07 ID +eT8KhQA ごくありきたりな、生クリームのイチゴケーキ。 けれど、その上には、お菓子で出来たウサギが乗っていた。 妹に話していないものの――『五月生まれの三月ウサギ』として、興味が沸いた。 「これ。これにしよう。これがいい」 「これですね」 幹也の視線を正確に読んで、妹は店員にケーキ名を告げる。 すぐに、箱に入れたケーキを手渡された。 妹は、幹也に片手を絡ませたまま、器用に残った手で財布からお金を取り出そうとした。 そして、それよりも早く、 「はい、どうぞ」 「ありがとうございましたー!」 幹也が、ポケットから千円札を取り出して、店員に渡した。 お釣りを受け取る幹也を、妹は、微かに嬉しそうな、怒ったような、どちらともつかない顔で見ている。 「……兄さんはずるいです」 「みんなずるいのさ」 妹の言葉の意味がわからなかったが、幹也は適当にそう答え、絡ませていない方の手でケーキを受け取った。 頭を下げる店員から目を離し、踵を返す。 そして。 「――――――――――」 鏡張りの向こう、店の外に。 手首にラッピング用のリボンをまき、栗色の髪の毛で、フリルのついた白いワンピースを着て、裸足の少女がいた。 少女は――ヤマネは。 泣きそうな、それでいて笑い出しそうな、不思議な表情で、幹也と、手を絡める妹を見ていた。 56 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/03(土) 03 28 22 ID +eT8KhQA ヤマネとはっきりと目があった。 泣き笑いを浮かべ、口元をへらへらとゆがめるヤマネと、はっきりと目があうのを幹也は感じていた。 幹也は考える。明日も来てね、と約束して、来なかった自分を探して、街をさ迷うヤマネの姿を。 いつもの格好で、裸足のまま、街をうろつくヤマネの姿を。 そして思うのだ。 幹也が約束を破ったのは、これが始めてではない。いつもは、約束を破って、家に帰っていた。 けれど、今日はたまたま――妹と、町に出た。大人びて、幹也と似ていない妹と。 そして、たまたまではなく、いつものようにヤマネは街をさ迷って、幹也の姿を見かけた。 そして、ヤマネは、仲が良さそうに手を組み、ケーキを買う幹也と妹を見て、こう思ったに違いない。 ――いつも、あの子と一緒にいるんだ、と。 幹也と妹が店から出ても、ヤマネは一歩も動かなかった。 へらへらと笑っている。 へらへらと、壊れたかのように笑っている。 その姿を妹は不審げに見ている。幹也は、真顔で見つめている。 笑ったまま、ヤマネは言った。 「お兄ちゃんっ! ヤマネのこと、好きっ?」 妹が不審げな顔を深める。 幹也は、感情を込めずに、あっさりと答える。 「ああ、好きだよ」 その言葉を聞いて、ヤマネは、へらへら笑いではない、満面の笑みを浮かべた。 「そっかっ! じゃあ、お兄ちゃんっ、また明日ねっ!」 言って、笑ったまま、どこかへ去っていった。 裸足で去っていく姿から、幹也はあっさりと視線を外し、言う。 「帰ろうか」 「兄さん」 歩き出そうとした幹也の腕を掴んだまま、妹は不審げな表情のままに、尋ねた。 「今の人は知り合いですか?」 幹也は、平然としたまま、あっさりと答えた。 「知らない子だよ」 その日は、それだけで終わった。 そして、全てが終わり始めたことに、幹也はまだ気づいていなかった。 (続) 57 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/03(土) 03 38 08 ID UCmT86MI いい感じに病んできましたなー。 妹にも期待 58 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/03(土) 23 06 36 ID xM4iJZ1Z 作者様GJ(*´д`*)ハァハァ 時間軸をそろそろ自分の中でに整理しないと 俺の頭では理解が限界、折角の良作を楽しむためにも ちょっと脳年齢上げてくる 59 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/04(日) 01 11 44 ID qc8UBzFa 58 氏 わかりづらいので一応補足をば。 里村・春香時代(回想) 35 43 47 ヤマネ時代(ほぼメイン) 21-26 29-32 48-49 53-56 グリム時代(現在) 36-38 44 60 名前:58[sage] 投稿日:2006/06/04(日) 01 49 35 ID cByhBQ4R 作者様の手を煩わせてしまい申し訳ない(*_ _)人 改めて良作ップリを味あわせていただきました(*´д`*) 61 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/04(日) 03 32 06 ID sVLyjdlB ヤマネもいい病みっぷりだが 妹に期待しちゃう… キモウトだとええなあ 62 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/04(日) 05 58 40 ID 1U8Y5B+2 俺もキモウトがいいなぁ。 63 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/05(月) 02 23 08 ID HVNZGBN/ 翌日。幹也は学校が終わると同時に、喫茶店「グリム」へと向かった。 ヤマネが「明日」と言ったからではない。 単純に、退屈だったからだ。退屈だったからこそ、いつものようにグリムへ行き、地下の狂気倶楽部へと向かった。 いつものように、そこには二人の少女がいた。 マッド・ハンターと、ヤマネだ。 幹也は唄いながら十三階段を降り終え、二人に挨拶した。 「おはよう」 「ん、ん、ん? おはようと言った所でもう夕方よ」 「授業中退屈で寝てたんだよ――おはようヤマネ」 言葉を向けられると、ヤマネの顔に、満面の笑みが浮かんだ。 脳が蕩けたかのような笑顔を浮かべながらヤマネが言う。 「おはよっ、お兄ちゃんっ! 今日はなにするっ!?」 にこやかに挨拶をするヤマネに笑いかけ、幹也はいつもの指定席に座る。 長机の一番奥の椅子に。 いつもと違う事があるとすれば――幹也が本をとるよりも早く、その膝の上に、ヤマネが乗ってきたことだ。 まるで、昨日の分も甘えるとでも言うかのように、ヤマネは全身で幹也にすりよる。 臭いをつける猫に似ていた。 ヤマネが、二つ名の通りに『ヤマネ』ならば、今ごろ幹也は穴だらけになっていただろう。 「今日はずいぶんと甘えるね」 幹也もそう感じたのか、言いながら栗色の髪の毛を撫でる。 撫でられたヤマネは気持ち良さそうに微笑み、言う。 「――お兄ちゃんっ、昨日のコって誰かなっ!?」 64 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/05(月) 02 32 12 ID HVNZGBN/ 唐突なその問いに、幹也の手が止ま――らなかった。 まったく動揺することなく、頭をなでながら、幹也は言う。 「妹だよ」 「妹?」 逆に、ヤマネの動きが止まった。 その答えをまったく予想していなかったのか、瞳はきょとんとしていた。 何を言っているのかわからない、そういう顔だ。 家族がいないとでも思っていたのだろうか――そう思いながら、幹也は言う。 「妹。家族だよ」 「仲」惚けたまま、ヤマネは問う。「良いのかなっ?」 見ての通りだよ、と幹也が応えると、ヤマネは「そっかぁ。えへへ」と、笑った。 楽しそうに、笑った。 楽しそうに笑う場面ではないというのに。安堵の笑みなら分かる。幹也を取られないという安堵ならば。 けれども、ヤマネの笑いは違った。 どこか被虐的な――自嘲じみた、歪に楽しそうな笑みだった。 「家族かぁ! いいなぁ、いいねっ! お兄ちゃんも、ヤマネの家族だよねっ、だってお兄ちゃんだもんっ!」 楽しそうに笑ったままヤマネは言う。 幹也は「そうだね」と適当に頷き、ヤマネの軽い体を机の上に置く。 退屈だった。 妹もヤマネもどうでもよかった。退屈を潰せるのならば。 いつものように――幹也は、ヤマネの首に手をかける。 「うふ、ふふふっ、うふふふふっ! あは、あはっ! お兄ちゃん、楽しいねっ!」 ヤマネは笑っている。 いつもとはどこか違う、歯車が一つ壊れたような笑み。 幹也は構わない。歯車が壊れても遊べることには変わりない。 歪な、歪な今までとは違う歪さの二人。 その二人を見ながら、マッド・ハンターはひと言も発さず、楽しそうに笑ってみている。 65 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/05(月) 02 39 15 ID HVNZGBN/ 結局、その日は、いつもよりも早く帰ることになった。 ヤマネの反応が、いまいち面白くなかったからだ。常に笑っているだけでは、壊しがいがない。 反応を返してくれるからこそ、退屈しのぎになるのだ。 そう考えながら、幹也は一人、家へと帰る。 ごく普通の一般家庭の中に、普通の子供として帰る。 肌に少女の臭いが残るだけだ。家族は情事としてしか見ないだろう。 まさか首を絞め、異常な交わりをしているとは、少しも思わないだろう。 「雨に――唄えば――雨に――唄えば――」 ワン・フレーズを繰り返しながら幹也は歩く。 頭の中には、もうヤマネのことはない。あるのは、里村・春香のことだ。 図書室から飛び降り自殺をした春香のことを考える。 今もなお考えるのは――死んだ瞬間、春香のことが好きだったからだと、幹也はなんとなく考えている。 一瞬だけ退屈がまぎれるような――人を好きになれるような――幸せだと感じるような―― 不思議な感覚が、『あの一瞬』にはあった。 人にとっては異常とも思える思考と記憶にたゆたいながら、幹也は家へと帰る。 「雨に、唄えば――」 唄いながら扉を開け、家へと入る幹也は気づかない。 ――電柱の陰に隠れるように少女がいる。ワンピースをきて、栗色の髪の毛をした少女が。裸足のまま、じっと、幹也が入っていった家を見ている。 ヤマネに、後をつけられ、家を知られたことに、幹也は気づかない。 幹也の家を知り、幹也の部屋に電気がついたことを確認したヤマネは、楽しそうに笑いながらその場を去っていく。 ヤマネの頭にある考えは、一つだけだ。 ――お兄ちゃんは、ヤマネだけのものなの。 (続) 66 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/05(月) 15 27 00 ID k8WbBjNn ヤマネVSキモウトの予感…! 67 名前:『死の館』 ◆PkDo3c3GM2 [sage] 投稿日:2006/06/05(月) 21 27 56 ID +jTKkPfr 今書いているのが有るんだが、登場人物紹介だけ。 南校生徒、山岳部 1 井田 敦也(イダ アツヤ)二年三組。 無愛想で、友達は少ないが、その友達の質は高い。いつも冷静沈着。 2 高田 翔太(タカダ ショウタ)二年三組。 自称、敦也と親友関係。もてたいがそれが前に出過ぎるため、もてない。童貞。学園卒業前に、脱童貞を目指す。 3 桐谷 美保(キリヤ ミホ)二年三組 敦也の幼馴染みであり、唯一敦也が普通に話せる相手。敦也の事が好きだが、その事に疎いためヤキモキしている。影の学園アイドル。 4 市原 奏(イチハラ カナデ)二年四組 自他共に認める学園のアイドルだが、少し我が儘なとこが玉に傷。容姿端麗、頭脳明晰と、完璧なタイプ。それを鼻にかけるのがまた厄介。 5 神崎 光(カンザキ ヒカリ)二年四組 活発で、男勝りな所があるが、美少女の部類に入る。翔太とは喧嘩友達といった辺りだが、互いに好意があるかは不明。 6 神崎 明(カンザキ アカリ)二年二組 光の双子の妹だが、性格は正反対でおとなしく、地味。そのため、双子でも簡単に見分けられる。昔目の手術に失敗し、眼鏡が無いと何も見えない。 68 名前:『死の館』 ◆PkDo3c3GM2 [sage] 投稿日:2006/06/05(月) 21 30 09 ID +jTKkPfr 7 楠木 絵理(クスキ エリ)二年一組 昔の事故により、片足が不自由な女の子。既に治っているのだが、精神的なもので動かないため、筋力が衰えてしまった。読書が大好き。 8 高田 由良(タカダ ユラ)一年二組 翔太の妹。兄譲りのお調子者な性格で、ムードメーカ的な存在。翔太の友人である敦也が好きだが、美保の気持ちを知っているので抑えている。 9 馬場 隆(ババ タカシ) 25歳。筋肉質で、いわゆる体育会系教師。山岳部顧問であり、今回の部活旅行の引率。生徒からの評価は、ごく普通。 ~~~~~~~~~~~~~ 洋館の主 春川 知奈美(ハルカワ チナミ)本名かは不明。 今回山岳部に招待状を出した、奏の親戚。とはいえ、奏も見たことがなく、どんな人なのかも不明。噂では、若くて美しい女性だとか。 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ グロって有り? 69 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/05(月) 22 42 05 ID KfB8sfCy |ω・`) グロの度合いがわからないけど寝取られ系でなければ基本大丈夫 まぁ読者が私一人じゃないからなんともいないけど・・・ グロだからどうこうってことはないと思います とりあえず設定だけで(*´д`*)ハァハァ 10人近い人物がどう動くのか期待 70 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/05(月) 22 53 34 ID tFgb8qQG メッタ刺し位なら平気 69 俺は、女が男を寝取るとかなら割とすきだなぁ 71 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/05(月) 23 26 04 ID ivcG0IBK 最初に明記すればなんでもありじゃない? スレタイが【ヤンデレ】なんだしさ 72 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/05(月) 23 34 23 ID hz8qZhvt 俺は別にグロでもいいと思うけど、あんまり行き過ぎると・・・ 登場人物が多いと大変だろうと思うけど頑張ってください。 期待してます!! 73 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/06(火) 02 28 32 ID bJP1ejAS 63 やばい!!ヤマネがなんかツボすぎる。 そしてまだ攻めには転じていないキモウトにも期待w 個人的に 「お兄ちゃんっ、昨日のコって誰かなっ!?」 が相当キタw 作者さんGJです!! 74 名前:『死の館』 ◆PkDo3c3GM2 [sage] 投稿日:2006/06/06(火) 13 33 27 ID yF1KkMww 投下します。 心臓の弱い方、妊婦はご遠慮(ry 75 名前:『死の館』 ◆PkDo3c3GM2 [sage] 投稿日:2006/06/06(火) 13 34 22 ID yF1KkMww ――敦也 きっかけは何気ない一言だった。 「夏休み、みんなで旅行に行かない?」 奏の提案だった。俺達山岳部……とはいえ、ほとんど活動はしてない……が、奏の親戚の家に招待された。俺は面倒だと言ったのだが、美保に強引に連れられてしまった。 そして今はバスの中。日も暮れて来た時間、山中を進む。かなり高い所まで来た。隣りでは美保が熟睡して居る。無防備なもんだ。 外の味気無い風景を眺めていると、前に座っていた翔太が、イスから身を乗り出して話しかけてくる。 「おう、敦也。実はな、今回の旅行、俺には計画があるんだ。」 「…計画?」 面倒に思ったが、一応返事はする。 「人里離れた洋館……たくさんの美少女達……この条件から導かれるのはただ一つ!脱・童・貞!だぁぁぁぁ!!!!」 お前が報われないのはそこにあるんだぞ?といいたくなるが、黙っておく。言っても無駄だし、自分で気付かないと無意味だろう。 「な?お前も乗るだろ?」 「断る。」 俺にとっては、完全に無意味なことだ。この後、そんな余裕もない程悲惨な旅行になるとは、俺も含めて誰も知らなかった……… 76 名前:『死の館』 ◆PkDo3c3GM2 [sage] 投稿日:2006/06/06(火) 13 35 27 ID yF1KkMww ――由良 「脱・童・貞!だぁぁぁぁ!!!!」 兄さんがまた変な事を叫んでいる。妹として、兄のイメージ低下は避けて欲しい……でももう手遅れみたい。みんな引いちゃってる。 はあ、なんであんなのが兄なんだろう。ほら、敦也さんにだって軽くあしらわれちゃってる。……かっこいいなぁ。 でも、そんな敦也さんの肩に頭を乗せながらぐっすりと寝てる美保さんを見ると、胸が痛くなる。 『私、あっちゃんが好きなんだ、幼馴染みとしてじゃなくて……男の子として。』 それを相談されたとき、本当に泣きそうになった。でも、私も敦也さんが好きだと言ったら、きっと美保さんは身を引いてしまう。優しすぎるから。 そんな事をさせてまで、敦也さんに好きだと言える事なんて無理。だから私は黙っていた。美保さんも好きだから、二人には幸せになって欲しい。 私が……私さえ我慢すれば、全部丸く収まるんだ。だから我慢…………でも、黙っていれば、離れて見てていても構いませんよね? 兄さんを避けるように顔を背けた敦也さんと目が合い、苦笑いされる。ああ……また、私の胸が疼く……敦也さんがイケナインデスヨ? 77 名前:『死の館』 ◆PkDo3c3GM2 [sage] 投稿日:2006/06/06(火) 13 36 37 ID yF1KkMww ――翔太 俺の懇願虚しく、周りからは色のいい反応はもらえなかった。 「な?お前も乗るだろ?」 無理やり敦也を誘ってみる。わが親友ならわかってくれるはず…… 「断る。」 と思ったが、こいつはそういう奴だったよ。ちょっと腹癒せにからかってみる。 「お前はいいよなー。もうかわいい候補がいるからさぁ。」 敦也の隣りで寝てる美保ちゃんを見ながら言う。どうみても美保ちゃんが敦也に好意を持ってるのはバレバレだ。だから俺としても二人がくっついてくれるのはありがたい。 だから絶対に美保ちゃんには手を出さないようにする。ただ一つ問題なのは…… 「候補?誰が?なんの?」 敦也本人が爆発的に鈍感って事だ。わざとか?と思うほど、色恋ざたははぐらかす。 「美保ちゃんが、さ。」 「まさか。」 苦笑いしながら顔をそらす。その目線の先には由良がいた。……む、こいつ、もしや俺の妹狙いか。もし由良と敦也が結婚までいくとなれば…… 『今後ともよろしくお願いします、兄さん。』 『兄さん』『兄さん』『兄さん』 それを想像しただけで吐き気が………… 78 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/06(火) 22 52 53 ID lVzMyppW |ω・`) 一体誰が病むのかワクテカ それにしても兄貴、結構キてるなぁ((;゚Д゚)ガクガクブルブル 79 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/07(水) 21 43 54 ID yONoAegT 保守だ。 80 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/07(水) 23 28 25 ID P9556osH ヤマネマダァァァァァ?? 81 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/08(木) 00 41 43 ID ghfOlPng 76 (;´Д`)ハァハァ つ、続きを早くヤンで 82 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/08(木) 06 50 22 ID S6xMSoai あぁ、由良がいい感じで病んでるなぁw 美保が出てきてないけど……ワクワクしながらまってますぉ! 83 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/08(木) 10 38 35 ID 4nKORfYh よく分からんが、定義としては S県月宮みたいな奴のことをいうのか?>ヤンデレ 84 名前:『死の館』 ◆PkDo3c3GM2 [sage] 投稿日:2006/06/08(木) 13 43 23 ID RqCur5RQ ――美保 とても心地良い、あっちゃんの肩。寝たフりしてるけど、本当は最初からずっと起きてる。ドキドキして寝れないから。 考えてみれば、あっちゃんが居る旅行なんて初めて。無理やり連れて来てもよかった。翔太君が変な事を叫んでいたけど、私も似た様なことを考えている。 この旅行の間に、あっちゃんと……… そんなことを考えていたら、体が暑くなってきちゃった。いけない、いけない。私は変な子なんだろうか? 誤魔化そうと薄目をすると、あっちゃんが私を見ていた。一瞬似して体が硬直してしまった。な、なんでこっちを見てるの!? 「こいつ……」 なにか呟いてる。 「面白い癖っ毛だな。」 ガクッ はぁ、なんか期待外れ……まあ、あっちゃんに期待するのも無駄かな。私が引っ張っていかないとだめだからね。 そろそろ起きようかと思った時……… ガタン 「んん?」 バスが少し揺れ、運転をしていた先生が声を出す。 「おかしいな……ガソリンはまだあるし、故障か?」 周りから不満の声が上がる。 「いいじゃない、あれが目的地なんでしょ?あれぐらい歩いて行きましょうよ。」 奏ちゃんがそう提案した。 85 名前:『死の館』 ◆PkDo3c3GM2 [sage] 投稿日:2006/06/08(木) 13 44 14 ID RqCur5RQ ――奏 私が提案したように、皆で森を抜け、歩いて洋館まで向かう。 まったく、こんな不便な所に別荘を建てるなんて理解できない。しかも余り知らない親戚から招待されるなんて、なんかおかしい。 でもまあ、みんなそれなりに楽しみ似しているようなのでよしとする。 少しだけ舗装された道を歩くこと数十分。やっと正門までたどり着いたけど…… 「で、でけぇ~~!!」 翔太君がみっともなく大声で叫ぶ……無理もない。本当に大きいのだ。山の森に隠れていたためか、近付くまでわからなかったが、正門から見ただけでもウチの学校の校舎ぐらいはある。 こんなところに住むなんて、とても疲れそうだ。 「あ、あれ何?」 エリっちが不思議そうに指差した先には…… 「時計塔、か。」 あら、珍しい。敦也が答えるだなんて。 確かにそこには時計塔があった。ちょうど私達の居る正門とは正反対で、洋館を線対称に分けるように中央にそびえたっている。 夜の闇にライトアップされたそれは、妙に不気味に見えた。その上…… 「つ、つめたい!」 雨まで降り出した。敦也君が珍しくしゃべるからよ! 86 名前:『死の館』 ◆PkDo3c3GM2 [sage] 投稿日:2006/06/08(木) 13 45 56 ID RqCur5RQ ――絵理 「ほら、冷えてきたから、さっさと入るぞ。」 先生が促すと、皆で正門に入る。松葉杖をついている私を、光ちゃんが、しっかりと支えてくれる。こんな私が山岳部なんかに入った理由がこれだ。 障害があり、なかなか部活に入れなかった私を、カナちゃん(奏)が誘ってくれた。ちなみにカナちゃんが山岳部に入った理由は、『暇そうだから』らしい。 それから私とカナちゃんは親友になった。カナちゃん以外も皆優しくてとても助かっている。 庭の中央まで来た時、異変は突然起こった。 ガシャン! 大きな音がして振り返ると、鉄の正門が閉じていた。 「風かな?」 光ちゃんが言った直後……… ガルルルルル……ワンッ!! 犬の吠える声が聞こえた。よく見ると、庭の隅の穴から、五匹ぐらい這い出ていた。その私たちを見る目は、餌に飢えた獣のようだった。 「あ、あれって!軍用犬じゃない!みんな逃げて!」 そうカナちゃんが叫ぶと、皆スイッチが入ったように混乱し、玄関へと走り出す。そんな中私は…… 「いよっと!」 翔太君におぶられていた。………そんな翔太君の横顔が、なんとなくかっこよく見えた……… 87 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/08(木) 17 00 30 ID XG2Ju9NL なんかサスペンスの臭いが((;゚Д゚)ガクガクブルブル これはいいヤンデレ洋館ものですね(*´д`*) 88 名前:十月五日午前三時の君達へ[sage] 投稿日:2006/06/09(金) 06 16 24 ID 8ZzyCs2Z 七月十日 拝啓、お元気ですか? こちらは元気です。 湿った六月も明け、七夕を経て、半端な時期に梅雨も終わって、ようやく夏がやってきそうです。 先日、一人暮らしをしていた弟が私の住む実家に帰ってきました。 半年間メールでしか連絡を取っていなかったので、久々に弟と顔を合わせて話せたので心臓がどきどきしています。まるで恋する乙女の様です。弟は夏休みの間はこちらにいるようなのでその間、何をして弟と過ごすか色々と考えている今日この頃。 七月十五日 今日は弟と一緒に映画館に行きました。内容はあまり覚えていません。ずっと弟の横顔を眺めていたので。 帰りに弟とショッピングモールで買い物をしました。弟が付けている地球をモチーフにしたピアスがあったので、それを購入。 おそろいですね。と言うと少し頬を紅くして、照れていました。可愛いです。 だけど、家に帰る途中に弟の友達と名乗る妙な女が弟を連れて行ってしまいました。そこは今日という素晴らしい一日の唯一の汚点で、どうもいただけません。 死ねば良いのに。 八月九日 今日は弟と一緒に海に行きました。 本当は人前に肌を晒すのは嫌なのですが、弟に見られるとなると話は別です。散々胸元を弟の元を弟の前で見せびらかす事に成功。 やりました。 少しはこちらを意識してくれたでしょうか? 帰りの電車でつい、うとうとしてしまったのですが、弟の視線がちらちらと私の胸にいっているような気がします。 早く襲ってくれればいいのですが。 89 名前:十月五日午前三時の君達へ[sage] 投稿日:2006/06/09(金) 06 20 45 ID 8ZzyCs2Z 八月十九日 今日は弟と家でごろごろとしていました。たまにはだめ人間になるのも良いものです。 朝はトースト。お昼はパスタ。夜にはカレーを作って食べました。 この調子で弟も食べてしまいたくなります。 ずっと二人でこの家で、誰にも阻まれず、弟と心逝くまでとろけてしまいたくなります。 弟の滞在期間もあと半分です。その間に理性は保ってくれるでしょうか?崩れるのも一興ですが。 八月二十五日 最近、弟がよそよそしいです。家に帰る時刻が遅く。前までは遅くなるとその旨を伝えるメールが来るのですが、それさえもありません。 何だか寂しいので今夜も一人、体を慰めながらの就寝です。 八月三十日 悔しい。弟と同じ血が流れるこの体が恨めしい。あの女。よりにもよって私の弟と繋がったようです。 決め手は弟の体から女の臭いがして来たからで、私は今すぐにでもその臭いをわたしの臭いで多い被せたくなりました。 しかし、人の良い弟の事です。どうせあの女が何か泣き落として無理やりに抱かせたに違いありません。 先月にあった時に直感で理解しました。ろくでもない発情した動物と同類だと。 殺してやりたい。 九月四日 弟の瞳は私のもの。 指は喜ばせ、唇は私を震わせる。耳に届く声は甘い呪いの呪文。舌は否応にも私を濡らせ、抱き締める腕でさらわれてしまいたい。 体の全てで弟を感じて、想いの全てで弟を受け入れました。 しあわせ。 もう、はなさない。 九月十八日 今日も一日中弟と繋がり合いました。 朝起きて、私の奉仕で目覚めそのまま一回。 午前は居間で飽きるほどに互いの秘所を舐め逢いました。 昼食の準備の最中に襲われ、はしたなく食事中も私の中に弟は挿さったままでした。 午後になって私の胸で一回。今まで私の胸で興奮した事があるそうです。嬉しい。 夕方になって夕飯の買い物の帰り近所の公園の御手洗いで一回。 夕飯を食べた後、御風呂の中で二回。浴場で弟と洗いっこ。どんどん元気になって行く弟が印象的でした。 私も隅々まで洗われて、絶頂まで連れて行かれてしまいました。恥かしいです。 90 名前:十月五日午前三時の君達へ[sage] 投稿日:2006/06/09(金) 06 24 06 ID 8ZzyCs2Z 九月二十日 弟はこちらに残るそうです。あまりの嬉しさに泣いてしまいました。最近泣いてばかりです。アノ時も泣きっ放しです。姉としての威厳が。 夕飯の買い物を一人で済ませ、帰り道の途中にあの女と会ってしまいました。 泣きはらしたような目でこちらを見て、 変態。 と、静かに呟いて去って行ってしまいました。 負け犬の遠吠え。思わず笑い出しそうになるのを押さえるのに必死でした。 これからずっと弟と一緒だと考えると淫らな気持ちになってしまいました。 帰ったらうんと恥かしい御仕置をしてもらわなくてはなりません。 九月二十九日 しにたい。 十月一日 きょうはわたしたちのなかをじゃまするふたりをやっつけました。 おとうともわたしのかんがえにさんせいしてくれました。なつのあいだかれにあたえていたくすりのせいかです。 いいぐあいにかれのこころをてにいれることができました。 いまでわたしたちのりょうしんがふたつならんでしんでいます。 どうでもいいことです。 さて、いまからまたおとうとときもちよくなってきます。 十月五日 拝啓、お元気ですか? 私はあまり元気ではありません。昨日から弟がベッドから起き上がってくれないのです。 ベッドの上には相変わらず弟から流れた血で紅く汚れています。 早く起きて欲しいです。私を驚かそうとしているのですね?騙されませんよ。 さあ、早く起きて朝ご飯を食べましょう?朝に食べないと体に悪いんですよ?食べ終わって、それで早く私も食べてしまってください。 いつまで寝ているんですか?さあ起きましょう。天気も良いですよ。二人で久し振りに外に出かけましょう? ねえ、起きましょう…? ねえ、はやく… ねえ… ベッドの上には相変わらず手首に傷をつけた弟がいつまでも横になっていました。 91 名前:作者[sage] 投稿日:2006/06/09(金) 06 28 21 ID 8ZzyCs2Z 眠れなくてふと、書いてみました。 勢いで書いたので気に入っていただけるか… 携帯からの書き込み、失礼しました。 それでは名無しに戻ります。 92 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/09(金) 06 57 09 ID XoOrus3h サスペンスと言うよりむしろ、ホラー……? これからどうなるのやらw 93 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/09(金) 09 34 19 ID xeKRSHZm やべぇなんて良スレを発見しちまったんだ……! 94 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/09(金) 10 47 20 ID E+NqHkk+ キモアネは人類の至宝 95 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/09(金) 18 44 19 ID bgN0fkZe 愛に溢れるキモ姉ものが読みたい。 キモ姉こそ、人類最後の希望。 96 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/09(金) 22 00 55 ID 8ZQ++sLn このスレと修羅場スレは俺にとって聖地。 97 名前:『死の館』 ◆PkDo3c3GM2 [sage] 投稿日:2006/06/09(金) 23 24 41 ID 3KxOvOB5 ――敦也 「ハァ、ハァ、ハァ」 皆急に走ったため、息が切れている。なんとか走り抜き、ドアを閉め、犬を追い払う事ができた。 「か、奏!なんであんなのがいるんだよ?」 「知らないわよ。私だって聞きたいぐらいだわ。」 さすが自称アイドルを誇るぐらいだ。もう息も整え、平然と返事をしている。 「あ、あっちゃん!大丈夫?怪我なかった?」 「おまえな…俺の事より自分の事心配しろよ。お前こそ、怪我してないか?」 「うん…ありがと。」 そう言うとホワッと笑う。 「しかし許せんな。あんな凶暴な犬を放し飼いにしておく上、迎えも無いとは……ここの主と話をつけてくる。」 「私も行きます。私がいないと話にならないでしょうから……とりあえず、適当にこちらに行ってみましょう。」 言うやいなや、先生と奏は十数枚あるドアのうちの一つを開け、さっさと行ってしまった。 「あっちゃん……どうする?」 「散歩でもしながら適当に時間つぶすさ……一緒に行くか?」 「うん!」 それを聞き、俺は美保と一番入口から遠いドアを開け、入っていった。それは……地獄の幕開けだ…… 98 名前:『死の館』 ◆PkDo3c3GM2 [sage] 投稿日:2006/06/09(金) 23 26 12 ID 3KxOvOB5 ――光 「ひ、光ちゃん……やめようよ……勝手に入ったら怒られちゃうよ?」 「なぁーに心配してんのよ。大丈夫だって。」 私は明と洋館を探索し始めた。あの様子だと先生達が戻ってくるのは遅くなりそうだ。それに…… 「こういう広い家……私の冒険家としての魂が燃えるわよ!!」 「だからまずいってば~。」 まったく、相変わらず弱気ね、明は。私達は双子だってのに、こうまで違うのかしらね。 「なによ、あんただって図書室があるかも、っていったら喜んだじゃない。同罪よ。」 「そんなぁ~」 「それに、あんなめにあったんだから、これぐらいは許されるわよ。」 おどけながらもしっかりとついてくる。見掛けによらず、本に関しては貪欲だ。本が嫌いな私とは、本当に正反対だ。 やっぱ本なんか読むよりスポーツよねー。 「それにしても…本当に広いわね…」 廊下だけでも、相当な長さだ。電気は着いているが、小さな豆電球が等間隔で点いているだけなので、全体的に薄暗く、廊下の先もよく見えない。 ……正直に言えば、不気味なのだ。 「ほら、この部屋なんか面白いドア……あれ?」 振り返ると、いつの間にか明が居なかった。さっきまではいたはずなのに……… 99 名前:『死の館』 ◆PkDo3c3GM2 [sage] 投稿日:2006/06/09(金) 23 27 13 ID 3KxOvOB5 ――??? あなたがついにやってきた。私が招待した洋館へ。でも、正確にはこの洋館にすんでいいのはあなただけ…… 他の人は皆消すだけ。私とあなたは一生をここで過ごす……最初の犬に、誰も食い殺されなかったのは残念……でも安心して。 邪魔者を消す方法なんて、いくらでもあるから……私にまかせてくれれば、きっと……いえ、絶対うまくやってみせる。 「ん?おお、――か。こんな所でどうした?」 馬場隆……あなたの通う学校の先生…邪魔な人… 私は誤魔化すため、道に迷ったと言う。あたりに人はいない。殺るなら今。 「そうか、じゃあ俺と一緒にホールに戻ろう。この洋館に住んでる人が見当たらん。」 そう言うと、なんの疑いもせず、背中を向ける。……馬鹿な人。背中に隠していたネイルハンマーを取り出し、振りかざす。…もちん、釘抜きの方を向けて………振り下ろす! ガッ! 「ぐあ!?」 一撃で膝を突く。まだまだ足りない。消えてもらわないと。 ガッ!ガッ! 「やめ…――!な、にを……す……」 私の名前が呼ばれるが、構わない。私の名前を呼んでいいのはあなただけだから。他の奴等は……虫酸が走る。 ガッ!ドカッ!グバッ! 打撃音が水気を含む音に変わる。 「ふふふ…アハハハハハはははははは………」 グバッ!ドッ!グシュッ! もう完全に死んでいる。それてもまだ振り続ける。あなたのためにしていると思うと、快感で体が熱くなり、止まらなくなる。 「まっててね……私の大事な大事な……なによりも大事な弟………――ちゃん…ふははは……あっはは………」 気付けばもう、叩くところが無くなっちゃった……残念……… 100 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/10(土) 00 07 12 ID 1Og+TXND サスペンスキタ━ヽ(ヽ(゚ヽ(゚∀ヽ(゚∀゚ヽ(゚∀゚)ノ゚∀゚)ノ∀゚)ノ゚)ノ)ノ━!!!! 続きwktk!+(0゚・∀・) + テカテカ + 101 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/10(土) 00 30 03 ID M/U1Dsv6 イキナリ惨殺キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!! 最高のスレだ、ここは。 全部早く続き読みてー!! 102 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/10(土) 00 39 49 ID uj/kMvwy ヤマネの方にもトリップつけたほうがいいのかな…… とりあえず死の館の続きを楽しみに待っています 103 名前:65の続き[sage] 投稿日:2006/06/10(土) 00 56 48 ID uj/kMvwy その日、珍しいことに、幹也は学校に行かなかった。 その日、珍しいことに、喫茶店「グリム」にヤマネはいなかった。 地下図書室には、いつもの姿をした、マッド・ハンターだけがいた。 「おや、おや、おやまあ! これは珍しいわね。おサボリ?」 「おサボリのお欠席だよ」 言って、幹也はいつもの席に座った。いつもと変わらない制服姿。鞄には教科書と弁当が詰まっている。 本当は、学校に行くつもりだったのだ。 学校に行こうとして――そのまま、喫茶店「グリム」へと来たのだ。 完全な気まぐれだった。 完全な気まぐれだと、椅子に座るその瞬間まで、幹也自身もそう思っていた。 「それでそれでそれで? きみはどうして学校を休んだの?」 「同じように学校を休んでる君に言われたくないけどね――いや、そもそも、学校に『居る』の?」 幹也の問いに、マッド・ハンターは唇の端を吊り上げて笑った。 答える気はない、と笑みが告げている。 幹也はため息を吐き、「それならば僕も答える必要がないな」と呟いて、 ようやく、気づいた。 「ああ、なるほど。死んだからだ」 「――?」 幹也の突然の言い分に、マッド・ハンターが首を傾げる。 構わずに、幹也は独り言のように呟いた。 「『先代』が死んでから、ちょうど半年だ」 「ほう、ほう、ほう!」 楽しそうなマッド・ハンターの声を、幹也はもはや聞いてはいない。 頭の中にあるのは、『先代』との思い出だけだ。 先代。 十二月生まれの三月ウサギ――里村・春香。 ちょうど一ヶ月前の放課後に、彼女は、図書室から飛び降りて死んだのだった。 そして、それは、幹也にとっても特別な日だった。 先代が死んだから、でも、三月ウサギになったから、でもない。 生まれて初めて――『退屈でない』と思った日だからだ。 104 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/10(土) 01 06 52 ID uj/kMvwy 「君は、君は、君は――」マッド・ハンターが楽しそうに言う。「彼女が好きだったのかな?」「 「彼女?」 「『12月生まれの三月ウサギ』」 いきなりとも言えるマッド・ハンターの問いかけに、幹也は悩む。 傍から見れば、付き合っているように見えた――わけがない。 幹也と春香の関係は、図書館の夕暮れ、誰もいないところだけだったのだから。 今でも、幹也と春香の関係を知る人などいないだろう。葬式に出た、くらいだ。 そして。 実際の『関係』がなかったかといえば、NOだ。 ヤマネにするような関係を、幹也は、春香としていた。 12月生まれの三月ウサギ。 12月に生まれたウサギは――死にやすい。 その通りに、春香は、今にも死んでしまいそうな人間だったし、実際に死んでしまった。 彼女が死んだ瞬間を思い出しながら、幹也は言った。 「好きだよ」 好きだった、ではなく。好きだ、と幹也は言う。 その答えを聞いて、マッド・ハンターは笑う。 「ふぅん、ふぅん、ふぅぅぅん。それも嘘かい?」 「さあね」 幹也は肩を竦める。本を探す気にはなれなかった。 相変わらず退屈だ。 そして、退屈でなかった一瞬を、思い出していたかった。 里村・春香が死んだ瞬間を――唯一、退屈でないと思えた瞬間を。 「ふむ、ふむ、ふぅむ。私も見たかったわ、その瞬間。もう一つだけ質問いいかな?」 「駄目って言っても聞くんだろ?」 「まぁねまぁねまぁぁね。それで、自殺した先代は――君が殺したの?」 酷く核心的な、酷く確信的な問い。 全ての前提を覆すような問いを、笑いながらマッド・ハンターは吐く。 幹也は、その問いに、真顔で即答した。 「――さあね」 105 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/10(土) 01 19 53 ID uj/kMvwy 結局、その日は、幹也は学校には行かなかった。 ほぼ一日中、本も読まず、楽しいと、退屈ではないと思えた一瞬のことを思い出していた。 思い出している間は――かすかだけど、退屈さが紛れるような気がしたからだ。 席を立ったのは、十六時前。 いつも喫茶店「グリム」に来る時間よりも、かなり早かった。 ヤマネもいないので、家でゆっくりと思い返そう――そう思ったのだ。 帰る道すがら、幹也は、ぼんやりと思考をめぐらせていた。 帰ったら妹がいるだろうか、一昨日買ったケーキがまだ残っているだろうか。 父と母は家にいるだろうか。時間が不定な家族は、いつ家にいるかわからない。 いなければいい、いてもいなくても退屈なのだから、いないほうが静かだ――そう幹也は思った。 そして、そんなことよりも、頭にあったのは。 里村・春香のことだ。 彼女の最後の言葉を、幹也は思い出す。 『――幹也くん、私はもう疲れた』 心の底から、疲れきった、生気の無い声。 いつものように首を絞められながら、春香はいった。 『――だから、お終いにしよ』 それが、最後の言葉だった。 その数秒後――春香は、図書室の窓から落ちて自殺したのだから。 その光景を思い出して、幹也は小さく笑う。 地面に咲いた赤い花。 肉と臓物と血で出来たきれいな華を思い出して、幹也は歩きながら笑った。 あの瞬間。 あの瞬間だけは、退屈でなかったのだから。 いまもなお退屈をかかえる幹也は、退屈でないときを思い返しながら、歩く。 あっという間に家へとたどり着き、チャイムを鳴らした。 ぴんぽん、という間抜けな音。 誰も出なかった。そもそも、誰かが出るとは思っていなかった。とりあえず鳴らしただけだ。 玄関を入り、ポケットから鍵を取り出し、ドアノブを掴み、 「……あれ?」 そこでようやく、幹也は異変に気づいた。 ドアノブが、回ったのだ。 鍵を差し込んでいないのに。 鍵は――かかっていなかった。 誰かいるのだろうか。チャイムに気づかなかったのか? そう思いながら、幹也はドアノブをひねり、 扉を、 開けた。 ――そして幹也は、むせ返るような赤を見た。 106 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/10(土) 01 22 39 ID G1P/sHbL 乙 なんか主人公が1番のヤンデレみたい? ところでキミキススレにヤンデレが襲来してるな 107 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/10(土) 01 26 49 ID uj/kMvwy 赤と紅と朱。臙脂、橙、茶。 思いつくかぎりの、この世に存在する限りの赤が、そこにあった。 それは、とある赤いものが、元からあった家具や壁や空気と触れ合って、変色した結果だった。 もともとは、くすんだ赤。 黒に近いような――赤。 家の中は、完全に、赤に染まっていた。 濡れた赤。 まだ、乾ききっていない。 幹也の家は、玄関に入れば、扉一枚向こうにリビングが見える作りになっている。 そして、その扉は今、開けっ放しになって――扉の向こうには、赤が広がっている。 赤に塗れた世界を見て、幹也はなるほど、と納得した。 ――これならば、チャイムに出ることもできないな、と。 扉の向こう。赤い水溜りに沈むように、ばらばらの何かがあった。 皮をはがれ、肉を抉り、骨を削り、臓物を取り出し。 必要以上に――否、必要がないのに、ばらばらにされた、父と母の姿を、幹也は見た。 そして、その奥。 手足から血を流す妹と――その妹の神を掴み、楽しそうに笑う少女の姿を、幹也ははっきりと見た。 普段の白いワンピースは、いまは赤く染まっている。 この部屋と同じように――――溢れる血で、ヤマネは真っ赤に染まっていた。 幹也は、いつものように、ヤマネに声をかける。 「やぁ、ヤマネ」 ヤマネは。 右手に分厚いナイフを持ち、左手に妹の髪を掴んでいたヤマネは。 まるで人形か何かのように、妹を放り投げ、血の海をばちゃばちゃと言わせながら、幹也へと近づいてきた。 そして、真っ赤に染まった体と、真っ赤にそまった顔で、ヤマネは笑う。 血に塗れ、右手に包丁を持ったヤマネは、死に囲まれた部屋で、満面の笑顔で言った。 「おかえりっ、おにいちゃんっ!」 (続) 108 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/10(土) 01 28 43 ID uj/kMvwy 106 春香から妹にいたるまで全員の予定 主人公は 「君が一番狂ってるんじゃないのかい?」 と終わり際でネタにする予定 109 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/10(土) 01 35 15 ID thi7MeHr ヤマネまったてよヤマネ ちょっ キモウトもうお亡くなり!?そんなのヤダヤダ! 110 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/10(土) 01 37 53 ID 1Og+TXND 108 おおおおおお殺戮キタコレwwwww GJ!! トリップは別にいいと思うけど 投下するレス数は書いてもらえるとありがたい 割り込みとかへるし 111 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/10(土) 01 58 37 ID GWU5lhqh 鬼、キモウトが死んでルー!! 112 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/10(土) 02 03 47 ID HPh6ODlY 続きが気になって仕方が無い。 113 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/10(土) 02 04 18 ID thi7MeHr ヤマネヤバスと思ったが 主人公が一番こわいお! 114 名前:『死の館』 ◆PkDo3c3GM2 [sage] 投稿日:2006/06/10(土) 11 10 02 ID XKVYYFeK ――敦也 〈一階東側通路〉 「なんてこった……」 しばらく歩き進んで初めて気付いた。この通路には所々、廊下を区切る様にドアが設置してあった。 やたらと枚数が多いと思ったのだが…… 「一方通行とはな。」 ホールから見て奥へ進むと、その側のドアに取っ手が無かった。 「どうしよい、あっちゃん……戻れないよ…」 美保が泣きそうな顔ですがりついてくる。こういう時に慰める術を俺はよく知らない。 「戻れない事もないだろ。そんな家があってたまるか。…先に進んで一周でもすれば戻れるさ。」 どうしてかこう刺のある言い方になってしまう。人を拒絶する傾向があるからか。 「えぇ~。本当に?」 知るか。と口に出そうだが、喉で止めておく。……美保にだけは、俺を軽蔑のまなざして見てほしくない。 「大丈夫だ…いくぞ。」 「あっ……」 グイッと手を引っ張って行く。これぐらいしないとなかなか先へ進んでくれないからだ。そうやって手をつないだ途端、黙ってしまった。 「ん?」 そうしてまたドアを開けた途端、激しい違和感に襲われる。すぐにわかった。この通路だけ、横に部屋がないのだ。 ドアは突き当たりの一枚のみ……進むしかないか。 「なに?これ。」 そのドアにはドアノブが無く、一枚の紙が貼ってあるだけだった。 「えーっと……『スペインとサイパンの違いはな~んだ?わかったら大きく叫ぼう』……?」 その問題を読んだ瞬間…… ガコォンッ なに大きなものが外れたような音がし、振り返ると……… 「まじかよ…」 さっき閉めたドアが、ゆっくりと迫ってきた………… 115 名前:『死の館』 ◆PkDo3c3GM2 [sage] 投稿日:2006/06/10(土) 11 11 04 ID XKVYYFeK ――奏 〈一階西側通路〉 「もう……なんなのよ、ここ……」 私は完全に道に迷ってしまった。いや、この場合家に迷ったと言うべきか。 その上先生ともはぐれてしまった。……この歳で迷子だなんて勘弁だが、そうも言ってられない。 携帯を見てみるが、完全に圏外。いまどき電波の届かないところなんてあるのね……… とりあえず、ポケットにある飴玉を舐めて気持ちを落ち着かせる。甘い物は鎮静剤になる。 「落ち着け……常に冷静に。」 それが私の好きな人の口癖であり、モットーであった。もっとも、その人の事を考えると、落ち着いてもいられなくなるのだが。 適当にドアを開け、部屋に入ってみると、そこには幾つかの本棚と、机、その上には本が開いてあった。 「さしずめ書斎っつとこね。」 臆する事無くイスに座り、本を覗いてみると……… 『森鴎外、夏目漱石、芥川龍之介………いずれも世に名高い賢者である。だが、今の時代には欲にまみれた愚者と成り代わるものあり。 さて、その名を叫び、世に知らしめよ。わからぬ者、自然の恵みにあやかる資格なし。』 「……?」 まったく意味不明。これが一体なんだと…… ガチャ 席を立とうとした瞬間、横から出たベルトに体を固定される。 「な、なんなの!?悪ふざけもういい加減に……っ!」 少し叫んだ時気付いた。……酸素が…薄れてる…… 116 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/10(土) 19 09 30 ID oFeSDvUN クイズの雰囲気に蠅声の王を思い出した((;゚Д゚)ガクガクブルブル 最後1対1になったらどうなるのかな(*´д`*) 117 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/11(日) 02 20 47 ID FUN6bYIy 何気に 16のプロットが秀逸だな 118 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/11(日) 22 55 58 ID 8vhck+0u うほっ いいスレ! 119 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/12(月) 20 42 01 ID D/p3jFsP 保守 120 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/12(月) 22 39 33 ID TNKxT41S クイズで失敗すると……ってのは怖いなw 121 名前:『死の館』 ◆PkDo3c3GM2 [sage] 投稿日:2006/06/13(火) 13 21 41 ID qDbR0HcX ――翔太 皆で洋館の探索に行っちまったため、ホールには俺と由良と絵里ちゃんが残っていた。 「由良、お前は探索に行かなかったんだな。こういうの好きそうじゃねぇか?」 「私はそんな子供じゃありまん。それに、絵里さんと二人っきりにしたら何をするかわからないので。」 「アホか。俺はそんな鬼畜と違うぞ。節度ある紳士で……」 「紳士はバスで叫びません。」 くっ!さすが我が妹。人の揚げ足をとるのがうまくなってきたな。これは要注意だ。 三人でしばらく雑談していると…… 「答…は……の数…!」 どこかのドアの向こうから、叫び声が聞こえた。あまり内容は聞き取れなかったが。 その瞬間、ドアの一つが開き、中から敦也と美保ちゃんが出て来た。 「めずらしぃな。敦也が大声出すなんて。ゴキブリでもいたか?」 「そんなんじゃないんだよぉ。大変だよ、この洋館……」 美保ちゃんが必死な顔で説明する。一方通行の通路。なぞなぞと迫ってくるドア。……まったく信じられなかった。 「おいおい……冗談だろ?それじゃあまるで、からくり屋敷どころか、殺人館じゃねえか!」 122 名前:『死の館』 ◆PkDo3c3GM2 [sage] 投稿日:2006/06/13(火) 13 22 40 ID qDbR0HcX ――由良 さすがに今回のことは信じられなかった。いくら敦也さんの言葉とは言え、人殺しの罠なんてないと思ったが…… 「はぁ、はぁ、み、みんな無事?」 足下がおぼつかない奏さんが、ホールに入ってかた。かなり息が上っているようだ。 そして奏さんからも聞いた。洋館の罠を。 「そう……敦也君たちも引っ掛かったのね…」 「ああ、なんとか解けたけどな。……あの庭の犬と言い、本当に冗談じゃすまされないな。」 目の前の会話がとても難解だった。実際自分が体験していないからなんだろうけど……… 「あれっ?みんな集まってなにしてんの?…先生居ないみたいだけど……」 明さんと光さんが一緒にホールへ来た。これで先生以外は揃ったことになる。 奏さんの話を聞いてから、恐怖感が込み上げて来て、寒気がした。今だけ……今だけなら。 そう思い、敦也さんに近付き、自然な形で寄り添った。 「なんか……怖いです。」 「大丈夫さ……なんとかなるさ。」 そう言ってもらうだけで気持ちが楽になった……そのとき。 「由良ちゃん!!」 いきなり美保さんが叫んだ…… 「誰かが殺人者かもしれないんだよ!!?あっちゃんから離れて!!」 123 名前:『死の館』 ◆PkDo3c3GM2 [sage] 投稿日:2006/06/13(火) 13 23 47 ID qDbR0HcX ――??? 結局、見回りだけでは誰も罠に掛からなかった。しかも、大切なあなたが罠にかかってしまったのは誤算だ。 あなたになにかあったら……私……。 でも誤解しないでね?あなたじゃなくて、その隣りに居る邪魔者を潰したかっただけなの……そう、自分の感情を押さえ切れず、後輩にキレてる醜い女を…… 「落ち着けって!美保!…由良ちゃんは悪くないだろ?」 あなたの怒気を含んだ声……少しこまった顔……それを見て、聞くだけで、体が熱くなってしまう……下着ももう、ビショビショなのよ? 「◆†≠…!……∮а#%〒!!?」 「@&*≒√だ…ろ!?」 あなた以外の声はすべてノイズになってしまう。聞き取る必要も無い。うるさい。うるさい。うるさい。うるさい。うるさい。うるさい。うるさい。うるさい。うるさい。うるさい。うるさい。うるさい。 あなたがここに居なかったらみんな消してしまうところだ。でもそれじゃだめ。あなたの見ていないところでやらないと。 「くそっ……奏。先生はどうした?」 「…れが……≠∮а°+ー…」 何?あの男を探してるの?だったら見せたあげる……もう、直視できない様な形だけど、ね。 124 名前:名無しさん@ピンキー[age] 投稿日:2006/06/13(火) 16 52 09 ID yC4nLjWD キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!! 125 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/13(火) 17 20 27 ID V/mWpM3x サスペンスキタ━ヽ(ヽ(゚ヽ(゚∀ヽ(゚∀゚ヽ(゚∀゚)ノ゚∀゚)ノ∀゚)ノ゚)ノ)ノ━!!!! なるほど徐々に容疑者が減っていくのか…… 126 名前:『死の館』 ◆PkDo3c3GM2 [sage] 投稿日:2006/06/15(木) 13 22 52 ID e+FvKVEx ――敦也 「ね?あっちゃん、私の隣りに居れば安全だから……みんな…みんな危ないんだから!」 軽く美保が錯乱し始めていた。あんな目にあったからだろうか。あからさまに周りと接する事を避けて居る。 「ははは……や、やだなあ、美保ちゃん。俺達が危害加えるわけないだろ?」 翔太が慌てて仲裁に入る。確かに、今の美保の言ってる事はめちゃくちゃだ。 と、その時、ひゅっと風を切る音。 「え?」 ガシャーーン!!! 振り替えると、中央にシャンデリアが落ちてきた。誰もいなかったため下敷きにはならなかったが、そこには……… 「き、キャーーー!!イヤァーー!!」 一斉に飛び交う複数の叫び声。恐怖、驚愕、悲しみ……そこにはすべてが混じっていた。そう、そのシャンデリアには……… 「はは、あは……う、嘘だろ?」 フラフラと近付く翔太。目線はただ一つ……シャンデリアに巻き付く様になっていた死体だった。 それはもう直視出来る様な物ではなかった。頭は潰され、血は体中にべとべとと張り付き、強烈な死臭を放っていた。俺も込み上げる吐き気を抑え、何とか近付き、確認する……… 127 名前:『死の館』 ◆PkDo3c3GM2 [sage] 投稿日:2006/06/15(木) 13 23 34 ID e+FvKVEx ――奏 「これは……先生、だな。顔は潰されてわからないけど……服と言い、体格と言い、間違いないだろ。」 「……ドッキリなんだろ?なあ、敦也?」 そんなわけない。離れて見ても本物の死体だとわかる。こんな匂いを、偽造できっこない。 でもまずい。この状況で疑われるのは……私だ。 「奏ちゃん!?」 真っ先に美保ちゃんに呼ばれた。いや、名前を叫ばれた。ああ、違う。私じゃ……ないのに。 「奏ちゃん、先生と一緒にいたんでしょ?これ、どういう事なの!?」 「そんな……私じゃ…ないよ………私は……」 「奏ちゃんが……やったんじゃないの!?」 「違う!私だって、途中から先生とはぐれて……それで……」 いくら弁解しても周りの疑いの目ははれない。 「おい、よせよ美保。言い過ぎだ。」 「そ、そーだって……たはは……」 こういうとき、男子はフォローしてくれる。 「あっちゃん!いくら奏ちゃんだからって庇わないで!」 「そうよ……一番疑いがあるのよ?」 女子は醜さが露にされる。えりっちまでも私を疑う。酷い、酷い! 「私じゃない!!……あなたたちの中にだっているんじゃないの!?」 128 名前:『死の館』 ◆PkDo3c3GM2 [sage] 投稿日:2006/06/15(木) 13 24 54 ID e+FvKVEx ――絵里 正直、私も完全にカナちゃんが殺ったと思った。だって、他にできる人なんていない。でも、もしカナちゃんが犯人なら、理由が全く見当たらない。 少なくとも、カナちゃんが先生に殺意を抱いていたということは見えなかった。人の心は友達でもわからないけど… 「いやよ…もう、いや、イヤァ!!」 突然、明ちゃんが狂った様に叫び、一人で走りだして勝手にドアの向こうへ入ってしまった。 「あ、明!!」 呆然として立ち尽くす七人。この複雑な洋館に加え、館内を彷徨っているかもしれない殺人鬼のことを考えると、疲れるのも当然か。 「取りあえず……こうしててもなにもかわんねぇし、明ちゃん探すついでに、此所から出る方法も考えようぜ。」 翔太君が案を出す。普段はおちゃらけているけど、こういう時には頼りになるのかもしれない。 「そうだな……明を探す班と、脱出法を探す班。二つに分けるけど、いいか?」 それに続いた敦也君の提案に、他の人達もうなずき、賛成する。ただ、私と美保ちゃんは少し渋った。それもそのはず、殺人鬼が仲間にいるかもしれないのに……… 129 名前: ◆PkDo3c3GM2 [sage] 投稿日:2006/06/16(金) 13 32 47 ID oKE/zmL/ 今ヤンデレスレで投稿してるのが修羅場向けになりそうなんで、こっちに移ってよい? 130 名前: ◆PkDo3c3GM2 [sage] 投稿日:2006/06/16(金) 13 33 49 ID oKE/zmL/ 間違えた…orz…スマソ 131 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/16(金) 15 25 13 ID DRoLkIMx 穏やかな風が吹く、どこか涼しいその感触はどこからともなく現れる秋が来たことを告げている。もう二月もすれば、吐く息も白くなる冬が訪れるだろう。 アルバイトをこなし、疲れた風体で道を歩いている弥栄 志摩はぼんやりとした表情で陽が隠れた空を眺めた。 その表情は堅い。なにか思い詰めたそれは、選択を悩む子犬を連想させる。 歩きなれた道を進み、志摩は家にたどり着いた時にどのような態度で家族と接して良いかを悩む。 恐らく、家に帰れば多少行き過ぎた感のある過保護な姉がいるだろう。 今日、アルバイトに行く際に散々行かないでと駄々をこね、そのまま家を飛び出してしまった。志摩はその時泣いていた姉の姿が仕事中にちらつき、つまらないミスをいくつか起こしてしまった。 帰れば、姉はどういう態度で迎えて来るのか、そして自分は何と言えばいいのか。いい加減まとまらない思考が志摩の足取りを更に遅くさせる。 散らかされたゴミのように志摩の気持ちはバラバラになっていった。それが歩みを遅くさせ、最終的にジレンマとなって志摩に襲いかかる。 細いワイヤーを頭蓋に通すような痛みが心に走る。結局、その状況から逃れるために、その足は繁華街の方交へ向かっていた。 132 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/16(金) 15 26 38 ID DRoLkIMx 繁華街にある少し大きめのゲームセンターで時間を潰して外に出ると、大降りの雨が志摩を出迎えた。 ゲームをしていても、一向に気晴らしにもならなかった気分は、大降りの雨を前にして更に下がり気味になる。 いつ頃から降り出したかは解らないけれど、ゲームセンターに入ったのが二時間前。コンクリートに溜まる水溜まりの量から察すると、少なく見積もっても一時間は降っているだろう。 濡れ鼠になることを覚悟しようとしたが、迎えのコンビニエンスストアの傘立てに忘れられたようにビニールの傘があった。 雨を避けるようにしてその傘立てに近付き、その傘を手に取る。柄の部分を見て、名前がないことを確認すると、志摩はそれを広げて雨の中に入る。道徳心が痛んだが、それよりも傘立てに挿さったままの傘が寂しげで、その孤独感が自分に似ている気がした。 しかし、その傘にも持ち主がいるはずで、そのことに気がついて苦笑する。元に戻そうかとも思ったけれど、あいにく濡れるのが煩わしかったのでそのまま家の方向を進んだ。 足音は雨音に遮られて聞こえなかった。 133 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/16(金) 15 30 05 ID DRoLkIMx 雨の中、帰りの道を進み家がある方向の曲がり角を曲がると、家の前に一つの影が立っていた。 志摩の背中に冷たいものが伝う。 「志摩くん、おかえり」 あまりに場違いと感じるほど姉、弥栄 柚姫の面持ちは鬼気迫るものだった。長い間雨にさらされていたのだろう、髪は肌に張り付き、唇は紫に染まっている。寒さから来ているのか、身体は小刻みに震えている。何も言わずに志摩が立っていると、 「志摩くん、お疲れさま。こんな所で立ってないで、お家に入ろ?傘さしてても濡れちゃうよ?」 そう言って、志摩の手を握り家の中に引っ張って行く。何か言おうとしたけれど、手を握る柚姫の掌の冷たさに言葉は凍り、口から出ることは叶わなかった。 134 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/16(金) 15 32 44 ID DRoLkIMx 携帯から失礼しますよ。 少し短めを想定しています。どうかお付き合いのほどを。 135 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/16(金) 15 43 41 ID kuGBuGuf キモ姉きた! お姉ちゃんがどんな風に、壊れてるか、続き楽しみにして待ってます 136 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/17(土) 05 24 07 ID WaylaRvC キモ姉サイコー! 137 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/19(月) 15 06 11 ID bKpBlPc8 投下します。 138 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/19(月) 15 49 17 ID /1yrsfcI キタ━━━━━━━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━━━━━━━!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!? 139 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/19(月) 19 12 58 ID bKpBlPc8 「おなか空いたでしょ?お姉ちゃんが何か作ってあげる」玄関に上がるとすぐに柚姫が嬉しそうに言う。 その鬼気迫る雰囲気と話している内容の差に志摩は不思議な感情になる。 しかし、すぐに濡れた姉を着替えさせないといけない、と気がついた。 「柚姫、着替えないと。風邪を引いてしまう」 志摩はそのまま、柚姫の手を引くと浴室まで連れて行こうとする。けれど柚姫はその場から動こうとしない。志摩が柚姫を促そうと、声を出そうとするのを遮り 「私の作ったごはん、食べてくれないの?」 柚姫が少し拗ねたような声を出す。 「解った、外で知らない女と食べて来たのね?だから帰りが遅かったんでしょう?困った子ね、私の志摩くんが嫌がるのに、無理やり食事に連れて行かれたのね?」 柚姫の口は止まらずに言葉を溢れさせる。 「本当に笑えないわ。志摩くんは私が作ったものしか食べちゃいけないのに」 そう言うと、柚姫の顔が志摩に近付く、たがいの距離が限り無くゼロになる。 「柚姫、落ち着いて」 志摩がたしなめるように言うのを聞かずに、柚姫はその唇で志摩の口を塞いだ。 140 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/19(月) 19 20 28 ID bKpBlPc8 「ん…」 静かに唇を離すと柚姫は照れるように頬を朱に染めて、微笑んだ。 少し曲がる口から志摩は目を離せない。 「許さないんだから」 志摩の胸に顔を埋める形で柚姫は呟く。志摩はしばらくその感触を楽しみたかったが、それを振り放そうと口を開く。 「違う」 音のない空間に、その声は大きく響くように聞こえた。 「ん…」 柚姫が両手を志摩の身体に巻き付ける。 「誰とも、食事なんてしていない」 出してしまえば後は零れるように溢れ出る。 「柚姫が、泣いてたから。柚姫がバイトに行くのを止めたのに、俺がそれを聞かずに出て行ったから…それが気になって、帰るのが」 遅くなったんだ。と、言おうとして、再び口を塞がれた。 「ん…ふぅ…ぁ」 口から舌が伸びてきて、志摩もそれに応える。濡れた感触が広がり、それに思わず自分が反応して、柚姫の腕に力がこもる。 少し身体に痛みが走るが、志摩にはそれが心地良い。 唾液と舌の艶かな感覚を楽しんで、二人は口を離した。柚姫の唇についた唾液が、彼女の首元に落ちる。 慌ててそれを拭う。 141 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/19(月) 19 25 01 ID bKpBlPc8 「ん…」 静かに唇を離すと柚姫は照れるように頬を朱に染めて、微笑んだ。 少し曲がる口から志摩は目を離せない。 「許さないんだから」 志摩の胸に顔を埋める形で柚姫は呟く。志摩はしばらくその感触を楽しみたかったが、それを振り放そうと口を開く。 「違う」 音のない空間に、その声は大きく響くように聞こえた。 「ん…」 柚姫が両手を志摩の身体に巻き付ける。 「誰とも、食事なんてしていない」 出してしまえば後は零れるように溢れ出る。 「柚姫が、泣いてたから。柚姫がバイトに行くのを止めたのに、俺がそれを聞かずに出て行ったから…それが気になって、帰るのが」 遅くなったんだ。と、言おうとして、再び口を塞がれた。 「ん…ふぅ…ぁ」 口から舌が伸びてきて、志摩もそれに応える。濡れた感触が広がり、それに思わず自分が反応して、柚姫の腕に力がこもる。 少し身体に痛みが走るが、志摩にはそれが心地良い。 唾液と舌の艶かな感覚を楽しんで、二人は口を離した。柚姫の唇についた唾液が、彼女の首元に落ちる。 慌ててそれを拭う。 「いやらしい…」 うっとりとした表情で呟くと 「そんなに、私が濡れてるのが気になるの?」 柚姫の口が耳に触れる。くすぐったい様な感覚に少し震える。 「それじゃあ」 これから続く言葉は、大体予想がつく。志摩は自分の鼓動が早くなるのを感じた。 そんな彼の心の裏を知ってか知らずか、柚姫は唇を歪ませながらささやく。 「志摩くんが、暖めて…」 言葉は、麻薬のように広がった。 142 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/19(月) 19 42 07 ID bKpBlPc8 投下失敗orz 規制がかって時間が開いてしまいました。 お見苦しい所を見せてしまいました。 スミマセン(´・ω・`) 143 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/20(火) 00 24 35 ID yav7fLyZ じわじわとくる感じで、うまいなぁ…… GJです! 144 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/20(火) 10 02 08 ID wSNGe558 柚姫エロスw やはりキモ姉はいいものだ 145 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/21(水) 18 40 35 ID eOvBDNwj 109 名前:現役小説家兼漫画原作家 ◆4HhZSQd0HY [sage] 投稿日:2006/06/21(水) 18 00 34 最後に 漫画家や小説家は内職ですので、家にかじりついてる時間がつくづく多い仕事だと 思いますね。 それとですね、小池一夫先生がいつも言ってたけど才能というものは ・自分に対する自信 ・無駄の無い努力 この二つさえついてれば十分だといつもいってましたね。 確かにその通りです。 伸びの遅い人はほとんどがこの二つのどちらか、もしくは両方に当てはまっていること が多いです。 最終選考を超えられない壁と考えずに、後一歩のハードルと考えればかなり良い線に なるはずです。 それと、あなたの場合最終選考で残るということは、むしろ絵が下手なのより書く速度 のほうに問題があるのでは? 私が選考委員の手伝いをするときは最終選考で行き詰まる人は大概絵のほうは最低限 の連載レベルのハードルは、超えています。 編集部は得てして絵が下手と一蹴しますが、私達が落選と当選を分ける判断として決め ているのは、その絵のラインの引き方から出る、スピードです。 素人(いわゆる漫画読者)はどんなにデッサンがしっかり出来ている絵よりも、見栄えの良 い無難な絵のほうをプラスに表し、Gペンのダイナミックなラインよりも丸ペンの線の細いラ インのほうを美しいと言います。 146 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/21(水) 19 00 43 ID PwJN8CFo 誤爆ですか><? 版権ギャグ物しか書いたことのないヘタレでも、投下してみてもよろしいですか(`・ω・´;)? 大体九割ほど書き上がっているもので 147 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/21(水) 19 15 25 ID 4xnMVk4B もちろんですとも ささ、遠慮などなさらずに 148 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/22(木) 01 59 42 ID L/arMpBo 遠慮せずにこいよ。 149 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/22(木) 02 47 04 ID L/arMpBo ヤマネの続きが読みたいなぁ。 150 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/23(金) 20 14 36 ID +hl2L+4W 146 誘い受けと顔文字うざいっすw きもいんで遠慮して欲しいっす ここには既に神が居るんで、正直水差さないで欲しいっす 151 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/23(金) 21 02 50 ID sgT2Wozz そう言う野暮は廃れる原因だぞ? 神は足りなくて困る事はあっても多すぎるに越した事は無い と言うわけで未だ見てたなら気にせずカモーン 152 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/23(金) 21 28 04 ID 3UuvqBNQ 職人が増えると、信者同士のいざこざがスレを乱すからな… 既に連載を持っている身としては、平穏を乱すのは正直遠慮して頂きたいものだな。 153 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/23(金) 21 29 15 ID 2es/HUJu スレ住人の心までヤンデルからな 154 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/23(金) 23 12 17 ID x1FD+7ir もう投下しづらい空気になってしまったね。実に残念だ スレ速度が伸びないから、新しい職人が増えるのは願ってもいなかったのに 155 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/23(金) 23 16 03 ID vG1zlFG1 154 あまり開放的なのも面倒事が増えるきっかけなんで 多少閉鎖的で排他的なほうが平和で良い 156 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/23(金) 23 25 57 ID HG48fsAg そんなの投下がなくなったら平和も糞もあったもんじゃない 157 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/24(土) 00 29 48 ID f+v7Fphm わざわざ投下してくれるのを断る馬鹿は死ねばいいのよ ただでさえここ暫く投下がない廃れたスレなのに。 158 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/24(土) 00 44 41 ID PfoyDJsX で、ヤマネはまだなの? そろそろ放置プレイがきつくなってきたんだが… 159 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/24(土) 00 54 24 ID 64HdAo9O ここの住民はツン期な奴が多いね 160 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/24(土) 01 55 01 ID 7fiY42Gx 157 いや、くだらない投下で水を差されるのも萎えるし・・・ 別にいいんでない? 住人もも投下を餞別するくらいの権利はあるだろ。 161 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/24(土) 02 12 37 ID Ybks7DNa ねぇよ 162 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/24(土) 02 25 25 ID TcXogWyZ 161 んじゃ スカトロホモSSを、延々と住人の声無視で投下しても文句は付けられない訳だw 次に誰か投下したら割り込みで投下するんでよろしくw 163 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2006/06/24(土) 02 27 23 ID TcXogWyZ さっき、川原でやった六尺兄貴凄かったです!ガチムチの色黒兄貴がオッス連呼で 張型ケツにぶちこまれ腰振ってました。俺もくわえさせられて浣腸食らい無様に 排便さらしました。バリカン出されたときは一瞬引いたけど、兄貴の「いやなら 止めていいんだぜ!」の一言で覚悟決め、生まれて初めて丸刈りになりました。そ の後、脇・チンゲも刈られてビンビンのマラ、思いっきりしごかれ派手にガチムチ 兄貴の顔に飛ばしました。スッゲー男らしく気持ちよかったです。また行くとき カキコして下さい!帰ってから丸刈りの頭見て、また感じまくってます! 164 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/24(土) 02 53 41 ID lxvidNoI ヤンデレななごみんが見たいなぁ 165 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/24(土) 09 42 59 ID Z9STkiMX 乞食がもらうものを選べるわけねぇだろ。 嫌なものはもらわないことはできるだろうけど。 てわけで嫌ならスルー 166 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/24(土) 10 34 36 ID zL/nlMoL 客はレストランで出されたものをまずいという権利はある。 まずかったら金払わなくてもいいんじゃね? 金の代わりに感想上げてるわけだし、一方的に恵んでもらてるわけじゃねーべ。 思いあがりも甚だしいなw 167 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2006/06/24(土) 11 27 29 ID Q0YKR+/z なんか粘着沸いてるな。このスレもうダメぽ。 168 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/24(土) 12 27 41 ID PHi7Wac4 気持ち悪いのが一人で頑張っているよね。 169 名前:名無しさん@ピンキー[sage ] 投稿日:2006/06/24(土) 12 54 13 ID k4OAvRhc こいつのやってることはどうみても荒らしだね。 偉そうな態度を取って反応する奴らを虎視眈々と狙ってるきがする。 ってわけでなんか場を一掃するネタを↓の人どうぞ。 170 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2006/06/24(土) 13 51 55 ID xMiegZIh 糞スレage 171 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/24(土) 19 55 43 ID Ef6oQ2P3 七誌君がこんなところに目移りしちゃうのが悪いんだよ 七誌君が見ていいのは私だけ、それ以外の女なんて見たら 七誌君の目が腐っちゃうよ、だから七誌君に近づく女から守ってあげる あの女がヤリまくってる牝豚だっていう噂流したの私だよ だってそうしないと七誌君優しいからずっと付きまとわれちゃうもんね そんなの七誌君がかわいそうだよ だから私が排除してあげたの これからはずっと一緒、ずっと・・・ っていう目的の荒らしだったらヤンデレでいいねぇ 俺は未だに146殿の作品を待っているわけだが・・・ ヤンデレは発展途上だから色々見てみたい(*´д`*) 172 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/25(日) 00 41 57 ID T2aHSS6C ゴミみたいな小説もどきしかないのな もう少し人生考え直したほうが良いと思うが。 173 名前:107の続き[sage] 投稿日:2006/06/25(日) 02 32 12 ID +sD7Pgg/ ヤマネは――笑っていた。 どうしようもないほどに、どうにもならないほどに、満面の笑顔でヤマネは笑う。 その笑顔の向こうを幹也は見る。それ以外は見ようともしない。 血に沈んだ家族も。壊れて散乱した家具も。割れた窓も。 穏やかで、退屈だった日常の残骸を幹也は見ようともしない。 血に濡れた笑顔だけを見つめている。 「ただいま、ヤマネ。どうしてここに?」 幹也は問う。 どうしてこんなことをしたのか、ではなく。 どうしてここにいるのか、と。 その問いに、ヤマネは笑ったまま答えた。 「だって、ヤマネはお兄ちゃんの妹だもんっ!」 言って、ヤマネは包丁を放りなげてすりよってくる。 手から離れた包丁が宙を回り、中ほどまで床に突き刺さった。 血をぱちゃぱちゃと踏み鳴らしながら、ヤマネは幹也へと抱きついた。 すぐ真下にある髪からは、いつもと変わらない少女の臭いと、真新しい血の臭いがした。 その血の臭いも、部屋に満ちているそれと混ざり合い、すぐに分からなくなる。 「ヤマネねっ、お兄ちゃんのために頑張ったんだよ? お兄ちゃんを閉じ込める、ニセモノの家族を倒してあげたの! ね、褒めて、褒めてっ!」 傍から聞けば、錯乱しているとしか思えないヤマネの言葉。 けれど、この場には『傍』に立つものは誰もいなかった。 血に濡れた部屋に立っているのは、ヤマネと幹也の二人だけだ。 力の限り抱きついてくる少女を、幹也はそっと抱き返して言う。 「そう。――がんばったね、ヤマネ」 答える幹也の顔は、邪悪に笑って――などいなかった。 笑ってもいない。 怒ってもいない。 いつもと変わらぬ、退屈そうな表情のまま、幹也はヤマネを抱きしめていた。 174 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2006/06/25(日) 02 33 35 ID 63vVoDMc 妨害工作自演職人キター! 175 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/25(日) 02 41 44 ID Xy0aiEkL 一レス分だけなんて酷いよ!お兄ちゃんっ! もっともっと! 176 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/25(日) 02 43 47 ID 0jmQoazG 遂に続きキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!! 主人公一番ヤベーがな!! 177 名前:173の続き[sage] 投稿日:2006/06/25(日) 02 49 15 ID +sD7Pgg/ 腕の中、ヤマネが猫のように喉を鳴らし、頬を摺りつけてくる。 ふと、幹也はその細い首に手をかける。 キスをしたい。そう思う反面、このまま首を絞めてしまいたくもなった。 そうすれば、少しは暇ではなくなるだろうから。退屈が紛れるだろうから。 この異常な状況においてなお――幹也は、どこまでも平常だった。 けれども、幹也が何をするよりも、ヤマネの動きの方が早かった。 「お兄ちゃん、そろそろ行こっ!」 幹也から離れ、首に添えられた手を握り、縦にぶんぶんと振ってヤマネが言う。 上下に振られた手を追いながら、幹也は呟くように答えた。 「行くって――どこに?」 当然といえば当然の言葉に、ヤマネは「決まってるよっ!」と前置き、 「こんなところ、もういらないよね? ね、ヤマネと一緒にいこっ!」 ――こんなところ。 その言葉を聞いて、幹也は部屋の中を見回してみる。 二人分の死体と、一人の死に掛けと、血と死と破壊で満ちた家。 すでに終わってしまった場所。 成る程、もうここは要らないな、と幹也は内心で納得する。 退屈な家から離れて、殺人鬼の少女と退屈な逃避行。 それも暇つぶしだ、とすら思った。 「そうだね。行こうかヤマネ」 ヤマネの手を握り返し、幹也は言う。 その言葉を聞いて、ヤマネは、これ以上ないくらい嬉しそうに笑った。 「うんっ! ここも、喫茶店もヤマネいらない! お兄ちゃんがいればそれでいいよっ!」 ヤマネは手を繋いだままぴょんと跳ね、幹也の隣に並ぶ。 繋いだ手の温もりと、血に濡れる感触を感じながら、幹也は踵を返す。 視界の端に、重症の中まだ動いている――最後の生き残った家族が見えた。 もはや家族ではなくなった少女に向かって、幹也は言う。 「――ばいばい」 それが、別れの挨拶だった。 幹也も、ヤマネも、振り返ることはなく。 「雨に――唄えば――」 「唄え――ば――」 二人仲良く歌いながら、家の外へ、夜の街へと消えていった。 178 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2006/06/25(日) 03 09 23 ID 63vVoDMc 【アッー!の由来】 サッカー部員に扮した多田野らがヤクザの車に追突 ↓ 「犬のまねしろよ」「四つん這いになるんだよ」「やれば返していただけるんですか?」 「何犬のくせにお前服着てるんだよ」「早くしろよ」などの会話を経て全裸に。 ↓ 「わんわん泣いてみろ」「まわってみろ」「よぉし、お手だ」の命令に犬を演じるも 「なんか犬っぽくねぇなあ」「なんかたんねえよなぁ」ということで首輪をはめられる。 ↓ 指でアナルをほじくられ、「汚ない穴だなぁ」などと罵られる。スパンキングに穴が反応。 「お前初めてかここは、力抜けよ」と後輩の目前でいじられ、長い尻尾をつけられる。 ↓ 「咥えてやれよ」と命令された後輩(DB)のフェラチオで「アッー アッー!」と悶える ↓ ヤクザに局部を見せながら2人の後輩に尻の穴を見せる。「気持ちいい!」と悶えながら 男性自身を勃起させる。このあと、後輩(HTN)がコンドームをつけ、多田野に背後から挿入。 「オフッ!」と唸るも、直後から「アッ、アッ、アッ、アッ!」と多田野は勃起させながら声をあげる。 ↓ ヤクザも加わり4Pが始まる。ヤラれるばかりだった多田野が一転、攻勢に出て、 ヤクザを下にして犯し始める。 小刻みに腰を振りながら「イグ!イグッ!イグゥ!アッー!、アッー!」 と叫んで、 多田野もヤクザの腹に勢い良く射精「…アッー!… アッー!… ァッー…」と虚脱の表情。 179 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2006/06/25(日) 03 10 37 ID 63vVoDMc ゲイの出会い系で知り合った10歳以上年上のオジサンの家へ。 そしたら「これ着て責めて欲しい」と言われて、レンコン掘りというか、 魚河岸の人が着てるような胸まであるゴム長を着させられ、捻りハチマキをさせられた。向こうは全裸。 まあこんなのもたまにはいいか、と愛撫してたら、オジサンが喘ぎ声の中、喋りだした。 「お、おにいちゃん…お、おかえりなさい…た、大漁だった?ねえ大漁だった??」 …オレは突然の、しかも想定の範囲を超えたセリフにポカーンとしてしまった。 オジサンは素に戻って、「…返事して欲しい」と恥ずかしそうにオレに言った。 プレー再開。・・・耳とかをなめつつ体中をさわさわと触る 「お、おにいちゃん、大漁だった?」 「ああ、大漁だったよ」 「あぁぁぁあぁすごいいいぃいぃ!、、な、なにが、、ハァハァなにが捕れたの?」 乳首を舌でやさしく舐めながらオレは答えた 「…鯛とか、、、ヒラメがいっぱい捕れたよ」 セリフを聞き、オジサンはびくんびくんと身体をひきつらせた 「はっ!はぁぁぁあんっ!イ、イサキは?イサキは、と、取れたの??」 チンコをしごく 「ああ。でかいイサキが取れたよ。今年一番の大漁だ。」 「大漁っ!!イサキぃぃ!!おにいちゃんかっこいいいいぃぃぃい ぃくううううう!」 実話です。。きっと漁師の人との幼い頃の体験というか、淡い恋心とかが あったんだろうなあ、といろんなことを考えさせられた一夜でした。 180 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2006/06/25(日) 03 14 01 ID 63vVoDMc ××の喧嘩祭といえば、六尺褌一丁の男達が、神輿を担いでぶつかり合う、 勇壮な祭として、この地方に知られている。 祭のあと、男達は集会所に集まり、普段着に着替え、飲み合う。 六尺は、激しい祭でドロドロボロボロになるから、使い捨てで、ゴミとして出される。 俺はいつもそれが狙いだ。 捨てられている六尺の、できるだけ汚れてる奴を10数本ほど、 こっそりさらって家に持ち帰る。 そして、深夜、俺一人の祭が始まる。 俺はもう一度汚れた六尺のみ身に付け、部屋中にかっさらってきた六尺をばら撒き、 ウォーッと叫びながら、六尺の海の中を転げ回る。 汚れた六尺は、雄の臭いがムンムン強烈で、俺の性感を刺激する。 前袋の中のマラは、もうすでに痛いほど勃起している。 六尺の中に顔を埋める。臭ぇ。 汗臭、アンモニア臭や、股ぐら独特の酸っぱい臭を、胸一杯に吸い込む。溜まんねえ。 臭ぇぜ、ワッショイ! 雄野郎ワッショイ!と叫びながら、前袋ごとマラを扱く。 嗅ぎ比べ、一番雄臭がキツイやつを主食に選ぶ。 その六尺には、我慢汁の染みまでくっきりとあり、ツーンと臭って臭って堪らない。 その六尺を締めてた奴は、祭で一番威勢が良かった、五分刈りで髭の、40代の、 ガチムチ野郎だろうと、勝手に想像して、鼻と口に一番臭い部分を押し当て、 思いきり嗅ぎながら、ガチムチ野郎臭ぇぜ!俺が行かせてやるぜ!と絶叫し、 マラをいっそう激しく扱く。 他の六尺は、ミイラのように頭や身体に巻き付け、 ガチムチ野郎の六尺を口に銜えながら、ウオッ!ウオッ!と唸りながらマラを扱きまくる。 そろそろ限界だ。 俺は前袋からマラを引き出し、ガチムチ野郎の六尺の中に、思いっきり種付けする。 どうだ!気持良いか!俺も良いぜ!と叫びながら発射し続ける。 本当にガチムチ野郎を犯してる気分で、ムチャクチャ気持ち良い。 ガチムチ野郎の六尺は、俺の雄汁でベトベトに汚される。 ガチムチ野郎、貴様はもう俺のもんだぜ! 俺の祭が済んだあと、他の六尺とまとめて、ビニール袋に入れ押し入れにしまい込む。 また来年、祭で六尺を手に入れるまで、オカズに使う。 押し入れにはそんなビニール袋がいくつも仕舞ってあるんだぜ。 181 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2006/06/25(日) 03 15 41 ID 63vVoDMc この前ズリダチとタイマン勝負したことを書くぜ。 互いに六尺姿でまずは威嚇、腕組みヤニ咥えガン飛ばし、 大股で筋肉と勃起誇張して、野郎比べだ。 雄臭ぇポーズで挑発しあう。腰突き出し勃起を振り回し、 オラオラ節で興奮に火が付く。 やわらオイルをタップリ仕込んで、いよいよズリ戦開始だ。 胴ズリ、逆ズリ、雁ズリ、玉ズリ、上ズリ、下ズリ。 野郎うなぎ責め、腰砕けの手マンコ、野郎泣かせの亀頭責め。 片手技と両手技の競り合いで、雄の粋と艶を比べ合う。 ズリ見せ根性丸出しでな。 一息入れる時にゃ、奴の胸板めがけて、勃起ションベン。 ビシバシ痛ぇくらいに、照射すりゃ、雄の征服感が全身を 快感となって駆け回る。 さらにオイルを仕込んで2R。 今度は俺のズリビデオ見せながらのダブルズリ攻撃さ。 ラッシュ飛ばして、ド淫乱野郎に変獣し、チンポ・センズリ・押忍の連呼。 俺達はまさに、チンポ、ズリ、男意気を激しく比べ合う戦闘士だ。 寸止めのエロい表情も相手を落とす神技、何度も食らう度に金玉の 引きつる痛みさえ新たな快感に変わる。 その時、ほんの少しの気の緩みで奴は快感のコントロールを失い 射精の痙攣に突入。 2回に渡るファイトはいずれも俺の勝利、最後は奴のチンポめがけて、 野郎征服の快感に酔いながら勝利の照射! 3時間勝負は俺達ズリ舎弟の絆を更に固めたぜ! 182 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2006/06/25(日) 03 16 13 ID 63vVoDMc 「一発やっかぁ」 ス-ツを脱ぎ捨てると、縦じわでよれよれの前垂れを整えた。鏡の前に立ち股を開く。 既に前袋を濡らし、俺のチンポは俺の愛撫を待つ。 身体を横にして鏡に映すと、前垂れを持ち上げて、ピラミッドがそこにあった。 「俺の越中一本のセンズリだぜ」声に出していう。 「男はやっぱセンズリ」 やおら前袋の脇から、ズルムケ状態の仮性包茎チンポを取り出す、手にオイルをたっぷり取り、逆手で亀頭をこね回す、 「ヌリュッ、ヌチョッ」音が俺の勃起中枢を更に刺激する。 「センズリたまんねぇ」扱きに合わせて、身体を上下させる。 「男のセンズリにゃあこれだよ」ラッシュを吸い込む。 「スッ、スッ、スッ、スッ」顔から熱くなり、やがて頭の中が真っ白になる。 「チンポ、チンポ」「越中のセンズリ」 頃合いをみて前垂れを引き抜く。俺は自分のこの格好が好きだ。 白い細紐だけがはらに残り、ぶらぶらのきんたまのバックに、前垂れ垂らして、腰を振り、左手できんたま引っ張り、右手でヌルヌルとチンポを扱く。 鏡の中のの俺は、日本一の伊達男になっていた。 「ちきしょう誰かに見せてやりテェよ」最高潮が近付くと、いつもそう思った。ラッシュをもう一度効かせ、オイルを追加すると、男へ向かってまっしぐらだ。 「男になってやる」「越中一本のほんまもんの男」 「うりゃ、そりゃ」「ズリュッ、ブチュッ」しぶきを飛ばしながら、クライマックスをめざす。 「たまんねぇよ」きんたまの奥から、激しいうねりが起こった。やがて奔流となり、俺を悩ます。 -だしてぇ- -もっと扱きてぇ-相反する気持ちがせめぎあい、俺は崖っ淵に立つ。 「きたっ」俺は膝を直角に曲げ、それに備える。奔流は堰を切ろうとしていた。 「男一匹 ! 」「ぶちっ」 鈴口を押し分けて、白い塊がしゃくり出される。 真っ白い時間が過ぎ、目の前が現実に戻る。 183 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2006/06/25(日) 03 23 52 ID 63vVoDMc 「もういっちょ男になってやろうじゃねぇか」 布の上から、亀頭を刺激する。爪で引っかくように、エラの部分を擦った。 チリチリとした快感に、鏡の中の越中野郎が顔を歪めた。 左手は、前袋に突っ込み、きんたまを掴んだ。そのまま腰を落としももを割る。 「おやじの越中最高だぜ」声に出す言葉で、自分を挑発する。 「越中褌一丁日本男児のセンズリだぜ」「俺のこの男っぷり見てやってくれっ」 辛抱たまらなくなって、前垂れを抜き取る。右手にオイルたっぷりで、左手にラッシュ構える。 「おうっ」亀頭の先から、チンポの根元へ、ヌルンと扱き下ろす。 「スッ、スッ、スッ、スッ、ス-ッ」きつめにラッシュ決めたら、暫く呼吸を止める。 血圧が下がり、脳の中を せんずり だけが、支配する。 「ピチッ、ヌチョッ、クチャッ」亀頭の辺りを通過する度、くぐもった擦過音が響いた。 先ほど来揉み続けていたきんたまを、ギュッと下方へ引っ張る。 チンポの皮が引き延ばされ、亀頭がテカテカに突っ張る。逆手でそれを握ると、グリグリと回転させる。 「これが俺の亀頭攻めだぜ」強い刺激に腰が砕けそうになる。腰を前後に振ると、一層感じる。 オイルを追加し、改めてラッシュを吸い込む。 「スッ、ス-ッ、スッ、ス-ッ」一旦止めて効果を待つ。 滴る程のオイルと、やけに効くラッシュで、男入りまくり状態だ。 「センズリ、センズリ男のセンズリ」「越中一本男のセンズリ」 言葉が快感を呼び、刺激が男をくすぐる。 「スッ」軽く吸う。蟹股で部屋の中を歩く、 「ス-ッ」男気が溢れ、どうしようもなくなってくる。 「ス-ッ」反り返り脈打つチンポを、渾身の力を込めて扱く。 「たまんねぇ、勘弁してくれ」 「スッ、ス-ッ」 「きたぜ、くるぜっ」 そんきょ の体制で、備えた。押し寄せるものは、もはや留まることを知らない。 「おりゃっ男一匹」 いつもの決め言葉で、噴出が始まる。その回数に合わせ腰を振った。 やがて潮が引き、ヌルヌルと後戯を楽しむ。 次第に呼吸が整ってくる。 184 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/25(日) 04 56 06 ID kccRMrcs 177 ヤマネGJです! この後、妹が復活して暴走してくれればいいな……と思ってみたり。 185 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2006/06/25(日) 10 34 58 ID qO4QxtZY 184 俺はセンズリの時は必ず六尺を締めてやる。 そのまま発射するから六尺には雄汁がたっぷり染み込む。 それを一回も洗濯しないからチンポが当たる部分は変色し茶ばんで、 臭いもすげぇ雄臭くなっている。 昨夜もその六尺締めてセンズリした。 臭いが逃げないように六尺は密封ケースの中に仕舞ってあり、六尺二丁が生乾き状態で、 蓋を開けただけでムワッと雄臭え臭い立ち昇ってきて俺の性欲を刺激する。 全裸になって素早く六尺を締める。縦褌がケツにギュッと食い込むほどきつく締める。 六尺一丁の姿を全身鏡に映して眺める。週4でトレして日焼けマシンで焼き込んでる ゴツクて浅黒い肉体が我ながら雄欲をそそる。 既に前袋の中では痛いほどチンポが勃起して盛り上がり先走りの染みがひろがっている。 俺はいろいろポージングして己の肉体美を観賞する。 雄臭ぇ。たまんねぇぜ。 俺は前袋ごとチンポを揉みしだく。 うぉっ!いいぜ。 長く楽しむために発射しそうになると手の動きを止める。 俺は交互に使ってるもう一丁の生乾きの六尺を顔に押し当て臭いを嗅ぐ。 臭ぇ臭ぇ。ギンギンのチンポからさらに先走りが溢れる。 こうやってじっくり楽しみながらいよいよ発射の時が来る。 褌マッチョ野郎!雄臭えぜぇー!と叫びながら六尺に中出しする。 六尺はドロドロベトベトになり部屋中に雄臭が漂う。 六尺を解いてすぐ密封ケースに仕舞う。今夜もまた世話になるぜ。よろしくな。 186 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/25(日) 13 21 38 ID CmEnv2PY ヤマネ待ってました!(b^ー°)。 187 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/25(日) 17 02 34 ID CDvp98fD ガチムチ待ってました\(^o^) 188 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2006/06/25(日) 17 07 47 ID N7SFMt4o ある山奥の洞窟に、赤鬼と青鬼が住んでいました。 赤鬼と青鬼はとても仲良しで「兄貴」と、呼び合い、お菓子を持ち合ってお互いの家を訪ねたり、玉門を貸し合ったりしていました。 ある日、赤鬼が青鬼に悩みをうち明けました。 「青兄貴・・・」 「なんだい、赤兄貴」 「俺、村にいる、他の穴を持つ奴とも仲良くしたいっす・・・」 「私じゃ、不満かい?赤兄貴」 「いえ、そうじゃないっす。ただ、色々な穴を持つ人達と広く知り合いになりたいというか・・交流をもちたいっす」 「そうか。赤兄貴はやさしい性格だから、きっと、いろんな人達と穴友達になれるだろうね」 やさしい青鬼の言葉に、赤鬼は悲しげに首を振りながら言いました。 「だめっす・・!みんな俺の逞しい体と顔を見ると恐がって逃げていくっす。いつ、誰が訪ねてきてもいいように、お菓子も用意して玉門も毎日清潔にしているのに誰も来てくれないっす。乱暴なことはしないのに・・・」 肩を落として悲しげな様子の赤鬼を、青鬼はとてもかわいそうに思いました。 「そうだ、赤兄貴。他の人とも仲良くなれるかもしれない名案があるよ。」 「えっ、本当っすか!青兄貴、ぜひご教授おねがいしまっす!」 青鬼の名案というのは、自分が悪者になり村人をいじめ、そこへ赤鬼が現れ村人を助けるというものでした。 「そんな・・そんなこと出来ないっす!青兄貴を悪者にするなんて!」 「赤兄貴、一時的なことだよ。村人と仲良くなれたら君があとで誤解を解いてくれればいい」 赤鬼はとても悩みましたが、青鬼に説得されて実行に移すことにしました。 189 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/25(日) 17 46 25 ID G7CWR5Yn 177 お待ちしておりました。 ヤマネGJ! 190 名前:177の続き[sage] 投稿日:2006/06/25(日) 22 39 19 ID OwitErRI ――そして、半年後。 街へと消えていったはずの幹也は、今、喫茶店「グリム」地下の図書室にいる。 机の上でぐったりと放心している少女――グリムに覆いかぶさるようにして。 そこにいるのは、ヤマネではない。 机の反対側にはマッド・ハンター。胸の中にはグリム。 かつて幹也の傍にいたヤマネは、此処にはいなかった。 「ふむ、ふむ、ふぅむ! それにしても君は本当にどうしてここにいるのかな?」 行為が終わったのを見計らって、マッド・ハンターが口を挟んだ。 その声は、いつもと変わらない嬉々としたものだ。ヤマネがいたころから。あるいはその前から。 そして、これから先も変わらないであろう笑顔に向かって、幹也は答える。 「退屈になったから。それだけだよ」 簡潔な答えに、マッド・ハンターはあは、あはは、あはははと笑い、 「君はいつもそれだよね。退屈、退屈、退屈! ――その退屈を紛らせてくれたヤマネはどうしたのかな?」 確信的な、あるいは核心的な言葉を聞いて、幹也は微笑んで答える。 「君が知らないわけないだろ。ニュース見たよ。 『少年少女謎の失踪』。『殺人カップル』『少年死亡説』、他には何があったっけ」 「『悲惨な事件の生き残り・須藤冬華の賢明なリハビリ』。 ニュースに出たおかげで、三月ウサギ君の正体を知ったのよね」 「ここで名前を呼ばないのは嬉しいけどね。で、どういうことなんだよ」 なにがかな? とマッド・ハンターはとぼける。 とぼけた顔は笑っている。解っていて、彼女は笑っているのだ。 そのことを悟っている幹也は、ため息と共に言う。 「どうして――死んだはずのヤマネが、失踪扱いになってるんだよ」 その言葉に、マッド・ハンターはこの上ない笑みを浮かべた。 191 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2006/06/25(日) 23 57 03 ID CjdxWwkE 鏡に向かって地下足袋手甲姿で盛る毎日。 数日に1回の射精にしてるから、ほとんど毎日が寸止めズリ修行さ。 大股仁王立ち、マラ握り突き上げる腰つき、チンポセンズリ連呼、鏡の手前ぇにガン飛ばし、ラッシュで駈け登る。 何度も極楽彷徨い随喜の涙が糸引き飛び散る。いつも1時間位は修行でな、テレズリ相手とナマ中継もやったりな。 金玉の底からザー汁がクツクツ上ってきてよ、この感覚が最高なんだよな。 射精の日、最近はタッパに手前ぇのザー汁吐き出して速攻急速冷凍。 勿論貯めて時々解かしては胸板チンポにオイルとミックスして、マッパザー汁まみれ、勿論手前ぇの口でもタップリ味わってよ、至極のズリに酔い痴れる。 全国のズリ野郎、ビュッビュッと吹き上げようぜ!電話でのズリ戦対決、待ってんぜ! 192 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/26(月) 00 05 26 ID havn7b8g 柚姫お姉さんも楽しみだネ。 193 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/26(月) 00 09 06 ID OW4cXkow 越中兄さんも楽しみだネ。 194 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/26(月) 00 21 08 ID jNI9vZbM 192 作者自演乙w 195 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/26(月) 00 24 46 ID 8uwgQBmv 194 流石ヤンデレ容赦ないわね いくら七誌君を取られたくないからってそういう汚い手を使うのは お兄ちゃんどうかと思うな 196 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2006/06/26(月) 00 35 32 ID bdpix0Jr 紀州の南高梅といえば、六尺一丁の暇人が、我を忘れて仕込み合う、 薫り高い梅として、全国に知られている。 仕込みのあと、野郎達は集会所に集まり、去年の仕込み酒を持ち寄り、飲み合う。 南高梅は、梅酒にとてもよい青梅の旬の後、すぐ黄色や赤色になるから、 投売りでセール品として出される。俺はいつもそれが狙いだ。 投売られている南高梅の、出来るだけ肉付きのいい青めの奴を1kgほど、 こっそり購入して家に持ち帰る。 そして、深夜、俺一人の祭が始まる。 俺はもう一度熟した南高梅の身を摘み、流しの桶にばら撒き、 ウォーッと叫びながら、桶の中に流水を落とし回す。 汚れた南高は、日本古来より親しまれて来た臭いがムンムン強烈で、俺の性感を刺激する。 ザルに上げた南高は、もうすでに痛いほどアクが抜かれている。 梅の中に顔を埋める。臭ぇ。 梅臭、山臭や、南高独特の酸っぱい臭を、胸一杯に吸い込む。溜まんねえ。 臭ぇぜ、ワッショイ! 梅仕事ワッショイ!と叫びながら、ペーパータオルごと梅を扱く。 嗅ぎ比べ、一番梅臭がキツイやつを主食に選ぶ。 その南高には、虫食いの染みまでくっきりとあり、ツーンと臭って臭って堪らない。 その南高を食べてた奴は、里で一番威勢が良かった、五分の魂で一寸の、無脊椎の、 幼虫野郎だろうと、勝手に想像して、鼻と口に一番臭い部分を押し当て、 思いきり嗅ぎながら、南高野郎臭ぇぜ!俺が仕込んでやるぜ!と絶叫し、梅のヘタをいっそう激しく穿り取る。 仕込んだ南高は、兵馬俑のようにガラス容器に並び付け、 南高野郎のデカ梅を口に銜えながら、ウオッ!ウオッ!と唸りながら氷砂糖を置きまくる。 そろそろ限界だ。 俺は戸袋からブランデーを引き出し、南高野郎の容器の中に、思いっきりブチ撒ける。 どうだ!気持良いか!俺も良いぜ!と叫びながら1.8リットル程注ぎ込み続ける。 本当に美味しい梅酒を仕込んでる気分で、ムチャクチャ気持ち良い。 ガチムチ南高梅の容器は、俺の雄酒でベトベトに浸される。 南高梅、貴様はもう俺のもんだぜ! 俺の祭が済んだあと、他の容器とまとめて、ラベルを張って押し入れにしまい込む。 また来年、梅雨頃に南高梅を手に入れるまで、オカズには使えない。 押し入れにはそんな梅酒がいくつも仕込んであるんだぜ。 197 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/26(月) 00 46 39 ID g6i1EULZ 196 コピペにレスするのもアレだが 今年梅酒仕込めなかったの後悔してたけど、南高梅探してみる ブランデー漬けもしたことなかったから試してみるよ、ありがとう! 198 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2006/06/26(月) 00 53 27 ID IRlUOfx8 このまえ、スゲーやらしい交尾したんで報告するっす。俺は176-65-28でジム週3行って、逆三体形。 ソフモヒで色黒競パン跡くっきりのヤラシー体してるっていわれる。その日はすげーケツマンがうずいて我 慢できなくて、ドイツの発展場へ行った。店内は結構混んでたんだけど、ジャニ系のカッコカワイイ子が手を のばしてきた。もちオッケーして個室へ。「すげーカッケーすね。超タイプなんで掘らしてもらっていいっす か?」うなずいてそいつのチンポさわったら超デケー!20はかるくこえてたかな。俺も夢中になってしゃぶる んだけど、口ん中先走りでべとべと。ようやく奴が「やらしーケツマンコっすね。ヒクヒクしてるっすよ。」って 言いながら指を出し入れしてきた。俺はもう早く入れてほしくて奴のチンポをせがんだ。「ヴォースゲー!」奴 の生チンポ入ってきたんだけど、そいつ若いからなりふり構わず腰振ってくるんだよね。30分くらいガンガン に掘られて、俺も気が狂うかと思うほど。そしたら奴が個室の鍵を開けて「みんなに見せ付けてやろうぜ」って 言う。体勢をバックに変えてガンガンに掘られてたら、程なくしてガタイのいい野郎っぽい奴が入ってきた。 「すげーやらしい交尾してんじゃん。俺リバだから3人でやろうぜ!」俺も掘られながら奴のチンポしゃぶったら こいつのもでかいのなんの。超硬い。そうこうしてたら、野郎の兄貴が俺のチンポにオイルをぬりたくって「三連 結やろうぜ」って言う。俺のチンポが野郎のケツマンコに生で入った瞬間すげーやばいくらい感じた。ラッシュガ ンガンに吸って「すげーすげー!」1時間くらい三人つながったままで盛り合ってたら、俺を掘ってるジャニ系の 奴が「やべーイキそう」って言って俺のケツマンコにドクドク種付けした。そしたら俺もやばくなって野郎のケツマ ンコん中にぶっぱなした。野郎の奴はトコロテンしやがって「こんどは俺が真ん中やるよ」て言って交代で交尾 し合った。またこういう交尾してー! 199 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/26(月) 18 00 31 ID YUDNHltq 進んでるなぁ 200 名前:LION[sage] 投稿日:2006/06/26(月) 18 38 49 ID v/7+yLzE 進んでると言うより まさに病んでると言うべきだろう。 あぁヤマネも死の館も柚姫もきになるぅ
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1000だったら…その5 19スレ目 976 :名無しさん@ピンキー :sage :2007/05/03(木) 20 55 08 ID ??? 976なら伊東がトシにゃんに大告白 もちろん公開プレイで 978 :名無しさん@ピンキー :sage :2007/05/03(木) 20 58 21 ID ??? 978なら山崎は生きていて、トシにゃんが見舞いに行く! 979 :名無しさん@ピンキー :sage :2007/05/03(木) 21 01 22 ID ??? 979なら沖土フォローもバッチリ入ります 980 :名無しさん@ピンキー :sage :2007/05/03(木) 21 04 42 ID ??? _,.. -‐- .._ , イ .>、 / ., イ .ヘ, \ // / V ∧ , / | V , .ハ { イ ト、 v .∨ i ! ハ, .爪 V | | i `i<,_∨ |/Vハ } | | . 乂 jィ‐tテト | ィ‐tテァハ ∧ i ハ |` ¨ 7Ⅵ `¨ ¨ | ,イテミ ./ . j从 〈 リイ 「) ) , j∧ ` ! リrく 八_, ヘ, ー ─‐ ,xリ,〔__ ミ=<´ ヘ  ̄´ ,.イ> ゙´ }ミ=<´ ハゝz<> ゙´ __\彡´ ,イ了´ ̄ .> ゙´ \ 《ハ ,{{ .> ゙´ 》 ゙´{{/ 978!!978!! 981 :名無しさん@ピンキー :sage :2007/05/03(木) 21 12 10 ID ??? 1000ならトシにゃんの泡風呂シーンが見れる!! 983 :名無しさん@ピンキー :sage :2007/05/03(木) 21 14 15 ID ??? 982なら杉様はマジで土方を監視してる 984 :983 :sage :2007/05/03(木) 21 15 02 ID ??? orz 986 :名無しさん@ピンキー :sage :2007/05/03(木) 21 22 58 ID ??? 987なら本誌で近藤さんがトシにゃんをお姫様抱っこ 987 :名無しさん@ピンキー :sage :2007/05/03(木) 21 24 15 ID ??? 近藤さん、フライングフライング!! 988 :名無しさん@ピンキー :sage :2007/05/03(木) 21 26 43 ID ??? 988ならトシをおんぶして屯所に帰るぞ 989 :名無しさん@ピンキー :sage :2007/05/03(木) 21 27 00 ID ??? 988なら近土抱擁シーンくる 991 :名無しさん@ピンキー :sage :2007/05/03(木) 21 30 29 ID ??? 991なら土方君は俺のもの 手を出した奴、鼻フックの刑だから 993 :名無しさん@ピンキー :sage :2007/05/03(木) 21 36 35 ID ??? 993なら近土ラブラブシーンが見れる 994 :名無しさん@ピンキー :sage :2007/05/03(木) 21 37 16 ID ??? 1000なら本誌で901な銀さん登場、トシにゃん赤面 995 :名無しさん@ピンキー :sage :2007/05/03(木) 21 38 01 ID ??? 994ならマヨラ13様総受け同人誌を執筆するでございまする 996 :994 :sage :2007/05/03(木) 21 38 02 ID ??? 904 901じゃなくて991…orz 997 :名無しさん@ピンキー :sage :2007/05/03(木) 21 38 32 ID ??? みんな落ち着け!www 999 :名無しさん@ピンキー :sage :2007/05/03(木) 21 39 59 ID ??? 1000ならトシにゃん土方君マヨラ13トッシーポニマヨその他もろもろ総受け本が出る 1000 :名無しさん@ピンキー :sage :2007/05/03(木) 21 40 05 ID ??? 1000なら近藤さんがカッコイイところみせる。 20スレ目 981 :名無しさん@ピンキー:2007/05/10(木) 22 33 07 ID ??? 981なら981人の鴨がトシにゃんをにゃんにゃん 982 :名無しさん@ピンキー:2007/05/10(木) 22 34 47 ID ??? 982なら高土がフライデーされる 985 :名無しさん@ピンキー:2007/05/10(木) 22 37 26 ID ??? 985なら万土展開もちょこっとだけあるよ 986 :名無しさん@ピンキー:2007/05/10(木) 22 39 32 ID ??? 986なら高土がワイドショーに。みのもんたに辛口コメントされて杉様イラつく 987 :名無しさん@ピンキー:2007/05/10(木) 22 40 23 ID ??? 987なら近土夫婦もまだまだ見せ場あります 989 :名無しさん@ピンキー:2007/05/10(木) 22 43 55 ID ??? さも1000採り合戦じゃないww 990 :名無しさん@ピンキー:2007/05/10(木) 22 44 50 ID ??? 990なら銀土ツンデレシーンもういっちょ! 991 :名無しさん@ピンキー:2007/05/10(木) 22 45 26 ID ??? 990ならトッシー再び 992 :名無しさん@ピンキー:2007/05/10(木) 22 45 57 ID ??? 991なら杉様ヘタレ脱出 994 :名無しさん@ピンキー:2007/05/10(木) 22 46 43 ID ??? 994ならトッシーがたまにでてくる! 995 :名無しさん@ピンキー:2007/05/10(木) 22 46 44 ID ??? 994ならトシにゃん一日アイドル編 998 :名無しさん@ピンキー:2007/05/10(木) 22 47 37 ID ??? 1000なら新土 999 :名無しさん@ピンキー:2007/05/10(木) 22 47 56 ID ??? 1000なら危ない高土くる 1000 :名無しさん@ピンキー:2007/05/10(木) 22 48 08 ID ??? 1000なら沖土 21スレ目 987 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/05/14(月) 14 28 59 ID ??? 987なら銀土サービスが増えまくる 988 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/05/14(月) 14 31 11 ID ??? 9ちゃんカワユス 988なら山崎がトシにゃんによしよしされる 989 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/05/14(月) 14 32 06 ID ??? 989なら鴨がまた本誌で告白(何度目? 990 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/05/14(月) 14 33 10 ID ??? 990なら土方は俺のもの 991 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/05/14(月) 14 33 11 ID ??? 990なら沖土秘密の邂逅 992 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/05/14(月) 14 33 31 ID ??? 988 .〃"⌒"ヽ 〈从,,从ノ 、` (´∀`*b/ < 山崎ヨシヨシ ヨシヨシ.⊂( ∪ ) \________ c( ∪´∀`) (_(_)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ワンワン 993 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/05/14(月) 14 33 54 ID ??? ちょっ990誰だよw 一秒差て 994 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/05/14(月) 14 34 34 ID ??? 994なら山土後日談 995 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/05/14(月) 14 34 38 ID ??? 994ならトシにゃんは貰ったッス! 996 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/05/14(月) 14 34 54 ID ??? <●> \\\ 995なら高土…!!! 997 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/05/14(月) 14 35 24 ID ??? 981なら更に次沖土がくる! 998 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/05/14(月) 14 35 42 ID ??? (・д\W*) 997なら高土! ┳⊂ ) [[[[|凵ノ⊃ ◎U□◎ 999 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/05/14(月) 14 36 05 ID ??? 山土来い 1000 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/05/14(月) 14 36 10 ID ??? 1000なら高土
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503 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2006/01/04(水) 03 37 52 ID ??? 「よし!!チチ、年も明けたし、エッチすっか!!」 「やんだ~なに言ってるだよ悟空さぁ~ ひゃぁッ!!(もう悟空さのアソコがあんなに・・・)」 504 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2006/01/04(水) 03 49 23 ID ??? 「トランクス君、聞いてよ。きのうお父さんとお母さんが変な声だしてたんだ」 「はぁ?なんだ悟天、そんなことも知らないのかよ。それはなぁ・・・」 「トランクス!!なに遊んでるんだ!さっさと修行せんか」 「は、はぁい!!(ちぇ、パパったら照れちゃってるよ)」 「ねぇねぇ、トランクス君は、きのう僕のお父さんとお母さんが何してたか、知ってるの?」 「あぁ~、知ってらぁ! なんなら、おまえの父さんに、きのう何してたか聞いてみろよ (ニシシ・・・悟天の親父さんは、どんな言い訳すんのかな~ パパみたいに照れちゃうのかな) 「うん、わかった。今日帰ったら聞いてみるね。 あしたまた教えるね~」 508 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2006/01/05(木) 17 23 44 ID ??? 「ねぇお父さん?きのうの夜、お母さんと何してたの?変な声聞こえたよ?」 514 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2006/01/06(金) 20 56 55 ID ??? 508の続き 「夕べか?ああ、”姫始め”ってやつだ」 「ヒメハジメ?なあにそれ?」 515 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2006/01/06(金) 22 04 07 ID ??? 「姫始めってのはな、う~んと・・・。今年も父ちゃんと母ちゃんが仲良くできるように夫婦でやる儀式みたいなもんだ。」 「へえ~。僕知らなかったよ・・・。てっきり、お父さんがお母さんをいじめてるのかと思っちゃった!」 「いっ?」 純真な子供に本当のことを話すわけにはいかないと、オブラートに包んで話したつもりが 息子はしっかり感づいているらしい。 「悟天、どうしてそんなこと思ったんだ?」 「えっ?だって、僕がトイレに行こうと思って起きたときにお父さん達の部屋から変な声が聞こえたんだもん。」 悟天は得意そうに話す。昨日の声は全部この好奇心旺盛な息子に筒抜けだったのだ。 「ん~とね、『ああっ!悟空さ、そこはダメだっ!ああんっw』とか『ああんっ・・・もうおらの体が持たないだよ~! やあんっ!』 とかお母さんが叫んでいるの聞いちゃったの。僕、てっきり二人でプロレスごっこしてるのかと思ったんだ・・・。」 「はははっ・・・。儀式は結構きつい体制でやるからなあ。母ちゃんがまいちゃったのも無理ねえなあ。」 なんとか誤魔化せたのでほっとする悟空。しかし、息子は新たな質問をぶつけてくる。 「ねえねえ、お父さん。姫始めってトランクス君ちのお父さんとお母さんもやってるの?」 答えを聞かないうちに、悟空の姿は目の前から消えていた。 これ以上口を利いていたらうっかり漏らしてしまいそうだと思った父は即座に逃げ出していた。 「あれ?おとうさ~ん!何処行ったの~? 僕、まだ全部説明してもらってないよお!」 しかたなく、悟天はチチに聞いてみようと台所へ向かったのであった・・・。 517 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2006/01/07(土) 16 07 50 ID ??? チチは台所で食事の支度をしていた。 「ねえ、お母さん。トランクス君ちのお父さんとお母さんも『姫始め』ってやるの?」 「たーっ!!・・・な、な、なんてこと言うだよ、悟天ちゃん?!おっかあ、ビックリして、包丁で 指さ切っちまったでねえか!!だいたい、姫・・いんや、そっだら言葉、どこで覚えただ?!」 「お父さん。」 「悟空さっ!子供になんてこと教えるだよ!帰ってきらたメシ抜きだ!」 「ねえ、それで姫始めってトランクス君ちのお父さんとお母さんも・・・・」 「そっただこと、ぜえーったい、人に聞くでねえ!!」 「ひいっ!」 悟天はたじろいた。悟天にとってチチは天使のように優しいお母さんなのだ。その天使が今、 般若のような顔で睨んでいる。 「わかっただな?!悟天ちゃん?!」 「は、はいっ・・・」 震え上がる悟天を尻目にチチはキッと唇を噛み締める。 (悟空さ・・・帰ってきたら、タダでおかねえ!) 520 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2006/01/07(土) 17 51 25 ID ??? (あ~あ。お母さんも教えてくれないや・・・。そうだ!兄ちゃんなら何か知ってるかも。) 毎日勉強机に向かって本を読んでいる兄なら、きっと知っているに違いない。 悟天はいそいで二階に戻ると、ちょうど宿題をしている悟飯に飛びついた。 「にいちゃ~ん!」 「うわっ!悟天?どうしたんだい、いきなり飛びついてきて・・・。」 後ろから弟に飛びつかれ、悟飯は驚く。悟天は期待に満ちた顔で、兄に尋ねたのだった。 「ねえ、兄ちゃん。『姫始め』ってなあに?お父さんとお母さんに聞いたんだけど ちっとも教えてくれないんだ・・・。兄ちゃんなら知ってるよね?」 「ええっ?ひ、姫始め・・・。」 まさか、弟の口からこんな言葉が飛び出すなどと思っていない兄は赤面した。 きっと、弟に聞かれて父が正直に答えてしまったに違いない。 「ごごご、悟天・・・。どっからそんな言葉を覚えたんだ・・・。」 「えっ?昨日お父さん達がしてたことが『姫始め』なんでしょ?僕、変な声来ちゃったんだもん。」 無邪気な顔で悟天が答える。悟飯の顔がさらに真っ赤になった。 「へ、変な声ってどんなの?」 「う~んとね・・・。何だか、お母さんが苦しそうに『ああんっw』とか『はぁはぁ・・・あはぁ!』とか 叫んでたよ。変だよねえ、お母さんばっかり苦しい儀式なのかなあ・・・。」 (やばい・・・お父さん達の声が悟天に筒抜けだったなんて・・・。 まだ性教育も習ってない歳だっていうのに・・・ああ、僕はどうすればいいんだ・・・。) 「ねえ、兄ちゃん教えてよ~。『姫始め』ってどんなことするのお?」 「ええっと・・・その・・・。」 弟の質問の答えに茹でタコ以上に真っ赤になって窮する兄であった。 522 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2006/01/08(日) 20 22 52 ID ??? 悟天は両親からも兄からも回答を得られないまま夜を迎えた。 その夜― チチも子供達も寝静まってから悟空はひょっこりと帰ってきた。 「修行に夢中になってたら夜になっちまったぞ。」 きれいに片付けられた台所を抜け、夫婦の寝室に向かった。熟睡しているチチの肩を悟空は揺さぶった。 「チチ、なあ、チチ。起きてくれよ、チチ。」 「う・・・?ご、悟空さ?・・・もう、こっだら遅くまでどこさ行ってただ?!」 「わりかったよ。あのさあ、オラ、腹、減ったぞ。なんか喰わしてくれよ。」 「悟空さに食わせるメシなんかねえだ!だいたい、悟天ちゃんに変なことさ教えて!」 「何のことだあ?」 「姫・・・とにかく、子供の教育上よくねえだ!」 「ああ、『姫はじめ』のことか。あれは、おめえがオラに教えてくれたんじゃねえか。」 「言っていい事と悪い事があるだ!悟空さはメシ抜きだ!!」 「わりかったって。だから、謝ってんじゃねえか、チチィ」 チチは悟空に背を向けて布団を被った。 「まいったなあ・・・どうすりゃ、許してくれるんだ?なあ、勘弁してくれよ・・」 悟空はチチの布団の中にするっと身を潜らせた。 「あ!こら!悟空さ!何やってるだよ!!キャッ!変なところ、さわらねえでけれ!!」 「なあ、チチ。年が明けて最初にヤルことを『姫はじめ』って言うなら、2度目にヤルことは何て言うんだ?」 523 名前:ごてん 投稿日:2006/01/08(日) 22 31 46 ID ??? あれ?なんだか下の部屋がうるさいなあ・・・ 524 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2006/01/09(月) 10 52 22 ID ??? 「もしかしてヒメハジメかも!よし、見に行こ♪」 「わ、ちょっと!悟天いいから寝てろ!」 「いいからいいから★兄ちゃんも行こうよー」 「お母さんにまた怒られちゃうぞ。嫌だろ?」 「バレなきゃ大丈夫だよ!」 悟天はこっそり気を消して両親の部屋に向かった 525 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2006/01/09(月) 11 20 17 ID ??? 両親の部屋はもう明かりを消してあるので、よく見えない。 悟天は寝台の横に、こっそり隠れて様子を見ることにした・・・・。 「ご、悟空さ・・・。そったら所、さわらねえでけろ!ああんっ!」 「いいじゃねえか~。はぁ~ チチのオッパイはいつ揉んでも気持ちいいなあ・・・。」 寝台の上では、両親がなにやらじゃれ合っているらしい。悟天は息を殺して、聞き耳を立てた。 (お父さんったら、赤ちゃんでもないのになんでお母さんのおっぱいを触ってるんだろ?) まだ性教育も受けていない悟天にとって両親の行動は不思議なものでしかなかった。 「そ、そんなに強く揉まれたらおら変な気分になっちまうだよ・・・。ああっ!」 「おおっ、もうこんなに先っちょが固くなってるぞ! 今度は吸っちまおうかなあ・・・。」 悟空はニヤニヤしながらチチの寝巻きを外し、乳首の先端を口に含んだ。 ちゅぱっ ちゅぱっ 「あっw 悟空さぁ・・・やあんっ!」 敏感な部分を吸われたチチの艶かしい声が寝室に響く。たぶん、悟飯の部屋にも筒抜けであろう。 (うわ~。お父さん、今度はお母さんのおっぱいを飲んでるの?『姫はじめ』ってお父さんが赤ちゃんになるギシキなのかなあ?) 純真な子供にはとうてい理解できない大人の夜の営みであった。 527 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2006/01/09(月) 14 43 45 ID ??? やがて悟空はズボンの帯紐をほどき、下着ごとズボンを下げるとチチに馬乗りになった。 ― え?お父さん、何してるの? 体格のいい父が華奢な母を下に組み敷いている。悟空はチチの両膝を掴んで左右に広げると、その間に身体を沈めた。 「う!はぁ・・」 悟空の猛りきったモノがチチの中に没したとき、チチは苦しそうに呻いた。 (お父さん、そんなことしたら、お母さん痛いよ・・・) 「ハア、ああっ、悟空さ。やん・・きついだよ・・も、もう、堪忍してけれ・・」 「はあ、はあ、まだイクなよ。チチ」 (ひどいよ、お父さん。お母さん、嫌がっているのに・・・) 寝台の陰で悟天は拳を握り締めた。 物心ついたときから、悟飯に「僕と悟天がお母さんを守るんだ。」と言われてきた。 悟空があの世に戻る間際も「母ちゃんを頼んだぞ」と託された。 今、目の前でその母が父に虐められている。 (僕がお母さんを守らなきゃ!) 悟天の押さえていた気が次第に膨らんできた。 増大する悟天の気にも気付かず、悟空とチチはお楽しみの真っ盛りである。 「や、やんだ・・・ああん、もう、おら・・・だ、駄目、そっただこと、んん!!」 「チチ、ほら、足、もっと広げろよ。」 悟空が下腹部をチチに激しく打ち付ける。身体と身体のぶつかる鈍い音、泥をかき回すような音が悟天の耳に届く。 「ああ、あああっ!だめ、悟空さ、だめえ・・・ああ、おら、もう死んじゃう・・・」 チチが泣き叫んだ、そのとき― 金色の髪を逆立て、翡翠色の瞳を吊り上げた悟天が寝台の横から飛び出した。 悟天の顔は涙と鼻水でぐしょぐしょだ。 「おわっ!!ご、悟天!お、おめえ、こんなとこでなにしてんだ?!」 悟空も驚きのあまり腰の動きが止まる。 「お母さんをいじめるなー!!」 悟天は悟空に突進した。 528 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2006/01/09(月) 15 31 43 ID ??? ズカァン! 子供と言えども、超化した悟天のパワーは凄まじいものだった。 悟空は腹を抑え、苦しそうにうめく。 「ふぐっ・・・悟天、どうしたんだいきなり?」 「お父さんたらヒドイよ!お母さんが嫌がってるのに、上に乗っていじめてるんだもん! もうしないって約束して!」 どうやら自分の行為がチチをいじめているものと勘違いしたらしい。 悟空に説明させては何を言うかわからない。あわてて、チチがフォローする。 「ち、違うだよ悟天ちゃん・・・。おらはちっとも苦しくねえし、悟空さがおらをいじめているわけじゃねえだ。」 「ええ~っ?でも、お母さん『死んじゃう・・・。』とか『苦しい・・・。』って言ってたのに?」 苦しいのにいじめではないのだろうか。父と母が行っている行為がますます分からなくなった。 「ちょっと痛いときもあるけど、大丈夫だ。これはな、おっとうとおっかあが仲がいいからこそやることなんだべ。」 「・・・・そうなんだ、ごめんなさいお父さん。僕、勘違いしちゃったみたい・・・。」 悟天がぺこっと頭を下げる。すでに超化は解け、もとの黒髪に戻っていた。 「ははっ。いいって!悟天、もう夜に父ちゃん達の部屋に入っちゃだめだぞ。」 「うん!じゃあ、僕もう寝るね・・・。おやすみなさ~い。」 悟天は自分の部屋に戻っていった・・・。後には怒り顔のチチと冷や汗をかいた悟空が残された。 「もう!あやうく悟天ちゃんに見られる所だっただ!悟空さが余計なことを教えるからだべ。」 「そんなに怒るなよ~。もうやってる最中に邪魔が入んなくてすむんだからさあ・・・。」 と、悟空はまだ行為が最後まで終わっていないことに気づく。 「悟天も寝たことだし、早く続きやろうぜ~。」 「ちょっと、悟空さ!やだっ、駄目だよっ・・・。ああんっw」 再び、悟空はチチの中に己を打ち込んだ。夫婦の夜はまだ終わりそうになかった・・・。 END? 529 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2006/01/09(月) 15 39 41 ID ??? おまけ 「にいちゃ~ん。僕、姫始めが何か分かったよ!」 (ええっ?まさか、お父さん達の部屋で行為を見ちゃったんじゃ・・・。ど、どうしよう・・・。) 「ご、悟天。何がわかったんだい?」 「う~んとね・・・。『姫はじめ』ってお父さんとお母さんが仲がいいからするんでしょ? 僕、お母さんにそう聞いたんだよ。たぶん、トランクス君ちもマーロンちゃんちも一緒だね。」 無邪気な弟の答えに、過激な発言を予想していた兄はぽかーんとなる。 「はははっは・・・。そうだね、悟天・・・。」 「僕、ギモンが解決したからもう寝るね!おやすみ、兄ちゃん・・・ふあわぁ。」 隣で寝息を立てる弟を見て、明日トランクスに余計なことを言わないように 釘をさしておかなければと思う悟飯であった・・・。 530 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2006/01/09(月) 21 55 13 ID ??? 悟飯「もう・・・おかげで昨日の夜は僕のも大変な事になったんですよ?お父さん達も 気が利かない人だなあ~~」 おしまい